Hello Interior 思い描いた部屋に住もう

      2021/12/07

【モダンなセンターテーブル10選】洗練された雰囲気を醸し出す至高の逸品を紹介!

お部屋のコーディネートの印象を大きく左右するのがソファやテーブルのような大型家具です。インテリアの中で一番目につき易く、変わった印象を与えるにも効果的です。また、テーブルに関しては素材やディテールが細かくデザインされるため、コーディネートのスタイルも幅が広く選択肢が多いです。

そして今回はそのテーブルの中でもお部屋をモダンに演出できるローテーブルに関してご紹介します。ローテーブルは居室の真ん中に配置されますが、食事のためのテーブルではなくデザイン性も高いです。モダンでスタイリッシュな空間に仕上げるためのポイントをまとめてお伝えします。

モダンでおしゃれなセンターテーブルを選ぶ際のポイント

ダークトーンにまとめられたデザインは万能型

引用:https://www.pinterest.jp/pin/711568809856614354/

黒=スタイリッシュやスマートと言ったイメージが浮かぶのでは無いでしょうか。服のコーディネートでも同じような考え方で組み合わせを考える方が多いと思います。モダンテイストのカラーリングにおいては黒はとても万能です。

素材が木製や左官(※)で仕上げられたものでも、黒で纏められた家具は洗練されたイメージを印象として与えやすいです。もう一つポイントとしては黒にアクセントカラーを設けてあげるだけで、よりその黒が際立ちモダンなスタイリングに仕上がります。

(※)左官:土やセメントなどを、こてを使って塗り仕上げること

普段目にしないシルエット、スケール感で圧倒する

引用:https://www.pinterest.jp/pin/810507264172134593/

普段の生活でも船や飛行機を見て、心踊ったことがある方は少なくないのでしょうか。普段目にする事が少ないシルエットはそれだけでモダンな印象を与えます。突飛な形でなくても問題ありません。

一般的にテーブルなどに見られる丸や四角のフォルムでも細長く伸びていたり、不定形な楕円形になっていたりする非連続なデザインだと、モダンな印象を受けやすいです。

あえてテイストをミックスする場合は、目立たせたいローテーブル1点だけ外す

引用:https://www.pinterest.jp/pin/355502964336447371/

ローテーブルのアイテムでもデザインは幅広く有り、また自分の好みが作り上げたいお部屋のコーディネートに沿うか考えてしまいますよね。そういった場合はお部屋のコーディネートとローテーブルだけスタイリングを敢えてアンバランスにしてしまう方法が効果的です。

ポイントはスタイルを崩す家具をローテーブルだけにすることです。際立たせたいものだけを違ったデザインで整えた環境に置くだけで異質な空気感に仕上がります。

美術館をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。洗練されたシンプルな空間の中に異質な年代物のディスプレイがあるだけで、それがモダンに見えます。お部屋でも取り入れてみてはいかがでしょうか。

インテリアのプロは知っている。モダンなセンターテーブルを探すときには外せない3つのブランド

E&Y (イーアンドワイ)

引用:https://tabroom.jp/table/living-table/itm0001477/

1985年に福岡にて設立された国内でオリジナルの家具製作を行うデザインファーム。常にハイセンスなデザインを追い求め、きめ細かなディテールまでオリジナリティの詰まった家具を世界に発信しています。各国の新鋭デザイナーともコラボレーションをし、国内外で毎年新作を発表するなど躍動的な活動を見せています。

デザインのスタイルはシンプルで、少し北欧チックな素材感を意識したシルエットが多く見受けられます。業界歴としては34年近くになりますが、小さなプロダクトからコツコツと評判を高めており、シンプルでものづくりに感度の高いデザイナーが多く採用されています。

GERVASONI (ジェルバゾーニ)

引用:https://tabroom.jp/table/side-table/itm0003809/

1882年にイタリア北東部で創業された老舗インテリアブランドです。新素材の研究に惜しまない投資を行い、時代性に捉われないオリジナリティの高いデザイン性で独自のブランディングを確立しています。また、様々なデザイナーともコラボレーションを行い高品質な製品を作り続けています。

インドア・アウトドア共に知名度とデザイン性の高さが評価され、ホームユーズドだけにとどまらずレストランやホテル、クルーズシップ等のラグジュアリーシーンでも多く起用されています。

▼ジェルバゾーニについてさらに詳しく

リゾートホテルやアウトドア家具などで見かけることのある枝編み細工の家具。エキゾチックでラグジュアリーな雰囲気が非日常的な特別感を感じさせてくれま...

