【プロが教える】おしゃれな外階段を実現する方法!住宅の外観デザインも格上げする
玄関やテラスのある2階に外から直接アプローチできる外階段は、二世帯で玄関を二つ設ける場合や、中庭から屋上に上がるためなど、住宅の使い勝手を良くするために検討されることがあります。
そんな外階段ですが、便利さ以外に、住宅の外観デザインに大きく影響します。
今回は、外階段をデザイン上でうまく活用した住宅の実例をたっぷりとご紹介します。
外階段の理想形が見えてくると思いますので、外階段をご検討でしたらぜひ目を通してくださいね!
目次
プロが教える!おしゃれな外階段を実現するポイント
外階段とは?
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外階段とは、屋外に設置される階段のことを言います。
住宅の敷地内で、室内に入らずに階段を利用する場合に設置されます。
たとえば、画像のような外階段は、庭から2階のテラスに直接アプローチができます。
2階の室内側からも、気軽に庭に降りることができるようになりますね。
ほかに、2階に玄関を設置する場合にもよく外階段は使われます。
利便性から2階にアプローチする場合もありますし、二世帯住宅で玄関を分ける場合にもよく設置されます。
画像はブラックスチールの螺旋階段ですが、住宅のデザインに合った素材や形状を考えて設置することが、素敵な外階段を実現するために大切になります。
改めて外階段のメリット / デメリットを整理します
外階段のメリット
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外階段のメリットは、1階から住宅に入る以外のアプローチが可能になるということでしょう。
最もよく外階段が利用されるのが、二世帯住宅です。
親世帯子世帯の玄関を分けることで、それぞれのプライバシーが守られることから、外階段を設置して子世帯は直接2階の玄関を利用する方法がよく採用されます。
ほかに、デザイン上でも大きなメリットがあります。
外階段が外観のポイントになり、単調なイメージから脱却することができます。
上の画像を見ていただくと、階段が外観のポイントになっていることがよくわかりますね。
また、画像の住宅は半地下のある3階建てですが、少し上がった1階から入る設計になり各階にアプローチしやすくなっています。
外階段のデメリット
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外階段は、アプローチ方法が増えて便利な面もありますが、屋根がないと天候によって傘を差しながら階段を上り下りをしないといけなかったり、素材に注意しないと滑って危なかったりします。
また、アプローチ方法が増えるということは、防犯面にも危険になることが多くなります。
そのほか、植物の落ち葉などがたまったり、汚れた靴での上り下りで汚れやすくなることも。
外階段の必要性をよく検討して、できるだけデメリットをなくす工夫をして設置することを検討しましょう。
外階段をおしゃれに実現するポイント
外階段をおしゃれにするポイント① 素材
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外階段をおしゃれにまとめたいなら、素材選びが大切になります。
たとえば、画像の住宅はコンクリート打ちっ放しの外観にあわせて、外階段もコンクリートでまとめています。
ほかにも、スチールやアルミ、タイル、石材など、住宅のイメージがアップするような素材を選ぶようにしましょう。
外階段をおしゃれにするポイント② 外観デザインに合うデザイン
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リフォームで外階段を設置するという場合以外は、住宅全体のデザインをそろえて設計することが基本になります。
全く異なる素材やデザインで外階段をポイントとして設置することもありますし、画像のように外観の一部として外壁と同じ素材とデザインでまとめることもあります。
モダンな外観にはすっきりとしたデザインの外階段が似合いますし、クラシックな洋風な外観なら装飾のあるアイアンの螺旋階段が似合うこともあるでしょう。
このように、住宅の外観に合うデザインの外階段を採用することが、おしゃれにまとめるコツです。
外階段をおしゃれにするポイント③ 設置場所の工夫
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外階段をどこに設置するかも、住宅の外観に大きく影響します。
たとえば、画像のように2階テラスから3階にアプローチする真っ赤な螺旋階段なら、住宅の可愛らしいポイントになります。
住宅に何も考えずに階段をつけましたという印象では、全くおしゃれさに欠けてしまいますから、階段を主役級に持ち上げて検討することが大切です。
後悔したくない!気になる情報も事前に検討しておきましょう。
外階段を取り入れる場合の費用相場は?
