【ベッドになる椅子9選】プロが選ぶ本当におしゃれな逸品を!コーディネート実例とともに徹底解説
椅子やソファでのうたた寝はリラックスできて気持ちいいもの。ただ、いつの間にか無理な姿勢になり負荷がかかってしまうこともありますよね。身体のことを考えるときちんとした姿勢と必要なサイズ、構造が整っていることが理想です。
そんなときに便利なのがベッドになる椅子やソファです。省スペースにもなり、家族間だけでなくゲスト用としても生活感を出さずにレイアウトすることができます。
今回はリラックスできるおしゃれなお部屋にぴったりな、ベッドになる椅子をご紹介します!コーディネート事例と合わせてどうぞご覧ください。
本当におしゃれなベッドになる椅子の選び方
ポイント1 コーディネート、シチュエーションで選ぶ
https://www.pinterest.jp/pin/646196246533962299/
普段は椅子・ソファとして使用し、必要に応じてベッドになるものを「コンバーチブルベッド」といい、「ソファベッド」と「インナーベッド」の2種類に分かれます。
ソファベッドは、バックレストやアームレストを倒すことで座面が広くなりベッドのように使用できるリクライニングタイプです。もともとのソファの形状・デザインが大きく変わることがないので、リビングルームでローテーブルやラグなどそのままコーディネートすることができます。お部屋をソファだけでなくほかの家具と合わせてしっかりコーディネートしたい場合にソファベッドを検討するといいでしょう。
一方インナーベッドは、ソファの下に収納されているベッドフレームを引き出すことでベッドになるタイプです。1人掛けサイズの椅子やソファでも展開しているタイプなので、急な宿泊が必要なゲストルームや書斎での仮眠スペースといった個室にもレイアウトすることができます。引き出すぶんのスペース確保が必要となるので、他の家具とのコーディネートバランスを考慮しましょう。
ポイント2 快適な中材・構造を選ぶ
https://www.pinterest.jp/pin/282319470374530090/
椅子やソファ、ベッドは人体系家具に分類されるように私たちの身体に関わる家具です。座る姿勢と寝る姿勢の両方をきちんと支えてくれる中材・構造を選ぶことが、リラックスできる空間づくりにつながります。
ソファでは身体を優しく包み込むような柔らかいフェザーやウレタンチップなどが中材として人気ですが、人が寝るには自然な姿勢で身体を支えてくれる適度な硬さも必要です。なかには通常のベッドと同等のポケットコイルスプリングや低反発ポリウレタンフォームを中材として使用しているものもあります。
また、デザインによってベッドにした際に、バックレストやアームレストと座面のつなぎ目や座面パーツ同士での段差が生じることがあります。この段差の位置で寝心地が変わることもあるので、ベッドとして頻繁に活用するのであればぜひ中材と構造はチェックしてください。
ポイント3 家族構成・来客の頻度で選ぶ
https://www.pinterest.jp/pin/70087337937937297/
例えば、ソファベッドタイプはベッドとしてだけでなく、家族や友人みんなが座れるように座面をフラットにして一緒に過ごすといった使いかたもできますね。また、先ほどポイント1でもお話しした通りゲストが泊まることになっても、快適な睡眠環境を提供するのにスムーズです。
必要に応じてサイズ・用途を変えることができるのは、ライフスタイルに柔軟に対応してくれるメリットでもあります。全員が快適に過ごせるようにイメージしながらデザインの候補を選びましょう。
おしゃれなベッドになる椅子 7選
「毎日をここで過ごせる」がコンセプト:SUMIKA:LIVING HOUSE
https://www.livinghouse-store.jp/item/sofa/low-sofa/2100000281084/
座面を手前に引き伸ばすことでバックレストがフラットになりベッドになるタイプのソファです。マットレス中材に使用されているライトウェーブは立体網状構造で体圧分散性に優れており、寝転んだ状態でも快適に過ごすことができます。木製フレームは背面デザインもスッキリと美しく、空間の区切りとしてレイアウトするのもおすすめです。
商品情報
価格:204,050円
サイズ:W1990×D85.5×H72.1cm(SH37cm)/伸長時W199×D110.5×H62.5cm(SH37cm)
マットレス中材:ライトウェーブ(ポリエチレン100%)/高通気性無膜ウレタンフォーム
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/652388696023088008/
SUMIKAのシンプルなデザインと木材のあたたかさを活かすようなナチュラルモダンコーディネートです。木製フレームの分量が多いので和室でコーディネートするのもいいでしょう。ソファ自体が直線的なシルエットなので、合わせるラグもベニワレンラグのような同じ要素を持つ柄とリンクさせても素敵ですね。
