2023/08/11
【プロが教える】憧れのランドリールームを実現する方法!室内干しを希望される方には必須
効率的な家事をするために、ランドリールームを設けた住宅を検討される方が増えています。
ランドリールームとは、洗濯室のこと。
洗濯に特化したお部屋は、洗濯に関連する一連の動作にできるだけ無駄がないように設計されます。
今回は、室内干しを希望される方には特に必須とも言えるランドリールームを徹底解説します。
ランドリールームがあるとどう便利なのか、メリットやデメリットも含めて、ステキな実例もたっぷりご用意しました。
是非この記事を参考にランドリールームをご検討ください。
プロが教える!おしゃれなランドリールームを実現するポイント
そもそもランドリールームとは?
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ランドリールーム(洗濯室)とは、洗濯関連の家事をする部屋のことです。
ランドリールームでおこなわれることは、
・洗濯物の予備洗いをする
・洗濯する(乾燥する)
・洗濯物を物干しやハンガーに吊るす
・洗濯物を干す
・アイロンをかける
・洗濯物をたたむ
・洗濯物をしまう
などが考えられます。
これら全てをランドリールームでしない人ももちろんいます。
ランドリールームでしたいことを、まずは整理することが大切です。
その上で、必要なスペースと収納を確保します。
正しい広さと収納量が確保されていれば、すっきりとしたランドリールームを作ることができ、結果おしゃれにまとめることが可能になります。
好みのインテリアスタイルの気分が上がるランドリールームをつくり、できるだけ家事が楽しくできるようにしたいですね。
サンルームとの違いは?
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サンルームは、太陽の日差しがたくさん入るガラス張りのスペースを指します。
サンルームを物干しスペースにすることもあり、洗濯機なども置けばランドリールームにすることも可能です。
ただし、サンルームは椅子などを置いてリラックススペースにすることもあり、ランドリースペース以外の使用ができるスペースなので、場合によっては洗濯だけのお部屋にすると勿体無いですね。
また、実際にはサンルームに洗濯物を干しても、洗濯機は洗面所などに設置することも多いでしょう。
一方、ランドリールームはサンルームのように窓に囲まれた空間とは限りません。
空気がこもったり、カビが発生したりしないように、換気のために窓は必要ですが、サンルームほど窓に囲まれた部屋でなくても良いのです。
そのため、設置場所も洗面横やキッチン横に設置することが多くなります。
それにより、家事動線が短くなりいわゆる「家事楽」に。
直射日光に弱い衣服も多いので、室内干しをするならサンルームよりランドリールームの方がおすすめです。
改めてランドリールームのメリット / デメリットを整理します
ランドリールームのメリット
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ランドリールームのメリットは、洗濯に関する家事を効率的に行えるということでしょう。
洗濯機から洗濯物を出し、干す場所に持っていく必要がなかったり、乾いた洗濯物をすぐに片付けられるなど、動線を最小限に抑えることができます。
また、洗濯を室内に干す場合は、屋外に干す洗濯物のように視線を気にする必要がありません。
さらに、室内干しにすることで、PM2.5や花粉などのアレルギー発症を抑えることにも役立ちます。
ランドリールームがきちんと機能していれば、取り込んだ洗濯物をとりあえずソファに置いたりということもなくなりますので、くつろぎスペースが散らかることも避けられます。
ランドリールームのデメリット
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ランドリールームのデメリットは、ある程度の広さが必要になるため、他の場所の面積が狭くなってしまうということでしょう。
特に室内干しをする場合は、干すスペースと動線、洗濯機、収納などのスペースが必要になります。
部屋が一つ増えることと、エアコンや換気扇の設備も単独で必要になり、建築設備費もアップします。
それでも、必要な部屋かどうかを確認しておけば後悔せずに済みますね。
ランドリールームをおしゃれに実現するポイント①:収納量はしっかりと
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洗濯物や洗濯小物、洗剤などが散らかったランドリールームでは、おしゃれさからは遠くなってしまいます。
そのため、必要な収納を用意することはとても大切です。
ハンガーや洗剤、洗濯バサミ、アイロンなどの道具のほか、ランドリールームに洋服も収納するならそれらの収納場所も必要になります。
ランドリールームでの動作を確認して、必要なものを必要な場所にしまい、いつも片付いた状態にできるようにしましょう。
ランドリールームをおしゃれに実現するポイント②:カゴや洗剤ボトルなどの統一感を