Herman Miller (ハーマンミラー)

引用:https://tabroom.jp/table/living-table/itm0008418/

1923年創業のアメリカ発の家具ブランド。ワールドワイドに広がりを見せ、世界展開をしている大型ブランドです。住宅シーンで使われる家具からブランドがスタートし、1940年代に迎えた家具の最盛期の時代に活躍したデザイナーとミッドセンチュリーモダンを象徴となるような数々の作品を発表しました。

家具の黄金時代にブランディングが成功し、モダン家具の代表する地位を獲得しました。デザインテイストとしてもミッドセンチュリーをベースに、スタイリッシュなスタイルの家具を多く製作しています。

▼ハーマンミラーについてさらに詳しく

インテリア好きなら一度は聞いたことのある、アメリカの家具ブランド「ハーマンミラー」。魅力的で機能的なアイテムの数々に憧れている人もきっと多いこと...

 

【天板素材別におすすめ】おしゃれを格上げするモダンセンターテーブル10選

コンクリート天板のローテーブル 3選

素朴な素材感と重厚感:ELT001スクエアセンターテーブル:HUKLA (フクラ)

引用:https://htd-kumamoto.com/coordinate_post/3320/

分厚いコンクリート板のシルエットは無骨で重厚感を出したテーブル。存在感がありながらも何処と無く周囲のモダンな雰囲気とも溶け込んでいるのは、モルタルのもつ素朴な素材感故。

見た目は派手派手しくないものの、インテリアに合わせてキャンドルやグリーンのような装飾をプラスすることでオリジナリティあるコーディネートに仕上がります。

価格:¥179,300-(税込)
寸法:W1000 x D1000 x H305-mm

繊細さと無骨が共存したフォルム:PK61A:Fritz Hansen (フリッツ・ハンセン)

引用:https://fritzhansen.com/ja-JP/products/Tables/pk61A_coffeetable

細く華奢なスチールベースに荒々しい表情を浮かべる大理石の天板がダイナミックなテーブルです。こちらもデンマークの建築家であるポール・ケアホルムによるデザイン。工業デザイナーとしての側面を持つデザイナーならではの視点で構成された素材の組み合わせ方は巧みで、構成する要素を極端に限定しミニマルな表現としています。

繊細な構成の上で現れた無骨で男性的な強さを感じるモダンなシルエットが魅力的です。

価格:¥814,000-(税込)
寸法:W1200 x D1200 x H320-mm

素朴な素材感とは裏腹にシンプルモダンなスタイリング:NATIVE 70 coffee table: Sketch / スケッチ

引用:https://www.pinterest.jp/pin/472596554647582739/

大理石を細かく砕いて固められたテラゾーは難しい技術が必要なため、現代では見る機会が少なくなりました。昔の小学校の手洗い場や公園の滑り台でも使われていた古くからある左官の技法です。素材としては素朴な質感がありますが、黒が色濃くでた厚みのあるテラゾーのテーブルはスタイリッシュで高級感も感じられます。

ツギハギで作られる人工物とは違い石の一枚板のように継ぎ目も無いため、品の良さが感じられます。明るい印象の部屋のインテリアに対して、セットに組み合わせるソファもダークトーンで揃える事でモダンな雰囲気にコーディネートできます。

価格:¥88,000-(税込)
寸法:W745 x D745 x H350-mm

木製天板のローテーブル 4選

荒々しい木目とスタイリッシュなパターンの組み合わせが美しい:Ms.HERRING low table:REMBASSY (レンバシー)

引用:http://rembassy.tokyo/product/msherring

極端に細く華奢でシンプルに構成された脚部は天板の存在感を浮かせて見せています。木目が美しい無垢材のウォールナットとナラ材を組み合わせ、独特な表情を作り出しています。荒々しい木の力強い表情をヘリンボーンのパターンでスタイリッシュ且つモダンなテイストに仕上げています。

インダストリアルなラスティックでモダンな雰囲気にベストマッチします。

価格:¥143,000〜¥173,250-(税込)
寸法:W1368(943) x D604(943) x H340-mm

艶やかな仕上げとエッジがアンティーク感を創出:FG697:MARCHETTI (マルケッティ)