曲線で空間に優しさをプラス:アルプ:CondeHouse(カンディハウス)
https://online.condehouse.co.jp/products/detail.php?product_id=91
北海道産の上質な木材を使用しているカンディハウスのロングセラーソファです。弓型にカーブしたフレームが特徴的で、どこか優しさも感じるデザインは空間にスッと馴染んでくれます。フレーム・張地ともにカラー展開が豊富でお部屋に合う組み合わせを選べることでも人気です。
商品情報
価格:261,250~490,600円
サイズ:W186×D75×H81cm(SH40cm)
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/1090997078451051118/
窓の外の景色や周りの家具からも自然を感じられる空間に、温かみのあるアルプソファはぴったりです。木材フレームはナラ・タモ・ウォルナットの3種、計16色から選択ができるので、お部屋の床材や建具とのカラーバランスをとるといいでしょう。
デザインと機能美を兼ね備えたシルエット:TET SOFA:NOR(ノル)
https://flymee.jp/product/36731/?rid=1030
パッと目を引くバックレストのデザインが特徴的でお部屋に動きを出してくれます。低めに付けられた枕代わりになるアームレストは左肘・右肘と展開しているので、同シリーズのソファ同士の組み合わせも可能です。
商品情報
価格:115,500円
サイズ:W200×D90×H87cm (SH32cm)
中材:ウレタンフォーム、シリコンファイバー、ウェービングベルト、Sバネ、積層合板
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/619033911281792126/
ミニマルな空間のなかでソファのデザインがアクセントになりますね。ラグとローテーブルもカラーをリンクさせてスッキリとしたコーディネートに仕上げています。直線的なデザインを活かしたモダンテイストや、カラー・パターンをプラスした北欧テイストのコーディネートもいいですね。
包み込まれる使い心地:DOLLINA 1P:HUKLA(フクラ)
※こちらはサイズ違いの「セミダブル」です。
https://flymee.jp/product/15356/?pi_id=191682
ドイツの家具メーカーと日本のウレタン技術が融合させ誕生したHUKLA。座り心地の良さだけでなく、日本のライフスタイルに合わせたサイズ・デザインは機能性も優れています。インナーベッドタイプで引き出すだけでしっかりとしたシングルサイズのベッドになり、ヘッドボードに包まれるようなリラックスできる寝心地です。
商品情報
価格:209,000~293,700円
サイズ:W125×D93×H76cm(SH40cm)/伸長時W125×D240×H76cm(SH26cm)
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/1090997078451051169/
コロンとしたシルエットは可愛らしさがありますが、写真のようにシャビーなアイテムと合わせることで上品な印象に。1人掛けソファは空間の一角にレイアウトし、パーソナルスペースとしてコーディネートすると特別感が出ます。
空間にラフなリラックスさを:ALVESTA SOFA:journal standard Furniture
https://www.truss.jp/shopdetail/000000002350/
アッシュ材のフレームとふっくらとしたクッションで、ナチュラルなヴィンテージ感のあるデザインです。アームレストを広げることで幅が208cmとゆったりとしたサイズになりベッドとしても活躍します。普段は157cmとサイズがコンパクトなのもコーディネートしやすいポイントです。
商品情報
価格:154,000円
サイズ:W157~208×D80×H73cm (SH430mm)
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/1090997078451060780/
バックレストのフレームデザインも美しいので、写真のように壁付けせずにレイアウトするのがおすすめです。ソファベッドのなかでもアームレストを広げるタイプのものは、通常のソファと変わらずにローテーブルを合わせることができるのもいいですね。周りもヴィンテージ感のある木材家具で揃えることで、上質なナチュラルテイストにすることができます。
2020年に新色登場!:スリーピングソファ:カリモク60
https://www.karimoku60.com/product/sleepingsofa/standard-black
