2022/10/07
【プロが教える】憧れのジャパンディ(Japandi)インテリアを実現する方法!豊富な実例で徹底解説
数年前から海外で注目されるようになったジャパンディインテリア。
昨年あたりからは、日本でもよく耳にするようになりました。
ジャパンディは、日本人が受け入れやすいインテリアスタイルということや、家で過ごすことが多くなった今の時代にぴったりの居心地の良さから人気があります。
簡単に言えば、和と北欧のミックスインテリアがジャパンディですが、ただ足せば良いというわけではありません。
こちらの記事では、そんなジャパンディをわかりやすく解説します。
実例もたっぷりご用意していますので、最後まで目を通していただければきっとジャパンディを理解していただけるでしょう。
ぜひ参考にしていただいて、トレンドのジャパンディインテリアを取り入れてみてくださいね!
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目次
プロが教える!憧れのジャパンディを実現するポイント
そもそもジャパンディとは何なのか?
https://www.pinterest.jp/pin/696932111098902311/
ジャパンディ「Japandi」は、日本(和)と北欧のスタイルを掛け合わせたインテリアスタイルを指します。
北欧インテリアは、家で過ごす時間を快適にする工夫がいっぱいあります。
肌に触れた時に優しい自然素材とシンプルなデザイン、そして暖かな雰囲気。
そんな北欧インテリアに、和のイメージを足したのがジャパンディです。
和とは、和モダンのイメージ。
自然素材を使ったシンプルで洗練されたデザインで、そして、飾り立てない何もない空間(間)を意識したインテリアです。
どちらかというと精神的なものという印象かもしれませんね。
今のご時世だからこそ、心を落ち着かせる自宅のデザインにフィットしたのでしょう。
あっという間にトレンドのスタイルになりました。
日本人には、なじみやすいイメージでもあるため、ポイントを押さえれば作りやすいスタイルと言えます。
居心地の良いインテリアをご検討中なら、取り入れることを検討されてはいかがでしょうか。
ジャパンディをつくるポイントは?。
どんな配色にすべき?
https://www.pinterest.jp/pin/839921399274295716/
ジャパンディで使われるカラーは、ナチュラルなアースカラーが基本です。
アースカラーとは、自然界にある色。これらをメインにコーディネートされます。
自然界にある色とは、ナチュラルな木カラー、植物、土などの色です。
そこに、ブラックや優しいホワイトをプラスします。
ほかに、グレー系の入ったくすみカラーをポイント入れてもOK。
ただし、全体的に色味は少なくすることがうまくジャパンディをつくるポイントになります。
どんな素材にすべき?
https://www.pinterest.jp/pin/653936808408471372/
カラー同様、素材もナチュラル(天然素材)がポイントです。
木、土、麻、綿、石、土などから選びます。
やがて土に還る素材、環境を壊さない素材というサスティナブルという面も人気の背景としてあることを意識しましょう。
どんな家具を選ぶべき?
ソファやテーブル等大物の家具を選ぶときのポイント
https://www.pinterest.jp/pin/751045675374678728/
ソファやテーブルを選ぶ場合、前述のようにカラーと素材にまず注目して選ぶことが大切です。
次に、装飾をできるだけ削ぎ落としたシンプルなデザインを選びます。
また、全体的に高さをおさえたデザインがおすすめです。
特にソファは、背もたれが高くなってしまうとイメージと異なってしまいます。
背クッション部分やシート部分も低いタイプを選びましょう。
カーテンを選ぶときのポイント
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カーテンを選ぶ際には、こちらもアースカラーと天然素材に注目して選びます。
ヒダやボリュームも抑え気味にした方があいます。
ミニマムな空間には、カーテンの存在は大きくしない方が良いので、壁の色に近い色がおすすめです。
また、カーテンだけでなく、全てのファブリックを選ぶ際には、この基本に沿って選ぶと失敗しません。
照明を選ぶときのポイント
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照明のデザインは、やはりシンプルなものが基本です。
北欧ブランドの照明や、和を感じるようなデザインの照明を選びます。
また、デザインだけでなく、光の色にも注目しましょう。
リラックスできる暖かな光色を選ぶことがポイントになります。
アートを選ぶときのポイント
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アートを選ぶときも、シンプルがポイントになります。
例えば絵画などを選ぶ際には、3色くらいまでが使われている抽象的なものが合わせやすいでしょう。
オブジェなども、基本カラーに沿って選びます。
そして、大切なことは、飾りすぎないこと。
ジャパンディは、引き算が大切になります。
雑貨・小物を選ぶときのポイント
