【プロが教える】リーフプランツを使ったおしゃれなガーデンを実現する方法!葉を鑑賞する植物なら長く楽しめる
おしゃれなガーデンを実現したい方!より少ない管理で、長く楽しめる庭を実現したい方!葉の美しい植物を取り入れてみませんか。花が咲く植物は素敵ですが観賞時期が限られているうえ、花後は一気に見どころがない庭になってしまうことも。葉を観賞する植物なら、シーズン中楽しむことができますよ。
今回はリーフプランツについて詳しく解説します。どのようにリーフプランツを取り入れるとおしゃれな庭になるか、リーフプランツを使った世界のおしゃれなガーデン実例もご紹介します。この記事を読んで、リーフプランツをお庭で使いこなしてみませんか!
目次
リーフプランツを取り入れたおしゃれなガーデンを実現する方法
リーフプランツの特徴とガーデニングデザインのポイント
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観賞価値のある葉をつける植物のことを、リーフプランツと言います。葉の価値は実にいろいろ。針のように細い葉、極大きな葉、ユニークな形の葉、柄の入った葉も魅力的。中でも色合いの美しい葉はカラーリーフと呼ばれます。お庭にリーフプランツを積極的に取り入れることで、植栽をより豊かにすることができますよ!
花が終わってしまった庭でも、リーフプランツが庭に見どころを残してくれるのもうれしいところです。花に比べると管理もずっと楽。中には、一見花に見間違えるくらい色合いの鮮やかな植物もあります。常緑のリーフプランツなら、年間を通じてお庭を彩ってくれます。
便利なリーフプランツ、お庭に上手に取り入れてみたいですね。ではどんな植物やマテリアルと組み合わせるとおしゃれな庭になるでしょうか?次をご覧ください。
地植えでも鉢植えでも!リーフプランツでおしゃれなガーデンを実現する方法
リーフプランツ×庭植えの場合
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花壇や植栽エリアにリーフプランツを取り入れておしゃれに見せる方法は様々。最も簡単な方法は、一種類のリーフプランツを群植する方法。例えばシンボルツリーの足元に多年草のリーフプランツを群植すれば、春の芽だし、葉の展開、秋の紅葉と季節の変化を楽しむことができます。
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植物が大好きで、様々な花や葉を季節ごとに楽しみたいなら、常緑のリーフプランツを植栽エリアの奥や手前、縁どり、その他ところどころに取り入れましょう。花類をリーフプランツの間に配置していくようにすると美しい葉が花をより引き立て、花の少ない季節は葉が主役となってくれます。
リーフプランツ×鉢植えの場合
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鉢植えでもリーフプランツの魅力を存分に楽しむことができます。それぞれの鉢に一種類のリーフプランツを植えれば、管理が楽です。同じ鉢をリピートして配置すればそれだけでスタイリッシュ。大中小の鉢を組み合わせて玄関前やテラスに置けば、高さに変化のある目を引くコーナーを演出することができますよ。
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鉢に様々な植物を寄せ植えするときも、リーフプランツは大活躍します。背の高いリーフプランツなら、メインの花の背後に、また葉の細かい匍匐性のカラーリーフプランツならメインの花の手前に植えると、花の良い引き立て役になってくれます。花色と同系色、またはコントラスト色の葉を合わせれば、インパクトのある寄せ植えになります。
リーフプランツと合わせて使いたい!相性が良い植物・マテリアル
リーフプランツと寄植えして相性が良い植物
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リーフプランツと組み合わせるとお互いの良さを引き立てることができるのは、花が咲く植物です。チューリップ、スイセンなどの球根類、ビオラ、ペチュニアなどの花が長く間咲く一年草、シャクヤクやエキナセアなどの毎年咲く多年草、花木など、どんな花もリーフプランツと組み合わせることができます。
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特徴の違うリーフプランツの組み合わせならインパクトのある植栽に。色や形、葉の大きさが違う植物が隣同士になるように植えると効果的です。例えば大きな葉の隣には小さな葉、硬いイメージの葉の隣には柔らかい葉、ダークな葉の隣には淡い色合いの葉がくるように植えるとそれぞれの特徴が際立って見えます。
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リーフプランツを低木や高木と組み合わせても。形のはっきりしたコニファーなどの周りにふわりとした姿の美しい色合いの葉を合わせると変化に富んだ風景になります。樹木の足元の地面を色柄の美しいリーフプランツを寄せ植えれば花がなくても華やかな花壇のように見えます。
リーフプランツと相性が良い鉢
