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【プロが教える】レンガでおしゃれなキッチンを実現する方法!レンガの色や貼る場所も徹底解説

浦辺愛美
著者:浦辺愛美 (インテリアコーディネーター)

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定1級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

紀元前4,000年頃、メソポタミア文明の時代からレンガは人々の暮らしを支えてきました。レンガは古くから建物やエクステリアに使われていましたが、現代ではインテリアをぐっとおしゃれに格上げするアイテムとしても注目されています。

実は、耐熱性や耐火性に優れたレンガはキッチンととても相性が良いです。そこで、今回はレンガをキッチンに取り入れておしゃれな空間を実現するポイントをご紹介します。インテリアテイストに合わせたレンガの色の選び方や取り入れる場所、レンガを使用したキッチンの実例などを画像を用いて紹介していきます。

コーディネートのポイントをおさえて、レンガを使ったおしゃれなキッチンを手に入れましょう!

来客が憧れる!レンガでおしゃれなキッチンを実現するポイント

ポイント① キッチンのスタイルに合ったレンガの色を選ぶ

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キッチンのスタイルに合わせてレンガの色を選ぶと、インテリアの雰囲気はぐっと良くなります。濃い色のレンガは重厚感があり、クラシックやブルックリン・男前インテリアなどによく合います。色むらがあったりクラックが入っていたりと経年変化を感じるデザインを選ぶとさらに説得力が増します。

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濃い色のレンガでも目地の色が明るいものや明るいレンガとミックスしたものは、やわらかなあたたかみが感じられます。アンティークやトラッドスタイルによく合います。

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ホワイト系など明るい色のレンガは軽やかな雰囲気があり、ナチュラルやフレンチテイスト・カフェ風インテリアにマッチします。凹凸感のあるレンガであれば素朴な印象に、タイルのようななめらかなレンガであれば洗練された印象になります。

ポイント② 本物のレンガ以外の選択肢も検討する

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インテリアに用いるレンガにはいくつかの種類があります。それぞれ特徴がありますので、ご自身のキッチンのイメージや予算に合ったものを選んで、賢く取り入れましょう。

本物のレンガは独特の重厚感があり、インテリアの格をぐっと引き上げてくれます。その反面、お部屋全体に取り入れると重い雰囲気になったり圧迫感が出てしまうので、施工範囲は一部に絞って取り入れましょう。また、現代の日本の建物ではあまりレンガは使われていないため、本物のレンガを施工できる業者は限られます。施工費用や工期も通常よりもかかりますので、取り入れたい場合は早めに計画していきましょう。

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クッションレンガは本物のレンガのような凹凸感を再現していて、軽量なので施工が簡単です。素材はポリエチレンなどクッション性のある素材で作られています。壁紙のように一面に貼ったり、切り取って一部に取り付けたりとアレンジもしやすいです。色や質感もさまざまで、ナチュラルやカフェ風から男前インテリアまで、幅広いテイストに合わせられます。

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最も取り入れやすくてお手入れも簡単なのはレンガ調の壁紙です。レンガ特有の凹凸感はありませんが、最近では本物と見間違えるくらいデザイン性に優れたものが多く販売されています。色柄が豊富で金額も比較的安価なのが大きなメリットです。フェイクだと思わせたくない方は、キッチンの奥の壁や天井・棚の裏側など来客の手が届かないところに利用しましょう。

ポイント③ レンガを貼る場所にこだわる

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外壁などに使われることが多いレンガは、やはり壁に取り入れるとキッチンの雰囲気がぐっと垢ぬけます。全面に貼ると重厚感が出るので、壁1面だけ・柱1つだけなどアクセントとして取り入れると良いでしょう。その際に意識したいのは視線の高さです。一般的には床から140cm程度が一番目に入りやすい高さといわれています。それを意識してレンガを配置すると、小さな面積でも存在感を出すことができます。

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レンガをキッチン本体や棚に用いると、意外性があってオリジナリティのあるコーディネートになります。こちらではダイニング側のカウンター下にレンガを取り入れています。シックなコンロ周りとは対照的にナチュラルでリラックスできるスペースになっています。

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キッチンの床にレンガを貼ると、カフェのテラス席のような開放的な雰囲気が感じられます。キッチンマットなどは敷かずに、できるだけレンガの床が見えるようにするとさらに雰囲気が良くなります。インテリアグリーンを合わせたり、大きな窓を配置してよりアウトドアらしい雰囲気を出すと、ワンランク上のおしゃれなキッチンになります。

 

