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      2022/03/26

【プロが教える】床材にこだわっておしゃれなトイレを実現する方法!素材もデザインもこだわりたい

佐伯美知枝
著者:佐伯美知枝 (二級建築士/インテリアコーディネーター)

宿泊施設専門のコンサルティング会社にて、旅館やホテルのオープン・リニューアル案件を担当。その後インテリアショップ「カギロイ」勤務を経てフリーのコーディネーターに転身。小型犬+家族3人暮らし、自宅は古材家具に囲まれた和モダン風です。心身共にリラックスできる居心地良いお部屋づくりをモットーに、様々なインテリアをご提案できるよう心掛けています。

住まいのなかでも、使用頻度が特に高い場所といえるトイレ。掃除をしてもなかなか汚れが取れなくなってきたり、トイレの雰囲気を一新したくなったりしたら、思い切って印象を変えてみませんか?

以前、トイレの壁紙についてご紹介しましたが、今回注目するのはトイレの「床材」。トイレ用床材の種類や選び方のポイント、おしゃれなコーディネート実例などを詳しくご紹介します。

今まで住まいの床の張り替えをやってみたいと思いつつ、大掛かりなイメージがあるため、なかなか挑戦できなかった方。まずは比較的コンパクトなスペースである、トイレから試してみるのはいかがでしょうか?

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来客が憧れる!床材にこだわっておしゃれなトイレを実現する方法

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トイレの床材として多く使用されている「クッションフロア」や「複合フローリング」などの張り替え目安は、大体約10~15年程度といわれています。しかし、大きな汚れや劣化が目立ってきた場合は、床の下地に影響が出てしまう前に張り替えを検討するのがおすすめ。

まずは、トイレの床材としてよく使われる代表的な素材を見ていきましょう。

床材の素材にこだわろう

【木製フローリング】

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「木製フローリング」は、木ならではの温かみを感じられるのがメリット。隣り合う部屋や廊下などと揃えて同じ樹種のフローリングを張ることができるので、空間全体に統一感が生まれます。

とはいえ、一般的なフローリングは基本的に水に弱く、アンモニアや強力なトイレ用洗剤が付着すると腐食や変色の恐れが。

そのため、トイレの床に木製フローリングを敷く場合は、浸透系の塗料やワックスで保護するなど、樹脂コーティング加工した仕様から選ぶのが安心です。

なお、車椅子での利用を想定する場合は、キャスターによる床の凹みを軽減する合板フローリングを選ぶなど、耐久性にも配慮しましょう。

【セラミックタイル・磁器タイル】

https://jp.toto.com/products/tile/hydrocera/floor_j/index.htm

昔から日本のトイレ用床材として、根強い人気を持つタイル。高品質、高寿命な点も魅力ののひとつといえます。

タイルは吸水率や成形方法などによって、陶器製やせっ器製などに分かれますが、近年注目を浴びているのが、高機能タイルと呼ばれる「セラミックタイル」や「磁器タイル」。汚れが付きにくく、美しさが長持ちするのが特徴です。

なかには、トイレの気になる匂いの原因である尿素や、菌によって発生するアンモニア濃度を、光触媒を利用した素材によって減少、抗菌効果を発揮するタイプも。他に、調湿機能や消臭機能に優れた商品も充実しています。

【クッションフロアシート(CFシート)】

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豊富な色柄から選べる「クッションフロアシート」は、現在、トイレ用床材として最も選ばれている素材。希望するインテリアスタイルに合わせて、自由にコーディネートすることができます。

塩化ビニル製のため、水気に強いのはもちろん、防カビ、抗菌、高遮音性など機能性に優れる商品が多く揃うのも魅力。

元の床材がクッションフロアなら、床材の状況にもよりますが、そのまま上から新しいクッションフロアシートを貼ることも可能です(床材の厚みによって扉が閉まらないときなどは、元のフロアシートを剥がして張り替える場合があります)。

床材の色にこだわろう

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トイレの床は「濃色で主張強め」か「ソフトで周囲に馴染みやすい」色にするかで、印象が大きく変わります。写真のように、木や土などの自然物を感じさせるダークブラウン色は、落ち着いた雰囲気になるほか、黄ばみなどの汚れが目立ちにくいという利点も。

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同じ濃色系でも黒色の床材は、高級感や大人っぽい印象を与えます。黒やグレーなどの無彩色は、アースカラーである濃茶色とはやや異なり、硬さや重さを感じやすい色あい。

床面を全て黒色の無地にすると圧迫感や狭さを感じやすくなるので、アクセントとなる目地が入った柄など、デザインが楽しめるタイプを選ぶのがおすすめ。

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対して、明るい色調の床材は、ナチュラルで軽やかな印象に仕上がります。写真はベージュ系色のセラミックタイルですが、木目調デザインを選べば硬質感を和らげつつ、木の温かみを味わえる空間に。

