2022/08/16
【プロが教える】おしゃれな吹き抜けを実現する方法!実際に設計する前に気になるポイントを徹底解説
天井が高いお部屋は、実際の面積より広く見えて、開放感があります。
吹き抜けは、そんな効果を生み出す空間が作れることから人気ですね。
ですが、闇雲に吹き抜けが欲しいというだけでは、効果のある素敵な吹き抜けは実現しません。
今回は、日々の生活を潤すステキな吹き抜けを作るには、どのようなことに気をつければ良いのかを解説します。また、実例をたっぷりご用意しましたので、これらを確認しながらステキポイントを探ってみましょう。
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目次
プロが教える!おしゃれな吹き抜けを実現するポイント
ポイント① 立体的にデザインする
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吹き抜けは、通常の天井よりも天高がありますので、より立体的な計画が必要になります。
足元ばかり見ていては、殺風景な吹き抜けになってしまうことも。
置き家具だけでなく、窓や照明器具、階段、壁の仕上げなど上部にも目を向けましょう。
ポイント② ライティング計画も重要
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天井が高くなると、その分照明計画は難しくなります。
昼間の窓からの光だけを考えるのではなく、夜間の照明計画もしっかりしておきましょう。
天井高を利用した、ボリュームのあるシャンデリアなどの印象的な照明器具や、全体の雰囲気を上げる間接照明、スポットライトなどがよく使われます。
吹き抜け全体を均一に照らすのではなく、必要な場所に照明器具を設置することを意識して多灯照明にすることがポイントです。
ポイント③ 手すりにこだわる
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吹き抜け空間に現れる重要なアイテムのひとつが、手すりです。
吹き抜けに面した上階の手すりや、階段の手すりなど。
この手すりのデザインにこだわると、ステキな吹き抜け空間が作りやすくなります。
素材やデザインは、インテリアに合わせてしっかりチョイスしましょう。
後悔したくない!気になる情報も事前に検討しておきましょう。
吹き抜けの広さはどれくらいにすべきか?
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開放感が得られる吹き抜けを作るなら、ある程度のサイズが必要になります。
ただし、窓の配置や上階のバランスなどをうまく設計すれば、必ずしも広い面積でないといといけないということではありません。
例えば、画像のように窓側に細長く吹き抜けを設けても、明るさや風通しなどの吹き抜けの効果をきちんと得られます。
面積については簡単に数値ではお伝えしにくいのですが、約2×3〜5メートル以上が目安です。
注意点として、建物の構造によって大きな吹き抜けを作ることが難しい場合があります。
木造では、梁や柱が吹き抜け空間に現れることが多くなるでしょう。
すっぽりと抜けた大きな吹き抜けを作りたい場合は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の家でないと難しいことも覚えておいてください。
お家全体の間取りの中で吹き抜けはどこに取り入れるべきか?
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吹き抜けを設ける場所は、一番人気はやはり家族が集まるリビングダイニングです。
明るく開放的な空間を確保できますし、吹き抜けを中心に家族が緩やかにつながることも期待できます。
次いで吹き抜けが多く設けられる場所は、玄関。
こちらは、帰宅時や来客時に人を迎える空間として高級感や開かれた家のイメージを作ることができます。
また、どうしても暗くなりがちな玄関を明るくする効果もあります。
こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介
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吹き抜けで失敗しがちな点は、メンテナンスが難しいということではないでしょうか。
例えば大きな窓は、明るく開放的で、換気もしやすい利点がありますが、窓掃除を考えた設計でないと、いつも汚れが気になる窓を見上げることになってしまいます。
他にも、高い位置の照明器具やシーリングファン、エアコンなどの掃除も気になるところです。
さらに、空調の効率が悪くなってしまう可能性が高いことも考慮に入れましょう。
温かい空気と冷たい空気を攪拌する方法や、上階から冷たい空気が吹きおろしてこないかなども確認する必要があります。
窓が大きいことが多いので、窓周りの断熱もしっかりしておきましょう。
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おしゃれな吹き抜け実例16選
リビングの吹き抜け実例 4例
窓たっぷりのとことん明るい吹き抜け
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吹き抜けに面した窓が大きくてたくさんあればあるほど、明るくて開放感のある吹き抜けにすることができます。
ただし、前述のようにメンテナンスや環境を考慮した設計にすることをお忘れなく。
こちらの画像の吹き抜けは、ほぼ全面ガラス窓で構成されています。
柔らかい印象のカーテンが備え付けられていて、メンテナンス用のキャットウォークも設けられています。
日々の開け閉めを考えると、上部のカーテンは電動がおすすめです。
暖炉とアートがある吹き抜け空間
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こちらは吹き抜けの大きな壁面に、アートと暖炉を設置した落ち着いた空間です。
右手には大きな窓がありますが、ロールスクリーンで印象を変えられるようになっています。
スクリーンを開けると明るく開放的な空間になり、閉じるとインテリアの素材感が感じられるシックな空間になるようにまとめられています。
手すりがガラスで浮遊感のある吹き抜けに
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吹き抜け上階の手すりをガラスにして存在感を無くすと、フロアが浮いているような軽さのある空間を作ることができます。
