【プロが教える】おしゃれな玄関ガーデンを実現する方法！日当たりが悪くても、狭くても工夫次第でおしゃれに仕上がります
普段生活している家の中で最もよく利用する外部空間といえば、玄関前が挙げられます。家の前の通りからよく目につき、家の第一印象を決定づけるのは玄関まわりという場合もあります。草花や樹木を植えて我が家を美しく彩るなら最も力を入れたいエリアが玄関前といっても過言ではありません。
玄関前の空間は狭い、日照がないなどさまざまな理由でガーデニングには不向きだと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。ちょっとコツをしっていれば、玄関前のガーデンをとびきりおしゃれにすることができます。今回は玄関ガーデンを素敵に仕上げる方法を解説、素敵な実例をたっぷりご紹介します。
目次
玄関でガーデニングは可能？おしゃれな玄関ガーデンを実現する方法
そもそも玄関でガーデニングは可能なのか？玄関ガーデニングのポイントを解説
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玄関ドアのすぐ外のエクステリアでガーデニングは可能です。玄関まわりを草花や樹木で素敵に見せるポイントは整った印象を与えることと、季節の演出をすることです。
玄関まわりに相性のよい植物やオブジェを適量選び、適切に配置しましょう。季節ごとの変化を演出できる植物、またはデコレーション方法を知っていると玄関前を魅力的に見せるのに役立ちます。玄関前の空間の広さによって植物やマテリアルの選択や量は加減しましょう。次にくわしく解説します。
玄関ガーデニングと相性の良い植物
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東西問わず、玄関前の小さな空間によく使われる植栽があります。例えば、管理しやすいサイズの常緑低木。ツゲやツツジといった常緑低木には刈り込みに強いものが多く、常に同じサイズに保っておくことができるので玄関前をきちんとした印象にしてくれます。日照条件が厳しい場合は、日陰向きのグラウンドカバープランツや室内観葉植物も良い選択です。
それぞれの季節の見どころのある植物を植栽に加えれば、さらに素敵な玄関ガーデンになります。ヤマボウシやアジサイといった花が咲く高木や低木、秋の紅葉が美しいモミジ、長い間彩れるペチュニアやインパチェンスなどの花類も玄関前におすすめです。
さらに詳しく！玄関の広さ別玄関ガーデニングのポイント
1.5ｘ2メートルのスペース 日本の住居に多い狭い玄関のケース
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小さな空間なら、玄関ポーチと通路に空間を取られて地面に植栽することができない場合もあります。そんなときは鉢植えのガーデニングが一番です。限られた空間だからこそ、使用する鉢と植物は洋風・モダン・和風など住宅のデザインに合わせて厳選しましょう。
また鉢なら外壁やドア、または窓枠の色やマテリアルに似合うように選ぶと調和しやすくなります。植栽なら幅があまりでないもので縦長に伸びたり下垂したりする種類をチョイスすれば、スモールスペースでも立体的に緑を見せることができます。
2×3メートル そこそこ広いケース
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ある程度広さのある玄関前なら、複数のコンテナガーデンを飾ることができます。小さな花鉢をたくさん並べれば可憐に、コニファーやトピアリーを玄関ドアに対して左右対称で対に置けばエレガントに、大きな鉢に多肉植物や観葉植物を植えて大中小と３鉢おけばスタイリッシュになります。
小さな緑地がとれるならコンテナガーデンの他にも地植えでガーデニングが楽しめます。スペースが限定された玄関前の植栽の定番は樹木とグラウンドカバープランツの組み合わせです。マグノリアやジューンベリーのように花も紅葉も楽しめる落葉性の花木を植え、地面は砂利やヘデラやフッキソウといったグラウンドカバーで整えましょう。
3×5 かなり広めの玄関のケース
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玄関前が広い場合はデザインや好みに合わせて様々な玄関ガーデンが可能です。玄関ポーチはテラスととらえ、コンテナガーデンやベンチなどを組み合わせ、座ってお茶ができる程度のしつらえをしても良いかも知れません。また、あえてごく少数のコンテナガーデンだけを置きミニマルに演出しても素敵です。
