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クリスチャンフィッシュバッハ の人気の秘密を探る。200年以上続く高級テキスタイルブランドの魅力を徹底解説

「クリスチャン・フィッシュバッハ」は、スイスの老舗テキスタイルブランドとして知られており、日本では「フィスバ」のブランド名で高級カーテンのブランドとして有名ですね。日本にフィスバが上陸したのは、1971年のこと。以来、高級インテリアテキスタイルブランドとして、日本でも多くのファンを魅了し続けてきました。

今回は、そんなクリスチャン・フィッシュバッハ(フィスバ)の魅力を、その華麗でスタイリッシュなデザインとともに探っていきたいと思います。お部屋をお洒落な空間にワンランクアップさせたいと考えている方や、お洒落なカーテンを探している方など、ぜひインテリア作りの参考にして見てください。

クリスチャンフィッシュバッハが何故支持されるのか?インテリアのプロがその人気の秘密を紐解く

クリスチャンフィッシュバッハとは?

スイスの東部の農家に生まれた創業者「クリスチャン・フィッシュバッハ」は、農家の奥さん達が作る綿織物を、30km先のサンガレンの市場へと売りに行く商売を始め、1819年に会社を設立しました。13世紀頃から19世紀頃までの産業革命以前、サンガレンは手織のリネン生地の生産で栄えていました。そんなサンガレンに拠点を移したのは1854年のこと。家族とともにオベラーグラーベン24へと移り住み、商売を営みます。

19世紀中頃、スイスの刺繍製品はヨーロッパ・アメリカ・ロシアなどで人気を博しており、サンガレン周辺の地域は刺繍やテキスタイル産業で繁栄していました。フィスバの事業もまた順調に成長していき、1874年には新たな土地の購入し、20年の間にさらに隣の建物も購入するほどにまで事業は成長します。また、二人の息子が家業に加わり、息子である「オットー・クリスチャン・フィッシュバッハ」は、その後の第一次世界大戦や世界大恐慌などのピンチを切り抜ける手腕を発揮しました。

初代クリスチャン・フィッシュバッハから始まり、代々フィスバの経営は彼の子孫たちによって受け継がれていきます。その歴史は長く、200年ほどに。代々、子供たちによって受け継がれてきたフィスバは、各世代の子孫たちによってより大きく成長していきました。4世の世代には、アメリカ・ニューヨークに支店を設立し、その後イタリアやドイツといったヨーロッパ諸国や、日本などにも支社を設立し、世界的なファブリックブランドとしての活動を広げていきます。彼の世代では、パリのオートクチュール業界との関係性が強く、ファッション性の高いデザインに力を入れるようになります。

5世の世代では、テキスタイルデザイナーとのコラボを積極的に行い、イギリスのテキスタイルデザイナー「ユーリア&キャンベル」姉妹のデザインしたコレクションでは英国デザイン協会賞を受賞します。また、彼がCEOを勤めていた頃に、ファッションテキスタイルの分野からホームユース分野へと事業方針を変更。現在のフィスバのように、ホームテキスタイルブランドとして活躍していくことになります。

そして現在、6代目のCEOを務めているマイケル・フィッシュバッハと、彼の妻でアートディレクターを務めるカミラ氏によって、フィスバは、代々脈々と受け継がれてきた伝統と哲学を守りながらも、会社を発展させています。日本には50年ほど前から上陸しており、フィスバの名前で広く浸透しているため、「FISBA」のブランド名で活動を行なっており、高級デパートなどのカーテン売り場など、ラグジュアリーなインテリアファブリックブランドとして愛され続けています。価格帯はカーペットで10万円ほどから、カーテンは1mあたり2万円〜の高価格帯ながら、上質かつスタイリッシュなデザインは、若い世代から上の世代まで幅広い世代のインテリアファンに愛され続けています。

参考クリスチャン・フィッシュバッハ/日本フィスバ株式会社 HP
https://www.fisba.co.jp/

参考:クリスチャン・フィッシュバッハ 2021年カタログ「Sample Book」
https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjoiMTIzMjQifQ==&detailFlg=0&pNo=1