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リーフプランツにはどんな鉢にもよく似合います。洋風、和風、モダンなどお庭のイメージと調和する鉢を選びましょう。カラーリーフプランツに白、黒、グレーのモノトーンの鉢を合わせれば、葉の色あいがより鮮やかに見えます。葉の大きな植物なら、葉の迫力に負けない大きなコンクリートポットでスタイリッシュに。
リーフプランツは育てやすい?育て方と植える時期をおさえておこう
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リーフプランツは花を観賞する植物に比べれば育てやすいと言えます。リーフプランツに必要な管理は適切な頻度の水やりです。植物によっては剪定や株分けが必要になることも。植栽時期は、多くの植物は真夏と真冬をさけた時期が適しています。
リーフプランツは葉の美しさがすべてです。葉を最も美しい状態で楽しむためにも、それぞれの植物に適した環境で育てましょう。例えばコリウスは真夏の直射日光以外の日光にあてたほうが発色がよくなり、ホスタは木漏れ日程度の半日陰で育てたほうが美しい色柄がでます。
プロがおすすめする初心者にもおすすめの定番リーフプランツの品種3選
花のように鮮やかな色合いが楽しめるコリウス
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葉というと緑色を想像しますが、コリウスは緑の他赤紫、ピンク、黄色などの鮮やかな色合いの葉が特徴です。生育が旺盛で、こんもりとした姿になります。複数の色合いのコリウスを組み合わせるだけでも見ごたえのある植栽に。たくさん花を咲かせる一年草の添えとしてぜひ使いたい植物です。
葉の色柄のバリエーションが多いホスタ
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日本にも原種が自生するホスタは、半日陰の日本の庭で大活躍します。筋にそって凹凸のある大きな葉は青や黄色みがかったもの、さらに斑入りで柄になるものなどがあり、バリエーション豊か。5月ごろから新しい葉をどんどん展開して草姿が充実しますので、球根植物などと組み合わせて使いたいリーフプランツ。
和風にも洋風にも合わせられ、葉に特徴のあるシンボルツリーならカエデ
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葉が美しく見ごたえがあるシンボルツリーなら、カエデがおすすめです。切れ込みの入ったカエデの葉は独特。中には枝垂れる繊細な葉が特徴のアオシダレやベニシダレ、赤みのある葉をシーズン中楽しめるノムラカエデがあります。カエデをお庭に取り入れれば、ぱっと目をひくポイントになります。
プロが教える!リーフプランツを取り入れたおしゃれなガーデン実例12選
リーフプランツ×花壇レイアウト特集 6選
ぱっと目を引く素敵な花壇には、リーフプランツが使ってあるものです。
ベニシダレ×ホスタに花類を追加すれば、シーズン中楽しめる
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ベニシダレを中心に、その周囲にホスタを配置した花壇。花はベニシダレとホスタの隙間を埋めるように植栽すれば、ボリューム感のある花壇になります。
ホスタとコリウスなら木陰を華やかに彩ることができる
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木陰や半日以上日陰になるような庭なら、花は育ちにくいもの。でもコリウスやホスタなどのリーフプランツなら大丈夫。コリウスを手前に植栽して、色合いの豊かさを際立たせましょう。
ラムズイヤーを花壇の縁取りにすれば、ふわふわで柔らかい質感に
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花壇の縁取りにふわふわの毛でつつまれたシルバーリーフが特徴のラムズイヤーを配置すれば、内側に植栽した花を引き立て花壇に柔らかい表情を与えます。
常緑のカラーリーフプランツを花壇の最前列に使えば、季節を通じて整う
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常緑のコクリュウやベアグラスを花壇の最前列に、そして背景にはコニファーの緑があれば、どんな季節も花壇が整って見えます。花壇中央にはハボタンやポットマムなど長い間華やかさを保つ花類やリーフ類を季節ごとに取り換えるようにしましょう。
カンナを花壇の主役にすれば、花も葉も両方楽しめる
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カンナを花壇のメインにすれば、美しい花や迫力のある大きな葉を楽しむことができます。背の高いカンナの葉はストライプ模様、淡い色や銅色のものなどがありエネルギッシュ。同系色のコリウスでカンナの足元をふわっと覆えば、花壇がさらにボリュームアップします。
まるで花のような美しさのハクロニシキなら、花壇のアクセントになる
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花壇の中に葉の美しい小さめシンボルツリーを取り入れるなら、ハクロニシキをご検討ください。一本幹の上に球にまとまるように仕立てた樹形のハクロニシキが多く流通しています。花壇の面積を損なうことなく、しかも春先白・ピンクに変化する葉色の変化を楽しむことができますよ!