玄関のすぐ近くに花壇が取れるほどのスペースがあるなら、様々な樹木や草花を使って魅力的な玄関ガーデンをつくることができます。例えば常緑植物で縁取りした花壇に株立ちの落葉樹を植え、足元に花の咲く低木と宿根草を混植すると、季節ごとに変化しながらも整った植栽になります。
後悔したくない！気になる情報を事前に押さえておこう
日陰の場合はどうすれば良い？
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日陰に耐える植物を上手に使いこなしましょう。高木ならソヨゴ、モミジなど、低木ならアセビ、アジサイなどどちらかというと日陰が好きな植物は意外とたくさんあります。室内で育てる観葉植物は直射日光のあたらない明るい日陰を好むものがほとんどです。
また本当に暗い日陰なら、植物は減らしてでオブジェのデコレーションで素敵にする方法もあります。例えば切り花、ヴィンテージ家具、キャンドルホルダー、オーナメントなどさまざまなものを組み合わせることができます。例えば、装飾性の高いファウンテンのまわりに日陰に強いシダが育つガーデンならおしゃれです。
季節を通じておしゃれにするにはどうすれば良い？
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季節ならではの魅力を見せてくれる花や落葉性の植物、あまり変わり映えはしないけれど一年中緑の常緑植物をうまく組み合わせるのがポイントです。常緑植物は花の引き立て役として、背景や縁取りになるように配置しましょう。季節によって花を取り換えていくと常に玄関ガーデンを新鮮な雰囲気にすることができます。
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植物以外のものでおしゃれに見せる方法もあります。インテリア空間のように、ファニチャーや小物で飾りつけをするのがポイントです。イベントに合わせた楽しい演出も効果的です。特に花の少ない季節である晩秋や冬の間のイベント、ハロウィンやクリスマスの間はデコレーションに力を入れてみるのも良いでしょう。
プロが教える！おしゃれな玄関ガーデン実例15選
おしゃれな玄関ガーデン モダン編 4選
コンクリートのトールポットなら省スペースで緑化ができる
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素敵な一鉢の植物があるだけでも、素敵な玄関ガーデンになります。せっかくなら、鉢はこだわって選びたいですね。外壁の色に合わせたり、逆にコントラストをなすような色や素材の鉢を選びましょう。モダン住宅にはコンクリート調や白・黒などモノトーンの大型ポットがよく似合います。
ベンチとコンテナガーデンがあれば、実用もかねる玄関ガーデンに
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玄関ポーチに白木のベンチを置き麻のマットを敷いただけでおしゃれです。印象的な緑を少しだけ置けばモダンな空間に似合います。
玄関アプローチの両脇をドライガーデンにすれば常にスタイリッシュ
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玄関アプローチの脇の緑地はべたっと植栽にせずに砂利敷きにして、ところどころサボテンや多肉植物を植えこんだドライガーデンとするとモダンな雰囲気に仕上がります。
階段の横線と緑をグラフィカルにデザインすれば、思わず目を引く玄関前空間に
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玄関ポーチへの階段の段数がやや多いのを利用して斜面の緑地と段が互い違いになるようにデザインすれば、緑と人工物のなすストライプ模様が際立っておしゃれです。
おしゃれな玄関ガーデン 和風編 4選
禅の庭風なら、格の高い玄関が完成
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敷石、砂利、石組みに石灯籠。石製のマテリアルを多めにつかったシンプルな和の庭空間は、本格和風住宅にもモダン住宅にもよくなじみます。植栽はシンボルツリーと若干の下草で十分です。
モミジと下草でおちついた和の雰囲気が出せる
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日陰なうえに小さくて細長い植栽エリアでも、高木と下草で和の雰囲気は作れます。細長い緑地でも、砂利面と下草のまとまり部分というようにメリハリをつけて配置すると、奥行き感のある庭になります。
株立ちの落葉樹と自然石をあしらえば、親しみのわく玄関になる
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日本の住宅の玄関まわりの植栽なら、落葉樹の株立ち+低木+下草の組み合わせが鉄板です。写真のように自然石や砂利を地面に敷けば、緑が少ない冬の間も美しく保つことができます。