クリスチャンフィッシュバッハのスタイル

フィスバのスタイルは、上品かつスタイリッシュなファッショントレンドを感じさせる華やかさがあります。現在はアートディレクターを、現CEOの妻であるカミラ・フィッシュバッハが務めており、イラン系アメリカ人のバックボーンと、長年ヨーロッパやアジアで生活してきた彼女の経歴は、フィスバのテキスタイルデザインをより大胆で革新的な美しいファブリックへと導いています。

フィスバのデザインは、クラシックスタイルからコンテンポラリーまで、幅広いテイストのテキスタイルを扱っており、そのままドレスに仕立ててしまいたくなるような美しさを持っています。通常、柄物のファブリックなどはカラーバリエーションが少ないところが多いのですが、フィスバは柄物などのファブリックでも豊富なカラーバリエーションを有しているので、多種多様なインテリアシーンに合わせてコーディネートすることができます。

元々、ファッション業界のテキスタイルで活躍していたブランドであったフィスバは、パリやミラノのプレタポルテのファッションブランドに生地を提供していたことから、ファッション性の高いテキスタイルが魅力の一つです。また毎年新作のコレクションを発表しており、2020年には「ラテンアメリカコレクション」を。2021年には「アフリカコレクション」を発表しています。ファッション業界でも、2020年・2021年の春夏コレクションなどで、ボタニカル柄や自然をモチーフにした生地を扱ったブランドが多くあったことから、トレンドに敏感なブランドであることが感じられます。

フィスバのテキスタイルは、柄・色・織・刺繍・素材・加工など、様々な方法によって生地に模様や質感、豊かな表情を生み出します。また商品展開は、ドレープカーテンやレースカーテンの他、ベッドリネンやバスタイムコレクション、ラグやクッションなどインテリアファブリックのアイテムにも使用できるテキスタイルを取り扱っているので、お家全体のコーディネートを楽しむことができます。

使用しているファブリック素材は、天然繊維である綿や麻、ウール、絹などのほか、難燃性のポリエステル素材やレーヨンなどの化学繊維も効果的に取り入れて使用しているので、素材にこだわりたい方や、機能性を重視したい方など、それぞれ個性を持ったファブリックに注目したいところです。

クリスチャンフィッシュバッハの評判

フィスバは、高級カーテンなどで知られていますが、ここでは実際にカーテンを使用している方の感想を参考に、どういった魅力が隠れているのか探ってみたいと思います。

色がとっても分かりにくいのですが、コレです!!光沢のあるグリーン系のベージュ風のグレーって言うのかな(笑)そこに落ち着いたゴールドの柄。

ゴールドが入ってるけど、落ち着いた色なので派手にならず。ヒダがしっかりしてるとこも大事合格

↑カーテンとめるの(←なんて言うのか忘れたにひひ)も、オーダーです。

高い買い物をしてしまったケド、明け閉めする度に嬉しくなってしまうドキドキ
まぁ正解だったかな?と思っています(ノ´∀`*)

https://ameblo.jp/happy-mayublog/entry-11939685057.html

フィスバのカーテンは、高いデザイン性と、その縫製のクオリティーでも高い評価を得ています。実際に使用した時、カーテンにはドレープによる独特の動きが出てきます。そのドレープが美しくないと、カーテンの魅力も半減してしまうことでしょう。フィスバでは、カーテンに仕立てた時のドレープの美しさや、見た目にも強いこだわりを持っています。

パターンの繋げ方や、ドレープの流れを美しく見せるために、はぎ線が一番目立たないようにヒダの側面に位置を調節したり、耳と裾の処理にはステッチが表に出てこない掬い縫いミシンで縫製することで、見た目にも美しい仕上がりになっています。こうした努力には、13種類ものミシンを使いこなし、一つの製品に対し生地の特性に合わせて8種類ほどのミシンを使用し、16工程もの段階を経て製品が完成される、丁寧なクラフトマンシップが根底にあります。このようなフィスバの高い縫製技術とクオリティーは、世界から「オートクチュール」と称されるほど高い評価を得ており、「FISBA純正縫製」のタグが付けられるほどとなっています。

クリスチャンフィッシュバッハが好きな方におすすめブランド

CASAMANCE(カサマンス)

