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【プロが教える】大きい観葉植物でおしゃれなお部屋を実現する方法!ゆとりのあるスペースと鉢の選定が決め手

浦辺愛美
著者:浦辺愛美 (インテリアコーディネーター)

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定1級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

存在感が大きくて、エネルギーや安心感を与えてくれる大きい観葉植物。一つ取り入れるだけでインテリアの印象が大きく変わり、洗練されていておしゃれな雰囲気を出すことができます。

その反面「どんな植物を選べば良いの?」「コーディネートにどうやって合わせたらよいのだろう」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「プロが大きい観葉植物でおしゃれなお部屋を実現する方法を教えます」と題して、大きい観葉植物の選び方やコーディネートのポイントを解説します。

この記事を参考にして、ワンランク上のおしゃれなお部屋を手に入れましょう!

Hello Interior 編集部が自信を持ってお薦めする 観葉植物の「HitoHana」

弊社 Hello Interior では1,000件以上のインテリアコーディネートを提供してきましたが、よくご提案に使用していたのがこちらの「HitoHana」。観葉植物とフラワーポットを別で注文する必要があるショップが多い中、おしゃれなフラワーポットとセットで掲載されていて、注文できるのがすごく便利。観葉植物を選ばれる際にはおすすめしたいまず見ていただきたいショップ様です!

 

プロが教える!大きい観葉植物を使っておしゃれなお部屋を実現するポイント

置き場所と育てやすさからアイテムを絞り込む

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大きい観葉植物をインテリアに取り入れたいと考えた時、まず悩むのが「どの植物を選べば良いのか」ではないでしょうか。

その際にポイントとなるのは「置き場所」と「育てやすさ」です。

まず置き場所ですが、そのくらいのスペースが取れるのか・日が当たるのかがカギになります。大きい観葉植物は気軽に移動させられないので、置きたい場所に適した品種を選びましょう。限られたスペースの場合は、サンスベリア・ゼラニカなど縦長で横幅を取らないものが良いでしょう。日が当たらない場所であれば、エバーフレッシュやフィカス・ベンガレンシスなどがおすすめです。

次に育てやすさですが、乾燥に強い植物を選ぶとお世話の難易度がぐっと下がります。青年の木とも呼ばれるユッカや、耐陰性も兼ね備えるパキラなどがおすすめです。

ゆとりあるスペースに置いて植物をお部屋の主役に

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大きい観葉植物はその存在感を活かすためにも、天井や周りのものと距離を空けて、ゆとりのあるスペースに配置するのが良いでしょう。植物にとって大切な日当たりや風通しを確保する上でも、周りを空けておくことは重要です。

定番なのはお部屋の角に置くレイアウトです。動線を妨げませんし、入室時に目に入りやすいので印象的になります。窓辺に置くのもスタンダードですね。日の光を浴びて活き活きと茂る観葉植物は、見る人にエネルギーを与えてくれるでしょう。また、窓辺に置くと植物の影がはっきり出て、木陰のような明暗を楽しむこともできます。

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個性を出したい・お部屋に変化が欲しいという方は、あえて壁から離してお部屋の中央などに置いてみてはいかがでしょうか。植物を中心に回遊する動線になるのも面白いですし、360度あらゆる角度から植物を観察できます。ちょっとした目隠しとしても機能するので意外と実用的かもしれません。

鉢にもこだわれば印象がランクアップ

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大きい観葉植物を置く際に、鉢や鉢カバーにもこだわると一気におしゃれ度がアップします。

例えば、モダンテイストならモノトーンで光沢のある陶器・インダストリアルならブリキやヴィンテージ感のある素材・ナチュラルなら籐や木箱のようなデザインなど、インテリアの世界観にあった鉢や鉢カバーを取り入れましょう。お部屋の完成度がぐっとアップしますよ。

後悔したくない!大きい観葉植物を取り入れて失敗しがちなパターン紹介

どのくらい大きくなるのか事前に知っておくことで「イメージと違う」を回避

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大きい観葉植物を取り入れる際に、必ず注意したいのがどのくらい成長するのかをあらかじめ把握しておくことです。植物によって生長スピードはさまざまですが、場合によっては半年で天井近くまで伸びるようなものもあります。置く場所や求めるサイズ感に合うかどうか、どのくらいのペースで剪定が必要なのかなどを、購入前に知っておきましょう。