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新築で外階段をつける場合、それだけの費用を出すというのは難しいところがありますが、たとえば鉄製やアルミ製の螺旋階段なら1フロア分で130万円〜が相場です。
ただし、デザインや素材に凝ったり、既製品ではなくオリジナルで作ったりすると高額になります。
こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介
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外階段が使いにくいというのは致命的です。
使いやすい外階段とは、安全性に優れているということが第一になるでしょう。
デザインやカラーも大切ですが、滑らない素材で勾配も緩やかに、手すりも適切に取り付けられていることが大切です。
日々メインに使う外階段なら、屋根があるとGOOD。
ないのなら、傘をさして荷物を持っていても危なくない勾配と幅を用意しましょう。
おしゃれな外階段実例15選
おしゃれな外階段実例×モダン編 4選
シンプルでシックな外階段
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モダンな外観なら、外階段もデザインが主張しすぎないシンプルなデザインで揃えます。
こちらは、シンプルにするために手すりもない階段なので勾配は緩やかに、また、幅も広くして怖さを感じにくいサイズにしています。
舞台のようなドラマチックな外階段
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こちらは手前側が広くなった外階段で、足元の照明もあり、舞台のようなドラマチックな演出になっています。
仕事から帰って階段を上がる間に、気持ちの切り替えができそうですね。
階段を上がれば上がるほど、プライベート感が高くなります。
車と人を分ける外階段
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こちらは車の動線と人の動線を分けた設計になっています。
人は行動に近い場所から外階段を利用して玄関にアプローチ。
一方車は、駐車場へ。駐車場から住宅内にアプローチできるようなっています。
テラスと庭をつなげる
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こちらは1階部分の大きなテラスから、3階の見晴らしの良いテラスを繋ぐ螺旋階段です。
たとえば人を呼んでパーティなどをするときに、室内のプライベート空間を移動しなくても3階テラスを使ってもらえる造りになっています。
外階段をなぜ設置するのか、目的をしっかり整理されていると、このような階段を設置することが便利だということがわかります。
おしゃれな外階段実例×和風編 4選
半屋外の落ち着いた階段
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こちらは外階段なのですが、外から見えにくく、屋根もしっかりとあるタイプになっています。
あたたかい光と杉板張りのコンクリートが、素敵な和モダンの空間を作っています。
豪邸らしい落ち着きのある外階段として、参考になる画像です。
ベンチのように使える外階段
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中庭から屋上テラスに上がる階段を、たっぷりの幅で設置したこちらの階段は、大きなベンチのようにも使用できるようになっています。
植木鉢なども置くことができますし、使い方が広がる外階段です。
中庭の外階段がつなぐ二世帯住宅
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こちらは上下階で分かれる二世帯住宅をつなぐ、中庭にある外階段です。
室内でつながるのとは異なる、緩やかなつながりをつくります。
中庭というプライベートな空間でつながりますが、一度外に出るというワンクッションがあることで、世帯ごとのプライバシーを守れるという点でも参考にしたいプランです。
昔ながらの在来工法の外階段
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こちらは木製の階段とデッキが、2階や屋上をつなぐ住宅です。
現地で組み上げた外階段は、アットホームな雰囲気が感じられるデザインに仕上がっています。
おしゃれな外階段実例×洋風編 3選
ヨーロッパの街並みのように演出
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ヨーロッパの裏道のような外階段が素敵な住宅です。
アーチやラフに組まれた石材が、レストランへの入り口のようでもありますね。
素朴な素焼きの鉢植えがとてもよく似合います。
おとぎ話に出てくるような外階段がある家
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こちらは、カーブを描いた印象的な外階段のある住宅です。
煉瓦積みのようなイメージに仕上げた外観や素朴な窓と、外階段のデザインの相性が抜群ですね。
レンガの階段で雰囲気アップ
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洋風デザインの住宅の外階段に人気なのは、やはりレンガです。
こちらは、さらにタイルを組み合わせたデザインで個性を演出しています。
手すりや照明も装飾のあるアイアンデザインでエレガントな雰囲気にまとめられています。
独自のスタイルを突き進むおしゃれな外階段実例 4選
ツリーハウスのような外階段
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こちらの外階段は、ツリーハウスに続くちょっぴり特別な階段です。
住宅ではなく店舗ですが、楽しい演出になっていますね。
趣味の部屋やほかの場所からもアプローチできるのなら、ワクワクするような簡易な階段もおもしろいイメージにすることができます。
手すり・階段・ベンチ一体型
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オリジナルでデザインした外階段がスタイリッシュな実例です。
階段と手すり、そして階段下のベンチまで全て一体で作られています。
地面から少し浮いたようなデザインになっているのも、こだわりのポイントです。
豪邸のバルコニー間を移動するための外階段
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こちらは広いルーフバルコニーがある住宅の外階段です。
高さの異なるバルコニーは、さまざまな居場所をつくることができます。
ソファやデイベッドのくつろぎスペースと、食事スペース、屋上庭園を楽しむスペースなどの主役を邪魔することのない、シンプルな外階段が用意されています。
見せる外階段
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こちらは通常の外階段とは異なり、階段として利用することを目的としていません。
外から家の中、そしてそのまま空に突き抜けそうな階段は、住宅のデザインになっています。
使う階段は別にあり、植木鉢をたくさん置いたり、腰掛けたりすることができます。
まとめ
今回は外階段を、実例を交えてたっぷりとご紹介しました。
階段は角度や幅だけでも、見た目の印象が大きく異なります。
住宅のスタイルに合う外階段は、外観をグレードアップしてくれますから、しっかりと検討したいですね。
外階段が必要な理由や、メリットデメリットを整理して、ぜひ使いやすい外階段の設置を目指してください。