なお、セラミックタイルは特性上、全てが均一な同色ではなく色の差が出る場合があります。ネットやパンフレットだけで決めてしまわず、お近くのショールームなどで実物を確認するのがおすすめ。

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こちらは、色のなかで最も明るい白の床材を敷いた例。清潔かつスタイリッシュな印象を受けます。

白色は光を反射する特性があるので、明るく開放感あるトイレに仕上げたい場合はぜひ検討を。逆に、真っ白な色だと汚れが目立たないか心配…という方は、御影石や大理石調など、白色が混じった石目柄などを選ぶのもよいでしょう。

壁紙との組み合わせも要チェック

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壁紙との組み合わせも十分に考慮したいもの。床材に合わせて壁紙も白色にすると、クリーンな印象が強まるだけでなく、統一感が生まれやすくなります。

この場合、すべて無地系で揃えすぎてしまうと平坦な印象になりやすいので、素材や質感、柄などに少し変化を加えるのがポイント。

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また、床材に合わせて、壁面に腰壁を設置するのもおすすめ。写真は、床材と腰壁をダークブラウンでまとめ、レトロ&アンティーク調に演出した例です。腰壁は、壁の汚れや傷を防止できるほか、防臭・防水機能を備える商品も充実しています。

一点だけ、腰壁は壁紙よりも厚みが出ることが多く、段差部分にホコリがたまりやすくなる場合があるので、こまめな掃除が必要になる点も考慮しておきましょう。

便器の色との組み合わせも要チェック

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白の便器×白色の床は、シンプルで清潔的な印象に。特に釉薬が塗られた床材は、便器と同様に綺麗な光沢感があるので、清涼感を楽しむことができます。

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一方、黒色系の便器は、重厚感やモダンな印象が強まる傾向。そのため、床材はあえて明るい色調や木目調などのデザインを選ぶのもよいでしょう。暗さや冷たさを軽減し、適度な温かみが生まれやすくなります。

床材の貼り方にこだわろう

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床の張り替えをする際は、従来の床の上に新しい床材を貼る「重ね貼り」と、古い床材を剥がしてから新しい床材を貼る「張り替え」の2つの方法があります。トイレの場合は、主に後者の「張り替え」が多く採用されるのが一般的。

しかしながら、床材の状況などによっては「重ね貼り」ができることも。その場合は、ドアがスムーズに開閉できるかのチェックを忘れずに。また、張り替えの際には隙間ができないようにしっかり施工することが大切です。

特に木造住宅の場合は土台に木造を使用しているため、床材を貼ったスペースに隙間があると床から湿気が侵食し、土台となる部分の強度が落ちる場合が。DIYが比較的難しいとされるタイルを施工する場合は、専門会社に依頼するのが安心です。

後悔したくない!気になる情報を事前に検討しておきましょう

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さきほどご紹介した「木製フローリング」「セラミックタイル・磁器タイル」「クッションフロアシート」をさらに深掘り。掃除のしやすさやコスト面などを項目別にみていきましょう。

掃除をしやすい床材 or 掃除をしにくい床材

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トイレの床は汚れやすく、洗剤やアンモニアが飛び散りやすい場所。きれいな状態をキープするためには、掃除のしやすさも考えておくことが大切です。

耐水性に優れ、重曹や中性洗剤などを使って汚れを拭き取りやすいのが「クッションフロア」。他の床材と比べると、経年劣化が少々早いというデメリットはありますが、定期的に張り替えを想定しているなら、費用も安く、清潔な状態が保てるので衛生上もおすすめ。

一方「セラミックタイル」の床材は、日ごろのお手入れは濡れたモップなどでさっと拭き取る程度で十分。陶器製のため、家庭用洗剤にも強いのが特徴です。目地まわりの掃除を少しでも楽にしたい方は、目地が少ない大型セラミックタイルを選ぶとメンテナンスも楽に。

「フローリング材」は「トイレ床用」「耐アンモニア」などと表記されているものを選びましょう。フローリングを敷く際に水が染み込まないよう、接合部にシリコンを注入するなどの施工時の工夫が必要になることがあるので、施工時は専門会社に依頼するのがおすすめ。

いずれも、主に黒ずみを落とすのなら重曹やセスキ炭酸ソーダ、水垢や尿石汚れに対しては、クエン酸などが効果的。また、フローリングワイパーや除菌シート、マイクロファイバー製のお掃除クロスなども常備しておくと安心です。

床材を張り替える場合、施工費用は?