蹲風のファウンテン+シダで玄関前が癒しの空間になる
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日があまりささない軒下の空間をガーデンにするなら、観葉植物やシェードガーデン向けの植物をメインに考えましょう。蹲を使った水景を足すと、涼感のある玄関ガーデンになるうえ一味違う和の演出になります。
おしゃれな玄関ガーデン 洋風編 4選
大中小のコンテナガーデンアレンジで、豊かな植栽とローメンテナンスを実現
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玄関ポーチをコンテナガーデンで飾るなら、大中小の3点セットにすると簡単に見栄えの良い組み合わせになります。大鉢にはツゲやコニファーなど形の整った常緑樹の刈り込み、中鉢にはアジサイやラベンダーなどの花がさく低木、小鉢には季節ごとに植え替える花と決めておけば、どの季節も美しく見せられて管理も楽です。
ファニチャーを使えば、小さなスペースでもたくさんデコレーションできる
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小さな玄関ドア脇の空間なら、ファニチャーを活用して花鉢や小物の置き場所を増やすことができます。ヴィンテージならではの味のある椅子やラダー、木箱などならヨーロピアンカントリースタイルを演出するのにぴったりです。ラスティックな魅力のあるジョウロやかご、ガーデンツール、オーナメントも加えましょう。
玄関ポーチの階段利用で高低差をつければ、花を効果的に見せられる
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玄関ポーチに階段があるなら、コンテナガーデンやガーデンオーナメントでアレンジするのにぴったりです。きれいに刈り込まれた常緑低木は常設用で。さらに季節ごとに色合い豊かな草花、ガーデンオーナメント、キャンドルホルダーなどを変えることでその時期らしさを表現していくのがポイントです。
玄関ポーチ上部につる性植物を這わせれば、ドラマティックな玄関に
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玄関ポーチの庇を支える柱があるなら、誘引するためのワイヤーを取り付けてつる性植物をはわせてみませんか。咲き誇るフジやクレマチスをくぐって玄関を出入りするだけでもわくわくしそうです。
おしゃれな玄関ガーデン アジアン編 3選
観葉植物の寄せ植えなら、自分ならではのセンスで玄関前を飾れる
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日が当たらない玄関ポーチなら、インドア用の観葉植物にとってはむしろ好ましい環境です。素敵な寄せ植えをつくって夏の間飾り、冬は室内管理しましょう。上にすっとのびる植物、中間あたりをふわっと隠す植物、枝垂れる植物を組み合わせると立体的なコンテナガーデンになります。
大鉢+大型観葉なら土のない玄関まわりでもシンボルツリーとしての迫力を出せる
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思い切った大鉢に大型のカシワバゴムノキを植栽するだけで、迫力ある玄関ガーデンができます。土は砂利を敷きつめても、ディコンドラのような細かい葉でカバーしてもおしゃれです。冬の室内管理ができる程度の高さ・重さを考慮しましょう。
様々な観葉植物メインの植栽なら、玄関前が南国リゾートに
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玄関前に南国のリゾートに来たようなトロピカルガーデンを実現してみませんか。日本の暖地で越冬できる観葉植物をシンボルツリーや下草として地植えし、寒さに弱い観葉植物は鉢植えで取り入れましょう。大小さまざまな葉やカラーリーフを高低差をつけてうまく組み合わせると、見ごたえのある植栽になります。
まとめ
ガーデニングで玄関前を素敵な空間にすることができます。日当たりが悪かったり、狭かったりしても工夫次第でおしゃれに仕上がります。最も簡単な方法は、コンテナガーデンを取り入れることです。日陰の環境なら、ファニチャーや季節に応じた小物類で飾り付けましょう。
玄関脇に花壇があれば、本格的なガーデニングが楽しめます。常緑低木は常に玄関前をきちんと見せるのに役立ちます。さらに落葉樹や花木、草花があれば季節の変化が楽しめます。玄関ガーデニングを楽しんで、おしゃれな庭を実現してくださいね。