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雑貨や小物を選ぶ場合も、色数は少なく、シンプルなデザインのものをチョイスしましょう。
そして、飾ったり出しておくものは厳選して最小限に。
ディスプレイする場合も、余白を意識して多めに空間を作ります。
もう少し飾りたいな…くらいが良いバランスになると心に留めておくと良いでしょう。
壁紙を選ぶときのポイント
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ジャパンディの壁紙の基本は、無地です。
ホワイトが最もよく使われますが、青白いホワイトではなく、アイボリー寄りのホワイトが好まれます。
ベージュ系のカラーや大理石柄をポイントで入れてもOKです。
壁紙はシンプルにして、天然素材の布やシンプルなアートを飾る方があとで調整ができる点でおすすめです。
こんなケースに気をつけろ!失敗しがちなパターン紹介
ホワイトが多すぎると中途半端に
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白があまりにも多すぎると、ジャパンディインテリアに見えなくなってしまいます。
たとえば上の画像なら、壁面のアートはナチュラル素材のタペストリーをかけたり、ベージュとブラックが使われたシンプルな絵画などにするとジャパンディに近づきます。
洋の家具や小物を入れないと和モダンに
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和を意識しすぎると、ただの和モダンになってしまいます。
必ず北欧家具や照明などを入れて、和が強くなりすぎないようにしましょう。
物が多すぎるは最も避けたい失敗
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ジャパンディの大切なポイントは、ミニマムな空間をつくることです。
そのため、物や柄が多すぎるのは最も避けたい失敗になります。
飾りすぎにならないように、柄も少なくを意識しましょう。
上の画像なら、アートは柄のないものを選んで減らし、ラグとクッションはどちらかだけに柄を入れて。
それでもまだ少し物が多すぎるイメージです。余白を作るとさらにイメージに近づきそうですね。
インテリアのプロは知っている。ジャパンディを実現するインテリアアイテムを探すときにまず見るショップ
Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)
https://www.pinterest.jp/pin/774971048393573882/
職人による卓越した技術で家具を作り続けるカール・ハンセン&サンは、デンマークのメーカーです。
スタートは1908年。
ハンス・J.ウェグナーがデザインしたYチェアなどの名作家具を作り続けています。
カール・ハンセン&サンは、自然素材を使ったシンプルなデザインの家具がメインなので、ジャパンディによくコーディネートされています。
カール・ハンセン&サン ホームページ
https://www.carlhansen.com/ja-jp
▼カール・ハンセン&サンについてさらに詳しく知りたい方はこちら
Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)
https://www.pinterest.jp/pin/473300242096212659/
1874年にデンマークに設立された照明ブランド「ルイスポールセン」は、日本でもよく知られているブランドです。
光源が見えないようにデザインされたポール・ヘニングセンがデザインしたPH5は、ダイニングテーブルの上のペンダントライトとして、根強い人気があります。
ルイスポールセンの照明のうち、乳白色のシンプルな器具がジャパンディにぴったり。
ほかに、ポイントでブラックもフィットします。
ルイスポールセンのホームページ
https://www.louispoulsen.com/ja-jp/private
▼ルイスポールセンについてさらに詳しく知りたい方はこちら
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おしゃれジャパンディインテリア実例12選
リビング/ダイニングのジャパンディインテリア実例 4選
低いシートハイのシンプルなソファ
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ジャパンディインテリアには、シートハイが低めで広い座面のゆったりしたソファがイメージに合います。
ソファの上であぐらがかけるようなゆったり感がポイント。
床座とも合わせられるようなコーディネートを目指すと作りやすいでしょう。
シンプルデザインで色を抑えて
https://www.pinterest.jp/pin/763923155557648338/
ジャパンディを作りたいなら、前述のようにシンプルなデザインと色数を抑えることがポイントになります。
色はホワイト、アイボリー、木カラー、ベージュ、少量のブラックでコーディネートすればイメージから外れずにつくることができます。
北欧インテリアからできるだけ引き算する
