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      2020/09/16

【北欧風ダイニングテーブル5選】おしゃれを格上げする名作5選をご紹介

野澤 みなみ
著者:野澤 みなみ (インテリアコーディネーター)

スペースデザインカレッジのインテリアコーディネーター科を卒業。 その後インテリアコーディネーターの個人事務所にて、コーディネート業務の他...

ダイニングテーブルは、家族が集う場所のひとつ。食事を楽しんだり、本を読んだり、勉強をしたり・・・。いくつもの用途がある家具だからこそ、こだわりを持って選びたいですよね。

今回は、いまだ根強い人気で、日本の住宅にも取り入れやすい北欧風インテリアから、おすすめのダイニングテーブルと、おしゃれにコーディネートするコツをご紹介します。

 

北欧風ダイニングテーブルを一際おしゃれにコーディネートするポイント

ダイニングといっても、日本の住宅の場合、リビングと一つながりになっていることが多いですよね。北欧風のテーブルを取り入れるのであれば、その一連の空間を北欧テイストにコーディネートするのがおすすめです。

ただしひとえに「北欧風」といっても、実は大きく3つほどスタイルがあり、これを無視するとごちゃごちゃでまとまりのないインテリアになってしまいます。それぞれのスタイルの特徴と、合わせるインテリアの素材、色を把握しておくことが、まとまり感のあるコーディネートをつくるコツです。

北欧風とは?スタイル別の特徴とコーディネートのコツ

北欧とは、フィンランド・デンマーク・ノルウェー・スウェーデンの4つの国を指します。冬が長く、日照時間が短いこれらの国では、室内にいても快適に、楽しく過ごせるよう、明るさや自然の素材を取り入れたインテリアスタイルが発展してきました。

今回は、特徴毎にスタイルを大きく3つに分けて解説します。

北欧ナチュラル

https://www.pinterest.jp/pin/59743132543905787/

ここではパッと見て、木のナチュラルカラーの割合が多く、自然素材やグリーンを多く取り入れている空間を指します。フローリングや、木造の家が多い日本の住宅にも取り入れやすいテイストではないでしょうか。

壁や天井のベースカラーにホワイト、フローリングの床に、明るいトーンの木をソープフィニッシュやオイルフィニッシュで仕上げたナチュラル色の家具がよく使われます。

北欧のファブリック、アートはマリメッコなどに見られるようなビビッドな色というイメージもありますが、おすすめなのがアースカラーや無彩色。ほっこりと落ち着いた大人の空間になります。

北欧モダン

 

ベースカラーに白やグレー、を使ったモダンなインテリアスタイルです。

天井と壁面を白や淡いグレーにすることで、光を反射させ部屋を明るく見せています。木と金属、ガラスなどの異素材を組み合わせたり、デザイナーズ家具を用いたりしますが、その多くは白・黒・グレーの無彩色です。アクセントカラーとして、パステルカラーや茶系のレザー、コッパーカラー(銅色)やブラスカラー(真鍮色)などが使われます。

このスタイルの一番の特徴は、程よい装飾性。フレームを使ったウォールデコレーションや、ミラー、キャビネットを利用したオブジェやアートの装飾などが良く使われます。しかしそのどれも、決してうるさすぎず寂しすぎない絶妙なバランスを保っているのです。

初心者は、アートの枚数や色調を真似るとこから始めてみるとよいでしょう。

北欧コンテンポラリー

 

こちらも白、黒、グレーの無彩色を基調としたスタイルです。アクセントやアソートカラーとして、金属やガラスなどを加工したデザイン性の高いアイテムや、ベルベットやレザーなど高級感のある張地が使われます。木材ではウォルナット材やチーク材などの深く高級感のある色合いのものが選ばれます。

一番の特徴は、デザイナーズ家具の意匠以外の装飾性をおさえたミニマルなコーディネートになっている点でしょう。ソファなどは背が低めのアイテムが多く、ウォールデコレーションは最低限に抑えます。

オブジェやアートを取り入れる場合もキャビネットやテーブルに置かれることが多いので、壁にかなり余白を感じられるでしょう。コンクリート打ちっぱなしやダークな壁紙だと、少し物寂しい印象になることも。

ワンランク上のコーディネートに!合わせるチェアの選び方のコツは?

ダイニングチェアを選ぶ際、全て同じデザインで揃えるのか、異なる製品を組み合わせるのか迷いますよね。一番簡単なのは、ペアとなる椅子でそろえること。

有名デザイナーによって生み出されたダイニングテーブルやデスクなどは、ほとんど必ず対としてデザインされた椅子が存在します。素材や色合いが同じなど、組み合わせやすいようになっているので、自然とまとまったコーディネートが出来上がります。

少しアレンジを加えたい方は、同じデザインの椅子で素材や色を変えたものを複数組み合わせてみてください。北欧風のダイニングテーブルはシンプルなものが多いので、それだけで空間に変化が生まれます。

上の写真のように、異なる製品を組み合わせるのが上級者レベル。ただし、組み合わせ方のコツさえおさえておけば、意外とできてしまうコーディネートなのです。

まずは、最初に述べたようにテイストをあわせること。そして、そのテイストに使われる素材の中から選ぶことです。

特に北欧インテリアはデザイナーズチェアの種類も多いので、選択肢に困りません。同じデザイナーの作品から選ぶのも良いですし、座面の形や脚の形が似たもの、色合いが似ているものを合わせてもOKです。豊富な選択肢の中から、ぜひ自分なりのこだわりをもって選んでみてください。

テーブルを引き立たせる重要アイテム!照明はどんなものを合わせたら良い?