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トイレ床の張り替えにかかる費用の相場は、床面積が0.75坪までは一律の料金としている会社が多い傾向にあります。しかしながら、洗面所と繋がった一体型トイレや、バリアフリー仕様のトイレは更に広くなるため、料金がアップすることを考慮しておきましょう。

【木製フローリング】
メーカーやフローリングの種類によって変わりますが、1㎡あたり3,000~10,000円程度が目安。トータルで40,000~60,000円程度はみておくのが安心(古いフローリングの解体・処分費は別途)。

【セラミックタイル・磁器タイル】
商品そのものの値段が高価になるケースが多く、張り替えの時間や手間もかかるためにやや高め。タイル自体は1㎡あたり10,000円前後が目安ですが、古い床材の解体・撤去費用のほかに下地づくりや養生費などを含めて、100,000円前後はかかるとみてよいでしょう。

【クッションフロアシート(CFシート)】
できるだけ初期コストを抑えたい方に特におすすめ。依頼する会社や施工する場所の状況にもよりますが、1㎡あたり2,800~3,000円程度が目安。トータルで30,000~60,000円程度が一般的な相場です。

全ての床材に共通することですが、古い床材の状態によって、施工費や廃材処分費がアップする場合があります。専門会社に依頼する場合は、見積内容をしっかりチェックしましょう。

また、ウォシュレットタイプの便器を使用されている方は、電化製品の寿命(約10年程度)に合わせて床材を一緒に張り替えると、全体的なコストを抑えられることがあります。

こんなケースに気を付けて!失敗しがちなパターン紹介

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濃い色の床材をトイレに敷く際は、周囲の内装色とのカラーバランスに注意が必要です。写真は、トイレの床や壁面、天井などを黒一色にまとめた例。白色の便器や手洗い器のカラーが際立っていますね。

しかしながら、トイレの内装全てを黒色で揃えてしまうと、黒色が持つ特性により光を吸収しやすく、例え窓などの開口部があってもトイレ全体が暗く見えてしまう場合が。さらに、圧迫感や狭小感を感じやすくなるというデメリットもあります。

床材を黒色にする場合は、やや面積を抑えめにして”やりすぎない”のがコツです。

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スタイル別おしゃれなトイレの床コーディネート実例12選を解説!

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ここからはインテリアスタイル別に、おしゃれなコーディネート実例をご紹介します。床材と周囲の内装材との組み合わせ、照明やディスプレイアイテムなどにも、ぜひ注目してみてくださいね。

トイレの床×モダンスタイル3選

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トイレをモダンな雰囲気にコーディネートする際は、白や黒といったモノトーンカラーのほか、鮮やかなビビッドカラー(純色)、ゴールドやシルバーなどのメタリックカラーを取り入れてみたいもの。

プレーンな無地柄に限らず、幾何学柄や抽象柄などのデザインを取り入れるのもおすすめ。

ラグジュアリーなモダンスタイルにはスレート調の床材を

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濃淡色が交じり合うスレート(粘板岩)調の床材を敷いたトイレです。クッションフロアシートのなかにも、天然石のような風合いを再現した商品は多くラインナップ。なかでも、ブラックスレート調床材は、落ち着きや高級感を加味してくれます。

自然石を散りばめたようなテラゾー仕上げの床材

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大理石や石灰石等を砕いて砕石状にし、それを白系セメントに混ぜて研磨して仕上げる人造大理石の建材「テラゾー」を床と壁面に配したトイレです。

近年は骨材にカラーガラスやタイルを使用するものもあり、グリーンやブラック、イエローなどのカラフルな商品も登場。空間のテーマカラーに合わせて選ぶことができます。

モノトーンボーダーで床・壁・天井を揃えたアーティスティックな空間

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床、壁面、天井を黒×白のボーダー柄でコーディネートした空間。モノトーンカラーを基調としていますが、厚い無垢板の手洗い台やレンガ壁など、さまざまな素材を混在させた面白味のあるコーディネートといえるでしょう。

トイレの床×北欧・ナチュラルスタイル3選

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北欧調やナチュラルスタイルは、緑や茶系色などのアースカラーや、穏やかで優しい雰囲気の色合いなどがしっくり似合います。

植物や動物などの自然物をモチーフにしたデザインや、幾何学模様のパターンを取り入れるのも素敵。

幾何学模様のタイル床が空間のフォーカルポイントに

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トイレの扉を開けると、真っ先に視界に入るのがグレージュの幾何学柄タイル。壁紙と腰壁は水色&白の淡いカラーリングなので、床面のデザインを程よく引き立てます。手洗い台の天板も、壁紙と同じソフトな色合いで統一して優しい雰囲気に。