複数置く場合は共通点を持たせて調和させる

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複数の観葉植物を取り入れる際に、何も考えずに選んでしまうと上手く調和せずにチグハグな印象になってしまいます。例えば葉の色や形・光沢感など、1つだけでも共通点を持たせるとお互いに馴染みやすくなります。

反対に背の高さはそろえずにずらすことで、全体のバランスが整います。大きい観葉植物の足元に小さな観葉植物を置くのも良いですね。

インテリアのプロがおすすめする定番大きい観葉植物3選

初心者でも育てやすい観葉植物の王道:パキラ

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手の平のような大きな葉が特徴のパキラは、乾燥に強くて耐陰性も備えているため、初心者でも育てやすい植物の一つです。別名マネーツリーと呼ばれていて、金運を引き寄せるとも言われています。

鮮やかで光沢のあるグリーンの葉は、空間に元気で活き活きとした印象をプラスしてくれます。お部屋に活気が欲しい・元気の出るお家にしたい方におすすめです。

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パキラは幹の種類が豊富なのでインテリアテイストに合わせて使い分けましょう。幹があまり太くないものはシンプルで主張がそこまで強くないので、幅広いコーディネートに合わせられます。幹が太いものは西海岸やインダストリアルなどのラフで無骨なインテリアによく合います。幹が編まれているものはアジアンテイストなどのアクセントに良いでしょう。

やさしい雰囲気で空間を彩る:フィカス・ウンベラータ

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フィカス・ウンベラータは、ハート形の大きな葉が花のように開く姿が特徴の植物です。個性豊かな枝ぶりなのでお部屋の主役にぴったりです。

フィカス・ウンベラータは生長が早くて背が高くなりやすいので、吹き抜けなど縦の空間に余裕がある場所に置くのがおすすめです。大きな存在感を放ってくれます。

葉の色が比較的やさしい色合いで丸みのあるフォルムなので、ナチュラルやカントリー・フェミニンなど、やわらかな雰囲気のコーディネートによく合います。

爽やかでスマートな「動く植物」:エバーフレッシュ

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エバーフレッシュは、日中は葉が開いて夜は葉が閉じる「睡眠運動」と呼ばれるユニークな動きをする植物です。余分な水分の蒸発を防ぐための運動といわれていますが、まるで生き物のように動く姿は他の植物ではなかなか味わえないので、ますます愛着がわくのではないでしょうか。

また、環境に順応する能力が高く、日陰でも日向でも問題なく成長します。

涼し気でスマートな見た目で空間に軽やかさを感じさせてくれるので、インダストリアルや男前インテリアなどダークカラーメインのコーディネートのアクセントにおすすめです。

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大きい観葉植物を使ったおしゃれなコーディネート実例12選

ナチュラル・北欧スタイル×大きい観葉植物コーディネート実例 3選

観葉植物で生活感をカモフラージュ

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大量の観葉植物に、ナチュラル感たっぷりの籐の家具を合わせたオアシスのような癒し空間です。エアコンのダクトやカーテンなど生活感を感じやすい場所の周辺に観葉植物を置くことで、視線がそれて生活感をうまく隠せます。さらにスマートに見せたい場合は、カーテンをブラインドなどシャープなフォルムのものに替えると良いでしょう。

ほっこりとした印象になりがちなナチュラルスタイルですが、こちらのお部屋に高級感や洗練された印象を感じるのはチェアに敷いたファーのおかげ。真っ白のファーが、クリーンで上質な雰囲気にしてくれます。

植物の高低差を活かして飾る

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ホワイトベースのシンプルな空間に、背の高いフィカス・ウンベラータがよく映えます。ウンベラータは上部に葉がつくため足元が寂しくなりがちですが、小さな観葉植物を合わせることでバランスよくなります。鉢を石目調にすることで上質感とラフさがプラスされ、シンプルながらもこだわりが感じられるワンランク上の空間になります。

抜け感を意識して全体のバランスを整える

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ブラウンでまとめたヴィンテージ感のある北欧スタイルです。落ち着いた色合いですが、多くの観葉植物を置くことで明るさも感じられます。窓際に並べることで日の光を浴びて活き活きとした姿に、より強い生命力を感じます。

ワンカラーコーディネートをおしゃれに見せるために大切なのは「抜け感」です。特に濃い色でまとめる場合は重たい印象になりやすいので、カーテンや壁の一部などをあえてホワイトにすることで抜け感を生み出します。

