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moooi の人気の秘密を探る!オランダ生まれのインテリアブランド moooi の遊び心を取り入れよう

おおたひろこ
著者:おおたひろこ (インテリアコーディネーター)

大学で建築を学び、建築・インテリア業界で10年以上勤務したのちライターに転身。インテリアコーディネーター資格保有。自宅はモダン+グリーン多め、子どもとペット共存のインテリアです。専門的な視点と生活者の目線で、皆さまのインテリアづくりをお手伝いします。

インテリア関連のブランドは国内にも海外にも多く存在しますが、世界的に有名なブランドとなるとグッと数が少なくなります。
そんな中、2001年設立のオランダのインテリアブランド「moooi」は、世界的によく知られるブランドのひとつと言えるでしょう。

毎年インテリアデザイン業界が注目する家具見本市「ミラノサローネ」で、「moooi」は注目の展示をおこないます。そのウィットにとんだ展示は大変な人気で、デザインやインテリアのニュースとして多くのメディアに取り上げられます。

今回は、若いブランドながら世界的に注目される存在となった「moooi」の魅力についてわかりやすく解説します。なぜ「moooi」の世界観は人気なのかをこの記事で確認してみましょう!

「moooi」がなぜ支持されるのか?その人気の秘密を紐解く

「moooi」の歴史とデザイナー

moooi イメージ

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モーイは、2001年にマルセル・ワンダースとキャスパー・フィッサスにより設立され、オランダ語のmooi(美しいの意)に1つ”o”を加えることで、さらなる美しさやオリジナリティのあるデザインをめざす意味で名付けられました。

https://moooi.co.jp/html/company_profile.html

現在はマルセル・ワンダースとデシレ・デジョンがアートディレクターとして全デザインをまとめています。そのほかモーイには、スタジオ・コブ、マーティン・バース、ベルトイアン・ポットなどのほか、日本人は三宅有洋がデザインしたコレクションを用意しています。

毎年ミラノサローネで新作が発表され、その年の秋ごろに日本にも新作が入ってきます。

マルセル・ワンダース

現在の「moooi」の人気をつくってきた創業者の一人でありデザイナー。

デザイナーとしてさまざまな企業(FLOS、ALESSI、B&B、カッペリーニなど)の商品をデザイン。
2019年のミラノサローネでも多くの企業とコラボレーションをおこないました。
「moooi」の中心的な商品の多くをデザインし、「moooi」の全デザインのディレクターとして知られています。

「moooi」デザインの特徴

moooi イメージ

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「moooi」商品の第一の特徴は、遊び心と言えるでしょう。
クラシックなデザインをモダンに変換したり、意外性を感じるサイズ感だったりというのが代表です。
写真のように、クラッシックなデザインをもとにブラックでまとめたチェアや、猫脚のような脚が単純化されたようなモダンなテーブル、奥の大きすぎるフロアライトがその例です。

デザインはどれも無駄な装飾がなくカラーも1色にまとめられているものが多いので、インテリアにコーディネートしやすいのも「moooi」のポイントです。
そのユニークなフォルムとサイズがインテリアによいスパイスになり、おしゃれな印象がアップすることからプロのコーディネーターにも人気があります。そのためマンションのモデルルームなどにも採用されていることが多いブランドです。

商品は照明のほか、テーブル、スツール、チェア、ソファ、収納、リビンググッズ(雑貨など)、カーペットがそろいます。日本では特に照明に人気があります。

話題をつくる「moooi」の存在

moooi ミラノサローネ イメージ

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「moooi」は、毎年4月に開催される国際家具見本市「ミラノサローネ」の期間に、ミラノ市内で独創的な展示をおこなっています。
ユニークで洗練された大胆な展示にファンが多く、毎年必ず訪れると決めている人もいるほどです。

また展示や新作は話題になるため、さまざまなメディアにニュースとして取り上げられることから、インテリア市場への影響力も大きく注目される存在です。

「moooi」の代表的なアイテムをご紹介

①「moooi」の照明

美しい存在感:「ヘラクレウム2S」

moooi ヘラクレウム コーディネート例

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「ヘラクレウム」は、繊細な白い花を枝の先につけた植物のようなデザインの照明器具です。

45個の専用LEDが丸いデュフューザーに反射してきらめき、存在感があります。
デザインだけでなくLEDへの通電技術が結集されています。
また、サイズや形のバリエーションが多く、ラインタイプはジョイントを使用すれば長くつなぐことも可能です。

デザインは「moooi」の中心的デザイナーであるマルセル・ワンダースのもの。
この照明は、日本で2019年の上半期の売れ筋1位の商品だったそう。

軽さのあるデザインで圧迫感が少ないにもかかわらず、お部屋にゴージャス感をプラスしてくれるのが特徴です。

枝部分は、写真のクロームタイプのほかにカッパー(ゴールドのようなカラー)があり、よりゴージャスな印象にすることができます。

ろうそくのようなシャンデリア:「コッペリア」

moooi コッペリア コーディネート例

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金属のワイヤーが電気を通すので、ろうそくのような36灯のLEDにすっきりと通電できるシャンデリアです。
デザインは、ヘルシンキに事務所を構える日本人の三宅有洋。

コッペリアにはサイズ違いもあり、写真のように複数灯を配置するのもステキです。
クラシックなシャンデリアの雰囲気と幾何学的なデザインのモダンなワイヤーが印象的なインテリアをつくります。

モダンスタイルにはもちろん、クラシックなインテリアにもあわせやすい照明と言えるでしょう。
また、ワイヤー部分はブラックもあり、インダストリアルな雰囲気にあわすことも可能です。

