【プロが指南】ハロウィンガーデニングを楽しもう!世界の実例もたっぷりご紹介
毎年ハロウィンで盛り上がる人が増えていますね!ハロウィンが行われる10月31日は、秋の真っ盛り。秋の花や紅葉が美しく目に映る季節です。仮装して街に繰り出すのも良いですが、我が家の玄関回りやお庭をハロウィンらしくデコレーションして街にアピールしてみませんか?
ハロウィンといえば、かぼちゃをくりぬいたジャック・オー・ランタンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、他にもいろいろオーナメントに使えるものがあります。今回はハロウィンをテーマにしたガーデニングの説明をします。海外の素敵な飾りつけ例もご参考にしてくださいね。
目次
来客が驚く!おしゃれなハロウィンガーデンを実現する方法を教えます。
日本のお家にハロウィンガーデンを実現するときに考えるポイント
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10月に入ると欧米の住宅のフロントガーデンには工夫をこらしたハロウィンの飾りが並びます。日本の住宅で取り入れやすいのはハロウィンならではのオーナメントと植物を組み合わせたコンテナガーデンです。ハロウィンのテーマカラーでもあるパンプキンオレンジは秋の花やくすんだ色のカラーリーフプランツと相性抜群です。
また魔女やお化けといった恐怖感をそそるものを飾るのがハロウィン。夜は怖さも一段と増すので、照明器具にこだわって夜のハロウィン演出もしてみましょう。
おしゃれなハロウィンガーデンをつくるポイントをパーツごとに解説
おしゃれなハロウィンガーデン×植物・寄植え編
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ハロウィンのカラーコードはオレンジとブラック。ハロウィンのコンテナガーデンを飾るなら、カボチャのオレンジ色を中心に考えてみましょう。花で合わせやすいのはオレンジ色のポットマムやマリーゴールド。実のついた植物も良いですね。観賞用トウガラシ、コトネアスターのほか、野ばらの実を鉢にさしても素敵です。
ダークトーンのカラーリーフプランツもハロウィンの寄せ植えにぴったりです。ヒューケラ、ハボタンやケール、カレックス・ブロンズカール、パープルファウンテングラスなどがあります。秋らしさを表現するために、紅葉した葉を敷き詰めるのも良いアイディアです。
おしゃれなハロウィンガーデン×オーナメント編
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ハロウィンのモチーフを使うと怖くて楽しい感じのガーデニング・ディスプレイになります。またオーナメントさえあれば、植物はなしでもハロウィンらしさを出すことができます。
ハロウィンのモチーフとしてはジャック・オー・ランタンに始まり、お化け、魔女、コウモリ、クモ、ガイコツ、お化け屋敷と様々なものがあります。お子様と一緒に楽しく飾りつけするのも良いですね。
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一方、大人っぽい雰囲気でまとめたい場合は、モチーフ、色数を減らしてシックさを出しましょう。モノトーンのディスプレイにさし色のオレンジを使う程度がまとめやすいですよ。写真では魔女の帽子を吊るしてそれとないハロウィンらしさを演出しています。
おしゃれなハロウィンガーデン×イルミネーション編
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ハロウィンが近づくにつれて、日が落ちるのも早くなります。暗い時間帯もイルミネーションでアピールしましょう。最も取り入れやすいのはキャンドルホルダーとガーランドライトです。シンプルなガーランドライトをオーナメントに沿わせるように配置すれば、それだけで素敵な演出になりますよ!