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統一感のないカゴや洗剤ボトルなどが雑多に置かれていると、それだけで片付いていない印象になってしまいます。
カラーやデザインなどを揃えて収納するのがおすすめです。
もしも、バラバラな印象のものをしまうのなら、中身が見えないボックスに入れるようにすればすっきりした状態を保つことができます。
ランドリールームをおしゃれに実現するポイント③:設計時にランドリールームですることをしっかりと確認する
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ランドリールームを作る前に、ランドリールームでしたいことをしっかりと確認しておきましょう。
たとえば、洋服をかけた状態で片付けるスペースが欲しい場合や、アイロンをかけたい、予備洗いができるシンクが欲しい、家族全員分の下着はそのままランドリールームに片付けたいなど、使い方はその人それぞれです。
しっかりと整理されていれば、後からスペースや収納が足りなくなってしまうという失敗がありません。
全てに決まった場所があれば、おしゃれな空間を維持することができます。
後悔したくない!気になる情報も事前に検討しておきましょう。
ランドリールームはどれくらいの広さにすべきか?
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前述のようにランドリールームで何をするかによりますが、独立したランドリールームとする場合、最低2畳くらいから作ることができます。
ただし2畳では、画像のような洗濯機と洗濯小物をしまう棚と通路というシンプルな作りになります。
基本的には3畳以上とお考えください。あとは家族の人数や室内干しをするかどうか、必要な収納、アイロンをかけるかどうでも変わってきます。
ランドリールームでの乾燥方法は?”乾かない”を回避する!
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室内干しを希望される場合、洗濯物がなかなか乾かなかったり、生乾き臭が気になられると思います。
まずは、ランドリールームでの作業が苦にならないように、エアコン設置をおすすめします。
暑かったり、寒かったりする中で、1人こもって洗濯をするなんて、それだけで続かなそうですよね。
ほかに換気扇は必須ですが、除湿器や洗濯物に風を当てるサーキュレーターなどがあると乾きが早くなります。
こんなケースに気をつけろ!いらなかったと感じる失敗しがちなパターン紹介
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前述でお伝えしたとおり、暑かったり寒かったりするランドリールームは失敗になりがちです。
エアコンを設置して、作業しやすい空間にしましょう。
エアコンは、洗濯物を干す場合にも除湿機能を利用できます。
また、ランドリールームの設置場所も重要です。
家事が楽になるように、家事動線は短く設計します。
最も平行作業ができるのは、キッチンと洗面脱衣所の横でしょう。
ただし、外干しの場合は、干す場所から近い方が楽になります。
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おしゃれなランドリールーム実例16選
ランドリールームの間取り実例 3選
家事動線を集約した間取り
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ランドリールームは、洗濯をする場所ですから、洗濯物が出る場所に近く、さらに家事をするときによくいる場所に近いことが大切になります。
そうすると、こちらのような間取りが便利だということになります。
キッチンからアクセスでき、洗面脱衣所に隣接、さらにランドリールームから物干しスペースにもすぐに出られる間取りになっています。
また物干しスペースはテラスなどから見えにくい場所に造られています。
ファミリークローゼットに隣接
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近年人気がある間取りが、こちらのようなランドリールームとファミリークローゼットを近接する間取りです。
ファミリークローゼットがあれば、各部屋に畳んだ洗濯物を持っていく必要がなく、すぐ隣に収納が可能に。
さらに、畳まずにそのままクローゼットにかける収納にする場合もあります。
回遊式がキーポイント
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これまで見てきた間取りも全てに言えることですが、回遊式間取りは、家事楽の重要ポイント。
どちらからもアクセスできて、出入りが可能であればぐるっと回る必要もなく、動線を短くすることができます。
回遊式のポイントは、実際に使うときの順序に並べておくことです。
脱衣所で脱いだ洗濯物をランドリールームで洗濯し、ファミリクロークに片付ける。
ファミリークロークと脱衣所には、それぞれ必要なときに直接入ることができるということが大切になります。
モダンスタイルのランドリールーム実例 4選
扉付き収納でランドリールームもすっきり感を保つ