「カサマンス」はフランスのTEXDECORグループのブランドで、優れたデザイン性のインテリアファブリックと壁紙で、ファッション界やアーティストなどにも人気の高いブランドです。クラシックなテイストからコンテンポラリーなテイストまで、上品で高級感がありながらトレンドを取り入れた華やかなデザインが特徴的で、フィスバのようなファッション性の高いインテリアファブリックがお好きな方におすすめです。

幾何学的な模様や自然をモチーフにした柄、アジアンテイストな渋い柄など、様々なテイストのインテリアに取り入れて楽しみたい、豊かなバリエーションも魅力的。フィスバのカーテンと組み合わせても、どちらも上品で上質な雰囲気を持っているのでチグハグになることはないでしょう。

参考:CASAMANCE HP(海外サイト)
https://www.casamance.com/en/

Zimmer+Rohde(チマーロード)

1899年創業のドイツの老舗インテリアテキスタイルブランドです。年2回新作コレクションを発表しており、カーテンと椅子張り生地を主に扱っています。モダンなスタイルからクラシックスタイルまで、幅広いインテリアテイストに対応した様々なファブリックを扱っており、フィスバやカサマンスよりもやや落ち着いた色味が特徴的です。

幾何学的な連続模様や自然モチーフの絵柄など、インテリアに個性をもたらすデザインも多く扱っています。また、全体に柄が配置された図柄が多い印象ですが、大人のインテリアに取り入れられるような上品さがあるので、シックなインテリアコーディネートにも取り入れやすいブランドとなっています。インテリアファブリックは、家具などよりも他ブランドとの組み合わせがしやすいので、ブランドにこだわることなく、インテリアに合った組み合わせでを取り入れて楽しんでみてはいかがでしょう。

参考:Zimmer+Rohde HP(海外サイト)
https://www.zimmer-rohde.com/en/

プロが選ぶ!クリスチャンフィッシュバッハの代表的なおすすめアイテムを5選

上品な華麗さのあるカーテン:ANTOINETTE(アントワネット)

名前の通り、美しさと気品を併せ持った美しいテキスタイルデザインのカーテンです。水彩画風に描かれた大きな花模様のデザインですが、花の存在を主張しすぎない淡い表現によって、花柄のカーテンの華美さより、落ち着いたエレガントな印象を持っているので、性別関係なく取り入れやすい花柄のカーテンとなっています。

一見、大理石のマーブル模様のような溶け合うような独特の雰囲気は、地柄とプリントを重ねた特殊な作り方をしており、ジャカード織の高級感のある質感に高度なプリント技術によって柄を重ねたことで、平面の布地に奥行きを感じる印象になっています。こちらの生地はポリエステル100%のため、洗濯が可能となっており、防炎機能もあるので、ご家族のいるご家庭でも取り入れやすいかと思います。

参考:日本フィスバ株式会社 HP「ANTOINETTE 14411 109」
http://fisba-catalogue.com/products/detail.php?product_id=3777

シンプルだけど上質な雰囲気を作り出す:INK(インク)

細い線を描くインクが滲んだような、細かい縦線の入ったデザインの生地であるインクは、シンプルなデザインながら、高級感のあるジャカード織の生地による、プリントでは表せない深みのある模様が特徴的です。表面仕上げのカレンダー加工による光沢感が、シンプルモダンなデザインに上品な高級感を与えます。

カラーは7色。ニュートラル系のカラー5色に加え、ブルー系レッド系がそれぞれ1色ずつの展開となっており、一人暮らしの男性などでも取り入れやすいデザインのカーテンとなっています。モダンスタイルのインテリアから、インダストリアル風の無骨なスタイルのインテリアにも合わせやすく、カジュアルスタイルでも上品さのある、ワンランク上のインテリアへと雰囲気を格上げしてくれます。

参考:日本フィスバ株式会社 HP「INK 14347 701」
http://fisba-catalogue.com/products/detail.php?product_id=2416 

カラーグラデーションが美しいレースカーテン:ACHAT(アカット)