ダイニングテーブルをよりおしゃれに演出するために、照明は欠かせません。ではどのような照明を合わせれば良いのでしょうか。

まず第一に、どのような空間であってもダイニングテーブルを照らす光は、電球色が基本です。温かみのあるこの色は、食事をより美味しそうに見せ食欲を刺激する効果があるからです。

その中でも北欧風のダイニングにおすすめなのはペンダントライト。デザイン性の高いライトは、空間をより洗練された雰囲気にしてくれます。ガラス電球や丸みのある金属製シェードはモダンで上品な印象を、自然素材のシェードは温かみを、直線的な金属製シェードはスタイリッシュな印象を、それぞれ与えてくれます。

ダイニングテーブルとチェア、リビング全体の雰囲気を見て、足りない要素を補うように選ぶと良いですね。上の写真では、ペンダントライトが色味と柔和な印象をプラスしています。

おしゃれな北欧空間を演出する名作ダイニングテーブル5選

フレキシブルな無垢材テーブル:CH006:カールハンセン&サン

https://www.carlhansen.com/ja-jp/collection/dining-tables/ch006/table-138236-x-90-beech-oil-h72-cm/variant/6681

生涯で500種類以上の椅子をデザインした北欧デザイン界の巨匠、ハンス・J・ウェグナーによってデザインされた伸長式のダイニングテーブルです。天板の両側はバタフライ状に折りたたむことが出来、壁に沿って配置したり、来客時や家族が増えた際に伸長させたりと、フレキシブルに対応できます。

オイル仕上げの無垢材で木本来の温かみを感じることが出来る、北欧ナチュラルスタイルにぴったりのアイテムです。

価格:¥305,640(税込)~
寸法:W1380(Max2360) x D900 x H720-mm

コーディネート例

https://www.connect-d.com/item/3715.html

明るいフローリングの部屋におすすめの、CH006を使った北欧ナチュラルのコーディネートです。それぞれ異なる椅子をチョイスする場合は、こちらのように全てウェグナーデザインのものから選ぶと統一感がでます。

椅子の張地やファブリックに色を使いたい場合は、アートやオブジェに同じ色を取り入れると良いでしょう。

どの時代にも通じる完成された造形美:82A:Artek

フィンランドを代表する建築家・デザイナーであるアルヴァ・アアルトによってデザインされたテーブルです。特許を取ったL字型の脚が柔らかなカーブを描き、バーチ材の性質と相まって一層温かみを感じさせます。

天板はホワイト、ブラック、ナチュラル(バーチ材)の3色展開。ホワイト、ブラックはモダンな雰囲気に、バーチ材はカラフルな椅子やファブリックと組み合わせやすいナチュラルテイストです。また、幅1350mmの製品展開(82B)もあるため、リビングダイニングがあまり広くない場合でも取り入れやすい製品です。

価格:¥185,760(税込)
寸法:W1500 x D820 x H750-mm

コーディネート例

無彩色とナチュラル色でコーディネートされた、ナチュラルモダンなダイニングスペースです。ウィンドウトリートメントや照明をシンプルにすることで、テーブルや椅子の成型版や曲木の意匠が際立っていますね。

奥の壁を淡いグレーにすることで壁際の黒いアイテムの主張が和らげられ、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

世界に衝撃を与えた機能美:Dinette:Frem Rojle社

1960年代に活躍したデンマークのデザイナー、ハンス・オルセンによってデザインされたダイニングセットです。特徴的な三角形・三本脚のダイニングチェアは、ダイニングテーブルの中にすっぽり収まるだけでなく、椅子同士もスタッキングが可能という、機能性とデザイン性を兼ね備えた名品です。

今なお世界中にファンが多く、市場に出るとすぐに売り切れてしまいます。現在流通しているのは、ヴィンテージ品か、日本でライセンス契約・生産、完売してしまった商品のみ。現存品を目にする機会があれば、運命かもしれませんね。

価格:¥425,520(税込) (※日本生産品販売時の参考価格。日本生産品はウォルナット材)
寸法:φ1050 x H720-mm

コーディネート例

ヴィンテージ品で使われているチーク材は、時を経て深まる風合いが美しい木材です。こちらは真っ白な壁がその存在を引き立てているコーディネート。合わせるファブリックは深みのある色やクラシックな模様を選び、落ち着いた印象を与えています。

デザイナーズ家具が多い北欧メーカーの製品は、実は曲線を多用したミッドセンチュリーモダンのテイストにもマッチすることが多いのです。

コンテンポラリーな多機能テーブル:Rubiアジャスタブルテーブル:ボーコンセプト

天板のサイズが2段階に伸長でき、高さも自由に設定できるこちらのテーブルは、ダイニングテーブルとしてもリビングテーブルとしても使用できます。

あまり広くないリビングダイニングの場合や、ホームパーティの機会が多い場合などにおすすめです。

価格:¥156,900(税込)~
寸法:W1200 x D700 or 1400 x H400~745-mm

コーディネート例

スペースを有効活用したいスモールリビングの、ミニマルなコーディネート例です。木とスチールが融合した直線的なデザインは、コンテンポラリーテイストにぴったり。

北欧家具メーカーからはスタッキングできるダイニングチェアも多く販売されているので、リビングに置く場合はソファの素材・色に合わせて選ぶとよいでしょう。

まとめ

北欧インテリアは、有名デザイナーによって生み出された名作揃いです。取り入れたいスタイルを決め、素材や色に気を付けながら、自分なりのこだわりを持って1点1点選んでみてください。そうして選び抜いたテーブルとチェア、照明が合わさった時、デザイン性に富んだ素敵なダイニングスペースができるはずです。

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