https://www.pinterest.jp/pin/489344315772494466/
家具は、和家具を選ぶ必要はありません。
天然素材の北欧家具を選び、通常の北欧インテリアよりも家具や雑貨は少なく、できるだけ引き算を意識して間を作ればジャパンディに近づきます。
ラインの細いブラックを入れて引き締める
https://www.pinterest.jp/pin/131800726585884543/
ブラックを効果的に取り入れる方法もおすすめです。
ブラックはあくまでもアクセントに少しがポイント。
量を少なくしたり、画像のようにラインを細くして存在感が強くなりすぎないようにしましょう。
キッチンのジャパンディインテリア実例 3選
木プラス大理石が人気
https://www.pinterest.jp/pin/114771490496875899/
キッチンには大理石をポイントとして使う実例が多くあります。
大理石の模様はシンプルになりすぎず、天然素材という点でもジャパンディにぴったりの素材です。
思い切って隠してしまうのもあり
https://www.pinterest.jp/pin/699746860861696241/
キッチンはどうしても物が多くなって雑多な印象になってしまうので、ジャパンディのイメージを壊してしまいそうなら、いっそ隠してしまう方法も検討してみましょう。
光や風を通す、格子タイプがジャパンディのイメージに合うのでおすすめです。
キャビネットの取手デザインはシンプルに
https://www.pinterest.jp/pin/276830708337708467/
キッチンのキャビネットの取手にはしっかりこだわりましょう。
取手の存在をとことん消すか、シンプルなデザインを選びます。
キャビネットは、框のない、または装飾の少ないデザインにします。
寝室のジャパンディインテリア実例 3選
和紙をイメージした照明をポイントにする
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寝室の演出として、和が感じられる印象的な照明を設置する方法がおすすめです。
ジャパンディのイメージが作りやすくなり、大ぶりの器具なら一気に雰囲気がアップします。
和紙タイプなら、ベッドの上に設置しても圧迫感が少なくなる点も嬉しいですね。
ベッドリネンはナチュラル素材の無地が基本
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ベッドリネンも素材にこだわって選びましょう。
麻やコットンなどの天然素材をチョイスして、色は自然のままが理想です。
もちろん無地をコーディネートしてください。
ベッドも布団のような低めデザインがフィット
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ソファなどと同じで、家具の高さを抑えた方がジャパンディのイメージに近くなります。
布団を敷いたような低いベッドは、ベッド上部がポッカリと開くので広く感じますし、ミニマムな印象になります。
玄関/トイレのジャパンディインテリア実例 4選
玄関は色数を抑えることを意識
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玄関もまずは色数を抑えることに注力しましょう。
画像のように木製のシンプルな家具と、厳選したアートを少し。
少し寂しいと感じるくらいが、ちょうど良いバランスです。
段差を作り靴を脱ぐスペースを広く取る
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海外でジャパンディのイメージを作る際に、靴を脱ぐ文化がなくてもわざと段差や階段を設けてイメージを作ることが多くあります。
すっきりとした幅の広い段差があると、旅館の入り口のような印象になり、海外の人が作るジャパンディのイメージになります。
自然素材でまとめる
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洗面室や浴室は、ピカピカした金属やタイルではなく、天然素材でできるだけまとめるとジャパンディのスタイルになります。
画像のように、滑らかな塗り壁と木家具、石、水栓も真鍮のようなタイプをコーディネートすると素敵ですね。
ブラックを入れて空間をしめる
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近年は、ブラックの水栓が多くなってきています。
シルバーのピカピカした水栓をつけるなら、ブラックを選んだ方がイメージに合います。
ポイントは、ブラックは少な目に。
空間を少ししめるくらいのイメージで採用しましょう。
まとめ
今回はジャパンディについてたっぷりの実例をご紹介しながら解説しました。
ジャパンディは、茶室の侘び寂びをイメージして飾り立てず、間を作り、厳選した器や掛け軸(雑貨やアート)をそっと魅せる…そんなイメージで作れば作りやすいスタイルです。
是非この記事を参考に、落ち着けるジャパンディスタイルのインテリアをつくってくださいね!
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