ミックスカラーの陶器タイルが素朴な温かみを引き出す

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ミックスカラーの陶器製床材が、温かみや素朴さを醸し出すトイレ。モカブラウンやグリーンのタイルは、ガラス質の釉薬を塗って焼きしめたものです。

両脇の壁は、塗り壁風のテクスチャーをセレクト。どことなくヨーロッパの街並みを思わせるような、アンティークなテイストを醸し出しています。

床と壁、建具のカラーを揃えて大人ナチュラル感を演出

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ホワイトカラーを基調に、淡い色あいのミニタイルを等間隔で敷き詰めたトイレです。床材のデザインを際立たせるよう、扉や壁紙、天井はグレイッシュなカラーを選んでシックに。タイル、壁紙、建具のカラートーンを揃えた、品の良さを感じるコーディネートです。

トイレの床×西海岸・インダストリアルスタイル3選

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アメリカ・カリフォルニア州にあるビーチ沿いの雰囲気を再現した西海岸インテリアは、マリン&ラフなテイストを打ち出すのがコツ。白やブルーをベースに風合いある自然素材を取り入れて、リゾート感を演出しましょう。

対してインダストリアルスタイルは、木や金属、コンクリートレンガなど、無機質でありながらも存在感のある素材を組み合わせたインテリア。黒やグレー、ブラウンなどの落ち着いたカラーが配色の基本です。

テラコッタ調タイル×ピーコックブルーの壁紙で西海岸風スタイルを実現

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釉薬を塗っていない素焼き製のものをテラコッタと呼びますが、吸水性が高く汚れがしみこみやすいので、トイレの床材としては不向き。同じ風合いでも、表面に釉薬がかったテラコッタ調タイルがおすすめです。

テラコッタ調タイルは、写真のようにテラコッタならではの色のバラつきをリアルに表現できるほか、ノンスリップ性を高めた商品も充実。深みあるピーコックブルーの壁紙との相性も抜群で、西海岸スタイルならではの爽快感を見事に演出しています。

床材や壁のベースカラーをグレーで統一。目地の色に変化を

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すっきりとした目地の大判スクエアタイルを敷いた床と、コンクリートブロックタイルの腰壁の対比がユニーク。

それぞれの目地の色を変えるだけでなく、空間の下半分はグレー、上部はチャコールグレーと、無彩色で展開したクール&武骨感満載のコーディネートです。

足場板古材を使ったペーパーホルダーや棚と床色を揃える

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足場板古材を使用したペーパーホルダーや棚と揃えて、濃茶色の床材を貼ったトイレです。

壁紙はスレート調とウッド調の2種類の輸入クロスで貼り分けたほか、天井はグレーの塗料でペイントしてヴィンテージなテイストに。ブロンズの水栓も渋さを醸し出しています。

独自のスタイルを突き進むトイレの床3選

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最後に、独特の感性とデザインセンスが光る実例をご紹介します。独立した空間であるトイレは、周囲のお部屋との繋がり感をそれほど重視しなくても大丈夫。コンパクトなスペースだからこそできるコーディネートを、存分に楽しみましょう。

多国籍&オリエンタルスタイル調のイスラミック、スペインタイル

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中東・イスラミックのタイルやスペインタイルは、床の一部に敷くだけでもかなりのインパクトが出ます。特に、多国籍風&オリエンタルなインテリアにぴったり。壁や天井色は極力シンプルにまとめると、美しいモザイク模様がより映えますね。

イルカが泳ぐ海を再現した水中描写の3D壁紙

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立体的な柄が特徴の「3Dクロス」を配したバスルームです。海を縦横無尽に泳ぎ回る魚たちの群れや、足元のすぐそばに顔を出すイルカの表情がユニーク。壁紙や便器、浴槽、手洗い場に至るまで青系色で統一した、海好きにはたまらない空間です。

地底まで落ちていきそうなストリートアート系フローリング

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扉を開けた途端、思わず立ちすくんでしまいそうなトイレです。こちらはエポキシ樹脂のフローリングに3Dアートを描写したもので、そのリアルさは圧巻の一言。訪れたゲストの驚きが目に浮かぶような、アイディア満載のユニークな施工例です。

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まとめ

今回は、トイレ床材の種類や選び方のポイント、コーディネート実例などをご紹介しました。

トイレは家族だけに限らず、お客様が利用する機会も多い場所。水やアンモニア、薬品への耐性も考慮し、掃除やメンテナンスがしやすく、清潔な状態をキープできる素材を選びましょう。

窓枠や巾木、扉や手洗い器などのカラーと床の色を合わせると統一感が生まれるので、よりおしゃれな印象に仕上がります。個性的なデザインの床材も試しやすい場所ですから、ぜひ自由な感性で床材を選んでみてくださいね。

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