また、光を遮ることがないので、上階の奥の方まで明るくすることができます。
階段のあるリビングやダイニングは、階段と手すりデザインが重要
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こちらは、天井から吊られた階段のデザインがとても綺麗な吹き抜けです。
蹴上部分が空いていて、手すりの存在感も抑えた階段はとてもスマート。
ブラケットやゴールドのペンダント照明のコーディネートもぜひ参考にしてください。
玄関ホールの吹き抜け実例 3例
ギャラリーのような玄関ホール
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こちらは柔らかなホワイトで包まれた玄関吹き抜けです。
手すりやドアハンドルなど、余計なものを極力見せないようにデザインされています。
彫刻がひとつ置かれた空間は、まるでギャラリーのようでステキですね。
一般的な玄関ホールの吹き抜けイメージ
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玄関吹き抜けでよく見られるのはこちらのようなタイプではないでしょうか。
玄関を入った部分が、階段に面した吹き抜けになっているパターンです。
このタイプは、玄関が広く感じるというメリットの他に、階段室も開放的で明るくすることができることから人気があります。
玄関を入った先に吹き抜けがあるタイプ
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玄関を入ってすぐの場所には天井があるのですが、その先が吹き抜けになっている玄関の例です。
室内に一歩入ってから吹き抜ける演出は、より室内側に広がりが感じられます。
天井を低くしたトンネルのような空間から、吹き抜けのリビングに抜けるというような設計も、同じような効果を得られることから採用されることがあります。
階段の吹き抜け実例 3例
階段と廊下に光を届ける吹き抜け
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こちらは階段の吹き抜け上部に大きなガラス窓が設けられていて、暗くなりがちな階段横の廊下に光を届けています。
大きな球体の照明もインパクト抜群ですね。
廊下の奥のダウンライトの明かりが誘導灯のような効果も作っている点にも注目しましょう。
屋外のような階段吹き抜け
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こちらは、明るい階段の吹き抜けを利用して、植物を植え込んだ花壇を設置した例です。
室内ですが、まるで屋外のような雰囲気を作っています。
大型の植物は、上階のインテリアアクセントにもなります。
オープンな階段スペース
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階段室はどうしても暗くなりがちですし、階段だけの役目で終わってしまいますが、こちらのような開放的な空間にすれば、隣接の部屋も広く感じて一石二鳥です。
また、中央にグリーンの塔を設けることで、モダンで無機質気味な空間をナチュラルな印象にもしてくれています。
中庭の吹き抜け実例 3例
中庭の吹き抜けは視線が気にならない
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建物と壁に囲まれた中庭は、外部からの視線を気にせずリラックスできるプライベート空間として優秀です。
このようなタイプは、中庭スペースも有効に利用できますし、中庭に面した窓全てが採光できます。
コンパクトなスペースでも効果がありますので、隣接する建物が迫っていたり視線が気になるような環境ならぜひご検討ください。
光を届ける吹き抜けの中庭
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こちらは完全に家の中に取り込まれた吹き抜けの中庭イメージです。
こちらは、中庭に落ちる光を室内に届けるほかに、グリーンが楽しめます。
こういった中庭は、ある程度建物が大きくないと室内側が狭くなったり無駄なスペースができてしまうことが多くなりがちですが、視覚的効果は高くなります。
テラススペースがある中庭の吹き抜け
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こちらは中庭の吹き抜け部分はしぼって、上階が張り出した形に設計されています。
上階がある部分は、屋根のあるテラスのように使用ができ、室内も明るすぎない落ち着いたプライベート空間を作ることができます。
タイルを張り込んで植栽部分を少なくすれば、お手入れも楽になりますね。
こんな場所にも!独自の吹き抜け実例 3例
3層吹き抜けの廊下
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こちらは3フロアの廊下部分をセットバックして吹き抜けにした例です。
どの階も光で溢れていますね。
壁も床も手すりも全てホワイトで仕上げられていることで、より明るくなっています。
水盤のある吹き抜け
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こちらは室内の吹き抜け部分に水盤と植栽が植えられた、商業施設のような演出の住宅です。
水盤には照明が組み込まれていて、夜間は大きな木をライトアップしてさらにムードのある空間が作れるように設計されています。
家に居ながらにして、リゾートホテルにいるような気分になれそうですね。
スクエアな吹き抜けにこだわらないで
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吹き抜け部分の形状も自由に検討したいですね。
こちらは、扉に合わせた丸みを持たせた吹き抜けがとても印象的です。
スクエアにこだわらず、楕円や円形、多角形などに挑戦すれば、他にはないオリジナルな吹き抜けを作ることができるでしょう。
まとめ
今回は、ステキな吹き抜けをたっぷりご紹介しました。
こちらの記事をご覧になって、なんとなく吹き抜けがあればおしゃれで開放的なのでは?という曖昧なイメージから、こんな吹き抜けが欲しいというイメージに変わっていたら嬉しいです。
吹き抜けは、設計の早い段階で決めておかなくてはなりません。
もしも、吹き抜けのある家にしたいと考えられているなら、できるだけ早く設計士さんにご相談くださいね!
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