ロビーチェア、Kチェアとともにカリモク60を代表するソファです。クロスステッチとくるみボタンがデザインのアクセントになっていますね。バックレストを倒しフラットになる構造で、ソファとしてもベッドとしても佇まいが美しいままレイアウトすることができます。連結式鋼製コイルバネが使用されており、通常のベッドのような跳ね返りのある硬さです。
商品情報
価格:156,200~189,090 円
サイズ:W203×D77×H73cm(SH39cm)
中材:連結式鋼製コイルバネ
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/1090997078451058540/
清潔感のあるホワイトの空間に、新色であるタープブルーの上品な美しさでラグジュアリーな印象に。実際にレイアウトするときはバックレストをフラットにするぶんだけ壁から離して、空間をゆったりと使いましょう。
フットスツールから大変身:XTRAフットスツール:BoConcept
https://www.boconcept.com/ja-jp/xtra/650006030313001.html
一見するとシンプルなフットスツールですが、中には畳まれたシングルサイズのベッドが収納されています。最大耐荷重も125kgとしっかりとした作りで、ゲスト用としても安心です。また、カバーリングはファブリックやレザーといったカラー展開が多いのもXTRAフットスツールのメリットのひとつ。お部屋のインテリアに合うこだわりのカバーリングが見つかりますよ。
商品情報
価格:62,900~156,500円
サイズ:W70×D70×H42cm (伸長時W200×D70×H42cm)
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/1090997078451051093/
書斎やホームオフィスのようなプライベート空間でもゆっくりと休憩できるスペースがあると嬉しいですよね。そんな希望をXTRAフットスツールで実現できます。上質なインテリアテイストには、カバーリングはレザー・ベルベット・コットンベルベットがおすすめです。
IKEAやニトリでも!インテリアを格上げするおしゃれなベッドになる椅子をピックアップ
IKEAでベッドになる椅子を選ぶならこれ
FLOTTEBO:IKEA
https://www.ikea.com/jp/ja/p/flottebo-sofa-bed-with-side-table-gunnared-medium-grey-s59297424/
大人が並んでも余裕のある広々としたソファベッドです。3つのクッションは動かせるのでお好みに合わせてくつろぐことができます。最大のポイントは座面下の収納スペースで、ソファベッドでは片付けるのに困りがちな寝具もスッキリとしまえる容量です。サイドテーブルはソファの角に取り付けられ、向きも自由に変えることができます。
商品情報
価格:67,990~72,990円
サイズ:W200×D120×H79cm(SH46cm)
中材:ポケットスプリング、ポリウレタンフォーム
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/280489883030845131/
FLOTTEBOはボリュームがあるので、ソファの大きさに対して余裕のあるラグをコーディネートしてバランスを取っているコーディネートです。シンプルなデザインなので、クッションやインテリアアイテムでテイストを作りこむといいでしょう。
ニトリでベッドになる椅子を選ぶならこれ
布張りソファベッド(アストン):ニトリ
https://www.nitori-net.jp/ec/product/1210373s/
周りのパイピングとバックレストのくるみボタンで、デザイン性の高い仕上がりになっているソファベッドです。スッと伸びた脚とあたたかみのあるグレーの色合いが北欧テイストを感じさせます。バックレストの上げ下げだけでスタイルを変えることができるのもスマートで使い勝手がいいポイントです。
商品情報
価格:40,639円
サイズ:W204×D92×H82cm(SH42cm)
中材:S型スプリング
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/1090997078451018433/
普段からバックレストを下げて、座面の広いソファとして使用するのもおすすめです。幅が200cm以上とサイズが大きくても、フラットにすることで圧迫感を少なくレイアウトできます。間延びしてしまわないようにクッションをいくつか置いてバランスを取りましょう。
まとめ
椅子やソファ、ベッドは私たちがリラックスするために大切な家具です。デザインが豊富だからこそ、ご自身の用途やライフスタイルに合わせて吟味していきたいですね。理想に合う素敵なデザインに出会えるよう、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。