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ランドリールームの収納に扉をつけると、雑多物が見えずにすっきりモダンな印象を保つことができます。
扉は、中身を隠すことができますが、出し入れの手間は一つ増えます。
使用頻度に応じて、オープンとクローズドを組み合わせる方法がおすすめです。
ホワイトの空間で清潔感アップ
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ランドリールームは、ホワイトでコーディネートすると清潔感のあるランドリールームにすることができます。
こんな空間なら、家事を明るく楽しくすることができそうですね。
窓たっぷりのランドリールーム
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こちらは片側が全て窓になったランドリールームです。
洗濯や乾燥などに使っていないときには、窓を開けて一気に空気を入れ替えることもできます。
ラグジュアリーなランドリールーム
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こちらはウォークインクローゼットのような仕上げの高級感のあるランドリールームです。
収納扉の材質にもこだわり、間接照明を入れることでシックにまとめられています。
ナチュラル・北欧スタイルのランドリールーム実例 3選
ブルーグレーで爽やか北欧スタイル
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こちらは明るいブルーグレーの収納で、北欧スタイルのランドリールームをコーディネートしています。
ざっくり編まれたカゴもフィット。
自然素材の小物を組み合わせるとよくまとまります。
ナチュラルスタイルなら合板のままの仕上げもあり
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ナチュラルスタイルなら、壁面を合板のまま仕上げとする方法でも良いでしょう。
バックヤードの雰囲気も出て、面白い空間になっています。
北欧柄の壁紙や床材
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北欧柄の印象的な壁紙を1面の壁に貼る方法なら、スタイルを気軽に作ることができます。
北欧インテリアに限らず、作りたいスタイルにあった柄やカラーの壁紙を採用してみましょう。
洗濯室を楽しくするポイントは、個人的な「お気に入り」です。
西海岸・インダストリアルスタイルのランドリールーム実例 3選
西海岸スタイルは素朴な素材で
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西海岸スタイルは、ざっくりとした仕上げの天然素材をメインにしたコーディネートがポイントになります。
光沢のあるものは極力なくして、ラスティックな印象でまとめましょう。
インダストリアルはブラックとサブウェイタイルがフィット
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インダストリアルスタイルは、ブラックアイアンなどのブラックと、モルタルや、ホワイトのシンプルなタイルの組み合わせがおすすめです。
業務用洗濯機で無骨なデザイン
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シルバーフェイスの業務用っぽい洗濯機と乾燥機を採用すると、インダストリアルな雰囲気をつくることができます。
物干し用のパイプや照明器具も、工業用を採用していて、統一感のあるコーディネートになっています。
憧れの海外豪邸ランドリールーム実例 3〜4選
洗濯を待つ間にベンチで読書もできる明るいランドリールーム
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窓のたっぷりあるランドリールームにベンチが設けられています。
洗濯物を畳んだり、洗濯が終わるまでの時間などに、座ることができれば家事に余裕が感じられますね。
シックなランドリールーム
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こちらは、素材にこだわったシックなランドリールームです。
間接照明や、統一されたハンガーなど、こだわりが感じられる空間になっています。
シャンデリアがあるランドリールーム
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海外らしい広々としたランドリールーム。
照明は、なんとシャンデリアです。
天井の意匠や石材の床タイルもラグジュアリーですね。
まとめ
今回は、ランドリールームの実例をたっぷりとご紹介しました。
洗濯をしないという人はまずいませんから、必要な家事を効率よく楽しくこなせるように、ポイントを押さえて採用したいですね。
是非この記事を参考にしていただいて、後悔のないランドリールームを完成させてください♪
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