リーフプランツ×お庭全体デザイン特集 6選
リーフプランツを使いこなせば、最小限の花でお庭をここまで表情豊かに演出することができます。
コンテナガーデンはリーフプランツをメインにブロンズ系でまとめればシックな表情
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玄関ポーチやテラス、マンションのバルコニーなどの限られたスペースでも、鉢植えのリーフプランツをつかえば華やか&シックな葉の共演が楽しめます。数種類のコリウスをメインするなら、背景には全く違う葉姿のペニセタムを。よりシックを目指すなら、花はなしで縁から黒葉のイポメアを垂らしましょう。
オリーブをメインに、シルバーリーフでまとめた植栽なら涼しげな表情
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シルバーリーフの葉が美しいオリーブも、また葉を観賞できる植物。オリーブ近くの花壇に、ヘリクリサム、カレープラント、ラムズイヤー、シロタエギクなどのシルバーリーフをあわせ淡い色調で統一すると涼しげです。ニオイヒバやツゲの生垣などの深緑の背景があると、シルバーリーフがより一層映えますよ。
ユニークな形の大きな葉ならモダンな表情もだせる
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普通の緑色の葉も、ユニークな形で大きい葉なら1本だけでも見ごたえがします。写真のイチジクはテラコッタの鉢に植えれば南ヨーロッパ風の演出に。コンクリートポットに植えればモダン住宅にも似合います。
緑地にアガベの硬質で構築的な形を追加すると、めりはりがでる
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葉ものをメインとした緑地に今一つインパクトがないなら、アガベを追加してみましょう。ぼやけたイメージの緑の周りに硬質で形のはっきりしたアカベがあることで、植栽にめりはりが生まれます。
飛び石や通路のまわりにアジュガを使えば、地面を華麗にカバーできる
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赤みのあるダークな色合いの葉で地面を低く覆うように広がるアジュガは、優れたグラウンドカバープランツでもあります。地面を隙間なく覆うので、美観がよくなるうえに雑草を抑制できます。アジュガのダークさとコントラストをなすように明るい葉のホスタやアガパンサスを組み合わせるとスタイリッシュです。
リーフプランツの組み合わせなら、アーティスティックな緑の壁も可能
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リーフプランツを組み合わせた植栽を極めると、まるでアートのようなバーティカルガーデンも可能です。ふわっと枝垂れるグラス類、ぴたっと壁に密着するプミラ、赤みのある丸い葉のヒューケラのように、まったく異なった植物をくみあわせることで、緑の壁に面白い表情をつけることができます。
まとめ
おしゃれなお庭には必ずといっていいほど登場するリーフプランツは、主に葉を楽しむ植物。葉にはさまざまな特徴があり、時には花を超える美しさを見せてくれることもあります。しかも花のようにすぐに散ってしまうことはなく、落葉性ならシーズン中、常緑なら一年中観賞することができるのです。
リーフプランツを使いこなすコツは、他の植物と組み合わせたときにお互いの良さを引き立てあうように配置すること。リーフプランツを積極的に取り入れて、我が家の庭をおしゃれに演出しましょう!