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野外用のキャンドルホルダーは、そのままクリスマスの飾りつけにも使えるので便利。カボチャと共に階段に並べると高低差のある飾りになって見栄えがします。
こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介
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ハロウィンには幽霊、ゾンビなど様々な恐ろしそうなモチーフが登場します。墓場もハロウィンのイメージの一つといえるかも知れませんが、写真のように十字架の近くに空の鉢があったらそれは復活祭、つまり春先のキリスト教のお祭りで使われる飾りものです。空の墓場はキリストの復活を意味するのです。
そもそもハロウィンはキリスト教のお祭りではないので、天使などキリスト教にかかわりそうなものはモチーフとしては合いません。
世界のおしゃれなハロウィンガーデン実例10選!日本のお庭にも取り入れ可能なセンス抜群な実例をご紹介
世界のおしゃれなハロウィンガーデン実例 お庭・花壇編 3選
ゾンビの手のオーナメントなら、土にさすだけで完了。
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オーナメントなら手軽に花壇をハロウィンのイメージにすることができます。花壇の中に、ハロウィンらしいオブジェを飾ってみましょう。例えばゾンビの手を思わせるスチール製の飾り物なら、普段の花壇の中にあるだけで、恐ろし気な雰囲気に。夜はライトアップしてもいいかも知れませんね。
ウォールにゾンビの手型フックをたくさんつければ、印象的な飾りに
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エクステリアのフェンスなどに複数のゾンビの手型フックを取り付ければ、道行く人がぎょっとするかも知れません。キャンドルホルダーをさげれば、夜も人目を惹きます。カラス、ネズミ、ガイコツなどを一緒にかざると恐ろしさが倍増します。
エクステリア照明を上手に利用すれば、お化けのできあがり
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球形のエクステリア照明に白い布をかぶせて目と口をつければ、ハロウィンのお化けに。室内のフロアスタンドでも同じ演出ができそうですね。暗闇に光るお化けがふわっと浮いている姿が目を引きます。ヘリウムガス入りの白い風船に軽いレースをかぶせて、ガーデン用のスポットライトをあてても良いですね。
世界のおしゃれなハロウィンガーデン実例 玄関・アプローチ編 4選
枯れ枝×ドライフラワー×オーナメントの組み合わせで、玄関前を豪華に演出
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お化け屋敷の背景を玄関ドア前に再現してみましょう。鉢に枯れ枝をさしこみ固定しカラスが群れているようにオーナメントをつけます。枯れ枝の足元には枯草、つまりドライフラワーをさして、魔女やクモのオーナメントで仕上げましょう。一つ洋風の鉢があると、ハロウィンの後はクリスマスの飾りつけにも使えますよ!
枯れ枝×目玉のオーナメントならスモールスペースでも可能
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枯れ枝使いのアレンジでも目玉オーナメントなら、玄関ポーチや窓台など小さなスペースを飾るに向いています。多肉植物をこんもり植えた鉢に、黒く塗った枯れ枝をさしましょう。目玉はクリスマスのボールオーナメントに手書きしても良いですね。
色合いの違うカボチャを並べるとシックな飾りに
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玄関まわりをハロウィンらしく、しかもシックに見せたいという場合は、魔女もお化けも必要ないかも知れません。色合いの違うカボチャを数種類と白のポットマムを組み合わせるだけでも十分雰囲気がでます。本物のかぼちゃで白やグレーはなかなか見つからないので、陶器製やコンクリート製もご検討ください。
枯れ木とカボチャだけでも、恐ろし気な玄関アプローチに
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玄関アプローチがあるなら、通路の周りにイルミネーションのついた枯れた並木、そのまわりにカボチャを並べましょう。2つしかモチーフのない演出でも、効果的にドラマティックに見えます。
世界のおしゃれなハロウィンガーデン実例 ベランダ編 3選
ファニチャーまわりに花、カボチャ、オーナメントを寄せて飾ると豪華
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ベランダファニチャーのまわりにハロウィンの飾りつけをしてみましょう。ジャック・オー・ランタンとオレンジ色のポットマムを置くだけで雰囲気がでます。黒い色のオーナメント類をあれば、アクセントに飾ると良いですね。ファニチャーにもモノトーンのクッションを並べて、シックにまとめましょう。
木箱を利用すれば、高低差のあるハロウィンの飾りに
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ファニチャー類のない小さめのベランダなら、木箱を重ねてディスプレイ。カボチャ、キャンドルホルダー、オーナメント類や紅葉した葉やドライフラワーで飾り付けましょう。
あんなところにガイコツが!マンションベランダならではの演出が可能
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マンションのバルコニーによく見るとガイコツが!これもかなり目立ちそうなアイディア。ガイコツや幽霊、魔女たちがパーティーを開いているようなアレンジをしても楽しそうです。演出はあくまでベランダの内側で。落下したり飛ばされたりしないよう、しっかり固定してくださいね。
まとめ
お化けや魔女、コウモリなどハロウィンのモチーフは少し怖いのですが、面白くて遊び心のあるディスプレイになります。お子様と一緒に楽しんでみませんか。毎年盛り上がっているハロウィンですが、仮装して騒ぐのはちょっと、、、という場合も、自宅前を素敵にアレンジしてハロウィンに参加してみませんか。
ハロウィンらしい庭の演出では、オレンジ×ブラックを基調にすること、ハロウィンらしいオーナメントを使うこと、夜もアピールできる演出をすることがポイントです。今年こそ、ぎょっとするような楽しいハロウィンガーデンを実現してくださいね!