透け感のあるカラーグラデーションが美しいアカットは、単体でも使える見た目の爽やかなレースカーテンです。4色の糸をジャカード織機で絡ませることで、美しいカラーグラデーションを作り出しており、エアロ仕上げを施すことで立体的なストライプが浮き出るデザインとなっています。無地のドレープカーテンとも相性が良く、すでにお持ちのカーテンともコーディネートしやすいアイテムです。また、カラーバリエーションは5色あり、はっきりとした色味のドレープカーテンとも相性が良いアイテムとなっています。

防炎生地かつ洗濯可能な生地なので、比較的扱いやすく、レースカーテンといってもモダンなデザインなので、クールなインテリアやシンプルスタイルのインテリアにも取り入れやすいデザインなので、普通のレースカーテンに飽きてしまった方にもおすすめです。グラデーションが繰り返しのパターンとなっているので、大きな窓に採用すればリズム感のあるスタイリッシュなウィンドウコーディネートを楽しむことができます。また、シェードとして使用すると、縦方向にも色の濃淡のグラデーションを作り出すことができるので、グラデーションを楽しみたい方にもおすすめです。

参考:日本フィスバ株式会社 HP「ACHAT 14528 803」
http://fisba-catalogue.com/products/detail.php?product_id=4093

左右で違うサイドデザインが印象的なラグ:ADORNO(アドルノ)

メリノトレジャーシリーズのラグより、サイドの面白いカットが印象的なアドルノです。片側はレース模様のような型抜きがされており、もう片方は縁が波模様を象ったなんとも特徴的な形をしています。一見モダンでありながら、クラシカルなエレガントさも併せ持っており、可憐なクラシックスタイルにもクールなモダンスタイルにも合わせやすいラグとなっています。

メリノトレジャーシリーズは、名前の通り最高級ウールのニュージーランド産メリノウールを使用したラグシリーズで、一つ一つがハンドメイドで製造されています。天然のメリノウールは、保温性と遮断性に優れ、耐久性・防炎性にも優れた優秀な素材です。また、カラーバリエーションが豊富なため、ポップな印象のカラーやシックなモダンカラーまで、インテリアのテイストに合わせて選ぶことができので、インテリアシーンを選ばずに取り入れやすいアイテムとなっています。

参考:日本フィスバ株式会社 HP「ADORNO 80580」
http://fisba-catalogue.com/products/detail.php?product_id=4043

ラテンアメリカの華やかさを感じるラグ:ESTIVAL(エスティヴァル)

2020年のラテンアメリカコレクションの一つ、エスティヴァルのカーペットです。メキシコのハンドクラフトを思わせる色合いと植物模様。特殊なプリントにより、色落ちしたような加工がされているので、西海岸風のインテリアなどカジュアルなスタイルにもマッチします。防炎機能、床暖房にも対応しているので、様々なインテリアシーンに取り入れやすく、裏面には滑り止め加工が施されているので、お子様のいるご家庭やペットのいるご家庭でも安心です。

カーテンなどの大きな面積には取り入れるのを躊躇してしまうトロピカルなグリーン柄も、カーペットのサイズならちょうど良いアクセントに。ナチュラルカラーだけではなく、ピンクやパープルなどのフラワーカラーとの相性も良いので、お部屋を華やかにしたいと考えている方にもおすすめのアイテムです。

参考:日本フィスバ株式会社 HP「ESTIVAL 8446 CALIENTE」
http://fisba-catalogue.com/products/detail.php?product_id=2855

まとめ

カーテンやラグ、クッションカバーなど、インテリアファブリックを取り替えるだけでお部屋の印象はガラリと変化します。高級ファブリックブランドなので、決してお安くはありませんが、家具を買い換えるよりも、インテリアの雰囲気を変えたい時、デザインはもちろん費用やコスパ面でも効果的なアイテムといえます。

夏と冬でインテリアに変化をつけたり、マンネリ化したインテリアの印象を変えたい時など、フィスバの華やかでトレンドを意識したスタイリッシュなデザインは、インテリアに新しい刺激を与えてくれることでしょう。そろそろカーテンを買い替えたいと考えている方や、お部屋に変化をつけたい方、肌触りの良い上質なファブリックをお部屋に取り入れたいと考えている方など、フィスバのアイテムを取り入れてみてはいかがでしょう。

参考クリスチャン・フィッシュバッハ/日本フィスバ株式会社 HP
https://www.fisba.co.jp/

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