西海岸・インダストリアルスタイル×大きい観葉植物コーディネート実例 3選

ローソファに合わせて間延びした印象を回避

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大きなパキラとフィカス・ウンベラータが、お部屋に癒しとおしゃれ感をプラスします。ソファもラックも背が低いものを使用する場合、目線の高さに何もないため間延びした印象を感じさせやすい。しかし、そこに大きい観葉植物を加えることで空間のバランスが整います。さらに、壁自体を漆喰調など味のあるものにする・壁にアートを飾ることで空間を上手く満たしています。

ウッド×観葉植物で作る癒しのカリフォルニアスタイル

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ウッドを多用したラフな西海岸スタイルに、存在感抜群のモンステラがよく似合います。大きい観葉植物は目に留まりやすいので、お部屋の奥に置くことで入室時に奥まで視線が届いて空間の広さを感じさせやすくなります。小さい観葉植物はお部屋の四方に散らして配置することで、どこを見ても植物がある状態になりリラックスできます。

植物は濃い色で統一してシックなリビングに

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ヴィンテージ感のあるインテリアに、シックな色合いの植物たちが力強さを感じさせます。ツンツンと先のとがった葉をもつ植物はシャープな印象で、空間にちょっとした緊張感を生み出します。マイルドにしたい場合は幹が曲がったものを選んだり、丸みのある植物と合わせると良いでしょう。その際、葉の色が近いものを選ぶと一体感が感じられます。

モダンスタイル×大きい観葉植物コーディネート実例 3選

大きい観葉植物を目隠しにすればカーテンも不要

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ウッド×モノトーンを基調としたモダンな空間に、エバーフレッシュが涼やかさをプラスしてくれます。日当たりを好むエバーフレッシュを窓辺に置くことでしっかりと日光をあてつつ、適度な目隠しにもなるのでカーテンがなくても大丈夫。むしろカーテンがないことでブラックの窓枠が活かされ、スマートで洗練されたリビングになります。

ホワイト×濃い緑で大人のスタイリッシュリビング

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ホワイトベースのお部屋に濃い緑色の観葉植物を合わせた大人っぽくて上質なリビングです。ベースカラーはホワイト・家具はブラウンとインテリアの色を絞っているので、よりスマートな印象です。鉢はホワイトを選んでいるので、コーディネートによく馴染みます。シャープさをプラスしたい場合はより直線的なフォルムの植物を、リラックス感を足したい場合は丸みのある植物を選ぶと良いでしょう。

アジア原産の植物でリゾート風インテリアに説得力を

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大きい観葉植物が非日常を感じさせるアジアンリゾート風コーディネートです。アジアン原産のクワズイモはリゾート風コーディネートにぴったりの観葉植物です。お部屋の手前・奥・ベランダとエリアごとに異なる観葉植物を配置していて、どこを見ても鮮やかなグリーンが目に入るので癒しや活力を得られますね。クッションにもボタニカル柄を取り入れて、世界観が確立されています。

独自の進化を遂げた大きい観葉植物コーディネート実例 3選

ジャングルのような緑に圧倒される空間

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周りを観葉植物で囲まれたジャングルのようなソファスペースです。青々とした植物たちと異国情緒のあるヴィンテージソファが非日常空間を演出してくれます。

雨でもOK。屋内に広場を再現

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吹き抜けに植えた大きなシマトネリコが印象的な広場のような空間です。屋外ではなくあえて屋内にこういったスペースを作ると、天候に関係なくゆったりと過ごせるのも良いですね。ピクニックのように、床に座ってのんびりと過ごしたくなります。

圧巻の大型植物も組み合わせ次第で浮かない

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天井に届くくらい大きい観葉植物がインパクト大のリビングです。あまりに存在感のあるアイテムですが、周りにサイズの違う観葉植物を複数置くことで空間に調和します。組み合わせる観葉植物は色が近いもので背の高さが違うもの・葉の形が違うものを選ぶと統一感を保ちつつ変化を楽しめます。

まとめ

大きい観葉植物は、置く場所と育てやすさを考えて選べば失敗しにくいです。

その上でゆとりあるスペースの確保や鉢の選定をおこなえば、コーディネートの完成度もぐっとアップします。

存在感の大きい大型観葉植物を上手に取り入れて、お部屋を洗練されたおしゃれ空間にブラッシュアップしましょう!

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