器具自体は軽く浮遊感があり、実際に軽くさわるだけでクルクルと動きます。「コッペリア」は動く人形を題材にしたバレエの作品名。その姿は優雅に踊るバレリーナのようです。

遊び心あふれるmoooiらしい照明:「ラビットライト」

moooi ラビットランプ

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スウェーデン出身の女性デザイングループFront(フロント)のデザインの照明です。

ラビットランプはうさぎの頭の上にシェードがついたデザインの照明で、写真のように大型の馬のタイプと、豚のサイドテーブルのバリエーションがあります。(本物と同じスケールでつくられています)
動物たちはリアルでインパクトがありますが、ブラックでまとめられているのでシックなインテリアのポイントにすることが可能です。

うさぎがかくれんぼをしているように、ベッドのサイドテーブルなどにそっと置いておきたいランプは、ユーモアが表現された「moooi」らしい照明と言えるでしょう。

一方、馬のフロアランプは存在感バツグンなので、もしもスペースがあるならコーディネートにプラスしてオリジナルで大胆なインテリアにしてみては。

②「moooi」のカーペット

エデンクイーンウール

moooi カーペット コーディネート例

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最先端のデジタルプリントでつくられる「moooi」のカーペットは、写真のようにリアリティのある柄が特徴です。
一見カラフルですが、深い色合いが多くインテリアにあわせやすいデザインがそろっています。

「moooi」のカーペットは、エデンのように自然が表現されたもの、虫や動物をイメージしたデザインのもの、立体的なイメージをだまし絵のようにプリントしたものなどがあります。
また、絶滅動物の模様にインスピレーションを受けた柄のシリーズも用意されています。

「moooi」のカーペットを敷くとアーティスティックなお部屋が実現できるので、人とはちょっと違うお部屋を求めている方におすすめのカーペット(ラグ)です。

形は丸や四角のほか、サイズオーダーできるタイプもありお部屋全体に敷き込むこともできます。

日本で「moooi」を見れる!ショールームをご紹介

日本国内唯一!「moooi」オンリーショップ:モーイ東京

moooi 東京

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もしも東京に行ける範囲でしたら、南青山にあるフラッグシップショップ「moooi 東京」に行ってみるのが一番おすすめです。
2016年にオープンした日本唯一のオンリーショップで、展示商品数も多く、現物の素材の確認のほか、チェアやソファの座り心地も確認できます。

また。展示についてもオランダの「moooi」の意向が取り入れられていますので、「moooi」の独創的な世界観を体験することができます。

店舗情報

  • 「モーイ東京」
  • 住所:東京都港区南青山6丁目11-1 スリーエフ南青山ビル
  • 営業時間:11:00~19:00(休館:水曜/夏期/年末年始)

GOODデザインの家具やキッチンが「moooi」とともに展示される:全国のトーヨーキッチンショールーム

トーヨーキッチン ショールーム イメージ

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「moooi」の独占輸入販売権は「トーヨーキッチンスタイル」が取得しています。
そのため、日本国内で正規に販売されている商品はトーヨーキッチンが輸入しているということになります。

トーヨーキッチンはモダンで機能的なキッチンをデザイン&製造する会社ですが、そのショールームでキッチンとともに「moooi」の商品を展示しています。
『「住む」をエンタテイメントに』という理念で、キッチンとインテリアを一緒に考えるという考えを掲げるトーヨーキッチン。「moooi」のほかにもイタリアのプラスチック家具メーカー「Kartell」の商品などの最先端のデザイン家具も扱っていて、それらも一緒に見ることができます。

全国のトーヨーキッチンスタイルのショールームのうち17店舗で「moooi」の展示をしています。そのうち、東京以外では名古屋と大阪のショールームは特に広くて展示数が多くなっています。
どこのショールームも「moooi」の展示はだいたいまとめてありますので、行けば展示場所はみつけやすいと思います。

もしもコーディネートなどを相談したい場合は予約をしていくと案内もしてもらえます。予約はネットから簡単にすることが可能です。

トーヨーキッチンスタイル公式ホームページ
https://www.toyokitchen.co.jp/ja/

「moooi」×ミラノサローネ2019を少しお見せします

moooi ミラノサローネ 2019

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「moooi」のミラノサローネの展示は去年までトルトーナ地区でしたが、2019年は文化度が高いと言われるブレラ地区へ変更になりました。

2019年の4月のサローネで発表された写真の「BFFソファ」は、日本でも9月20日から発売を開始しています。
マルセル・ワンダースのデザインのソファは、シンプルなボックス型。
分厚いひじ掛けが特徴的なソファは、ふっくらした座り心地と耐久性を兼ね備えています。また、張地も公共施設や商業施設でつかえるほどの丈夫な生地だそうです。

moooi ミラノサローネ 2019

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写真のソファは「TOKYO BLUE」と名付けられた、水にぬれても色落ちしない革新的な日本のデニム生地がはられています。こちらも今年発表の新作のひとつです。

また、2018年から「moooi」は「Extinct Animals|絶滅動物シリーズ」を発表しています。これは絶滅動物の柄などにインスピレーションを得たカーペットで、今年のサローネではシリーズに新しい仲間「INDIGO Macaque|インディゴマカク」が加わりました。
それは上の写真のクッションにあしらわれている、温泉に浸かる猿とのこと。モダンなソファのクッションで猿が温泉に浸かっているなんて、さすが「moooi」、斬新ですね。

まとめ

「moooi」の魅力は、モダンなインテリアにおしゃれなスパイスをプラスしてくれるような楽しい商品が多いことです。しかも、インパクトはあるものの取り入れやすく、デザインが洗練されていることがポイントです。

モダンスタイルのインテリアのあか抜けアイテムとして、ぜひ「moooi」の商品をお部屋に取り入れてみてくださいね!