引用:https://tabroom.jp/table/coffee-table/itm0018161/

デコラティブに装飾された優美な脚部とモールディングが装われた天板のエッジが古めかしさを際立てます。美しい天板はウォールナットで仕上げられ艶やかなコーティングが高級家具の印象に作り上げています。

時代性の感じられる家具もシンプルでスタイリッシュな空間でコーディネートすることで、モダンで北欧チックなインテリアとなります。

価格:¥558,800-(税込)
寸法:W1380 x D990 x H480-mm

ヨットのような鋭いフォルムが優美なデザイン:Levante: Cadenza / カデンツァ

引用:http://www.cadenza-japan.com/levante.html

楕円形の落ち着きのあるフォルムが優美でエレガントなヨットを連想させます。テーブルのエッジには独特のテーパーカット(斜めに切りおとす方法)が施されており、こういったディテールの表現がモダンさを際立てています。

天板面から見えてこないように内側に納められたテーブル脚は、薄型のフラットなスチールで組まれ、シンプルに纏められた大人なコーディネート。ナチュラルな木の質感の高級感がモダンなグレーのお部屋のコーディネートとマッチしています。

価格:¥103,400¥114,400-(税込)
寸法:W1000〜1300 x D600〜1000 x H380-mm

北欧デザインのシンプルで素朴な質感が好印象:HUMLA coffee table: Sketch / スケッチ

引用:https://www.pinterest.jp/pin/697846904741048471/

天板の縁には無垢材を滑らかに施したシンプルでナチュラルなテイストのデザインは、北欧モダンにおける必須なキーワードです。木目を生かしながらスタイリッシュに見せるコツとして使われる華奢な金物のベースは、極限にまで突き詰められたサイズ感、細さからシャープな空間にもぴったりです。

ナチュラルな木目と柔らかいグレーの対比がシンプルナチュラルな空間に仕上げています。

価格:¥59,400¥71,500-(税込)
寸法:W690 x D690 x H380-mm

ガラス天板のローテーブル 3選

家具の黄金期に生み出された優雅なデザイン:Platner Coffee Table:Knoll(ノル)

引用:https://www.dwr.com/living-accent-coffee-tables/platner-coffee-table/5961.html?lang=en_US

1966年、家具の黄金時代に作られたこのテーブルは、竹細工のような補足繊細な脚部の優美なデザインが特徴的。プラットナーというデザイナーから作られたこのシルエットは贅沢にも全てスチールワイヤーで構成された豪勢な造りで、その装飾性の高さから豪華で時代を象徴する贅沢なテーブルとして評判が高まりました。

価格:¥319,000¥792,000-(税込)
寸法:W915~1070 x D915~1070 x H385-mm

無駄のない洗練されたシルエット:PK65:Fritz Hansen (フリッツ・ハンセン)

引用:https://fritzhansen.com/ja-jp/products/tables/pk65_coffeetable

スクエア型の形状でサテン仕上げのステンレススチールで構成された無駄のないシンプルなデザイン。ポール・ケアホルムと言う、デンマークの建築家によってデザインされました。シンプルなデザイン性を追求したその先に優美な美しさを見い出した建築家らしい哲学が表現されています。

価格:¥740,300-(税込)
寸法:W1000 x D1000 x H380-mm

有機的で生き物のような躍動感が同居するテーブル:Lowtable in the shape of life:HOZO

引用:https://tabroom.jp/table/low-table/itm0018372/

生命の形からインスピレーションを受けて生まれたテーブルは、今にも動き出しそうな生々しい生き物そのもののようです。データ解析の最先端デジタル技術と、職人による一つ一つ手間を惜しまない手作業の融合によりそれは実現しています。

使われている材料はバーチ材の積層材で、断面に見られる積層の木目が美しく繊細です。荒々しいシルエットと優美なデザイン性で大きな存在感を現しています。

価格:¥2,640,000(税込)
寸法:W1100 x D1100 x H380-mm

最後に

スタイリッシュに演出するには家具そのものの素材感も大切ですが、空間との組み合わせでも大きくコーディネートの雰囲気を変える事が可能です。また、テーブルのエッジや使われている素材のディテール感などにより家具そのものの印象も変わる事が事例でもご紹介できたかと思います。

今までは自分の望むコーディネートと家具のスタイリングが合わなかったり、リレーションが合わなかったりで希望通りのインテリアに出来なかった方も、今回の内容をご参考にして頂ければと思います。

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