スタイル別おしゃれなレンガキッチンインテリア実例サンプル10選

北欧テイストのレンガキッチンインテリア実例 2選

対比を楽しむ遊び心あるキッチン

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ホワイト~ベージュに絞ったカラーリングの中に違った要素をミックスした北欧モダンコーディネートです。フラットでシンプルなキッチンの扉材と凹凸がありラフな雰囲気のレンガ壁の対比がとても印象的です。そこにメタリックなワイヤーベースが特徴のシェルチェアを組み合わせることで、意外性や遊び心のあるコーディネートになっています。

ホワイトキッチンにあたたかみをプラス

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ホワイトのワンカラーキッチンは、カラフルな北欧雑貨が良く引き立ちます。同じホワイトでも天板は光沢のあるタイルにしたり、キッチンの扉は框状にしたりすることで、単調さを回避して変化を感じられるコーディネートになっています。注目は壁とカウンター下に貼ったアイボリーがかったレンガです。その色味と質感でやわらかな雰囲気を作り出し、インテリアグリーンの似合う北欧ナチュラルテイストを完成させます。

西海岸・カフェテイストのレンガキッチンインテリア実例 3選

柱を活かしたカフェ風キッチン

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キッチンの柱部分だけにレンガを取り入れています。面積は小さいですが、視線に入りやすい位置なので存在感は抜群です。壁はホワイトでシンプルにすることでレンガとのコントラストが生まれて、さらにインパクトが感じられます。カフェ風の雑貨が並べた飾り棚は自然な雰囲気のある木目にしているので、レンガともよく馴染みます。

シックなのに開放感のあるテラスのようなキッチン

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レンガの床に軽やかなデザインのダイニングセットを合わせて、カフェのテラスのような雰囲気にしています。キッチンツールや飾り棚など見せる収納を多用していますが、ものが多くてもごちゃごちゃした印象にならないのは色数を絞っているから。ほとんどのアイテムをホワイト・ブラックにして、アクセントに木目やガラスを合わせることでスッキリと見せています。

色むらのあるレンガで西海岸テイストをアップグレード

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鮮やかなブルーのベースキャビネットが印象的な爽やかさのあるキッチンです。木目のラックやレンジフード・ガラスの浮きのような照明が、ラフで気取らない西海岸風コーディネートを演出しています。西海岸風に仕上げるポイントは使い込まれた感のある素材を利用すること。レンガにも色むらがあるものを使うことで、西海岸風インテリアの完成度をぐっと引き上げています。

アンティークテイストのレンガキッチンインテリア実例 3選

グリーンと合わせて洗練されたアンティークテイストに

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色むらやかすれ感のあるレンガ壁はアンティークテイストと相性抜群で、ブラックのレトロデザインのコンロやユニークな照明がよく映えます。また、レンガはインテリアグリーンなど自然を感じるアイテムとよくマッチして、組み合わせると一気に垢ぬけた印象になります。

アーチ状レンガでアンティーク感アップ

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ホワイト系のレンガはシャビーなフレンチインテリアにしっくりと馴染みます。木目が美しいフローリングや梁がナチュラルでエレガントな雰囲気で、やさしさが感じられるキッチンになっています。また、開口部に用いられたアールのあるレンガの積み方は、古くから石橋などで使われていたデザインでアンティーク感たっぷり。お部屋の良いアクセントになっています。

ヘリンボーン敷きでヨーロッパ風に

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床にレンガを貼ったカントリー風のキッチンです。レンガをななめに組み合わせたヘリンボーン敷きはデザイン性が高いだけはなく、ずれにくく強度があるため公園や車道にもよく使われています。ヨーロッパの街を思わせるおしゃれで味のあるキッチンを演出します。

海外のとびきりクールなレンガキッチンインテリア実例 2選

無機質な素材と合わせてスタイリッシュに

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レンガや木天板・インテリアグリーンなどナチュラルな素材に、ガラスやステンレスなど無機質な印象のある素材を合わせるとクールに仕上がります。扉や床など面となる部分はマットなブラックやグレーなど落ち着いた色を、壁やダクトには光沢感があって人工的な印象のある素材を使用して、キッチンの雰囲気を引き締めています。

濃い色のレンガにはホワイトを合わせてメリハリを

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レンガをアクセントとしてキッチンの奥の壁に取り入れています。暗めのトーンは奥行き感を感じさせるため、空間を広く見せる効果があります。重くなるのを避けるため床や天井は明るい色合いにして、キッチン本体はホワイトにしています。同じくホワイトのペンダントライトがレンガ壁によく映えて、ラフでかっこいいキッチンになっています。

まとめ

キッチンにレンガを用いると、ラフで垢ぬけた印象を出すことができます。本物のレンガを取り入れるのが難しい場合でもクッションレンガやレンガ調の壁紙をうまく利用すれば、手軽にレンガの雰囲気を楽しむことができます。壁や床・棚など一部分にアクセントとして取り入れて、ワンランク上のキッチンを実現しましょう!