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【プロが教える】ダマスク柄のカーテンでおしゃれなインテリアを実現する方法!色別の事例を使って徹底解説

浦辺愛美
著者:浦辺愛美 (インテリアコーディネーター)

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定1級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

ダマスク柄は、ホテルやレストランなどちょっと高級感がある空間によく似合うデザインです。そのため自宅のインテリアに取り入れるには難易度が高いと感じる方もいるかもしれません。

しかし、実はダマスク柄はヨーロッパでは一般家庭でも頻繁にみられるインテリアの定番デザインなのです。壁紙やファブリックなどによく使われていますが、手軽に取り入れるのであればカーテンがおすすめです。壁紙よりも手軽ですし、面積も大きいため1枚取り入れるだけでお部屋にラグジュアリーな雰囲気がプラスされます。

今回はダマスク柄の特徴やお部屋に取り入れた時の印象、ダマスク柄のカーテンを選ぶ時のポイントやカーテンの色別コーディネート例をご紹介します。

ダマスク柄のカーテンを取り入れて、お部屋をさらに上質な空間にしましょう!

来客が憧れる!ダマスク柄のカーテンでインテリアをおしゃれに格上げする

ダマスク柄のデザインの特徴とは?与える印象を解説

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ダマスク柄のルーツは、中世初期にダマスク地方で作られていたダマスク織という絹織物の柄です。ダマスクは貿易都市としても栄えていたため、ここからヨーロッパ各地に広まりました。今日でもインテリアの定番模様として多くのテキスタイルに使われています。

ダマスク柄のモチーフは植物で、それを取り囲むようにツタなどが配置されています。つながったように繰り返すデザインによって模様が浮き上がって見えることで、ラグジュアリーな雰囲気を感じさせます。また、2~3色の少ない色数で構成されているのも大きな特徴です。エキゾチックな雰囲気もありながら上品で豪華な印象になります。

定番のクラシックスタイルとの組み合わせだけでなく、エレガントやシャビー、シックなインテリアとも相性が良いです。柄のサイズやカラーリングによって印象が変わるので、お部屋の雰囲気にあったものを探してみましょう。

ダマスク柄のカーテンを取り入れるポイント①ベースや壁とのコントラストに注目

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ダマスク柄のカーテンをお部屋の主役にするのであれば、上の写真のように色のコントラストが強いものを選ぶのがおすすめです。柄とベースの色だけではなく、壁とのコントラストも強くするとさらに印象的になっています。

人の目はコントラストがはっきりとしているものに注目しやすいという特徴があります。そのためカーテンのベースの色と柄の色、カーテンの色と壁の色にコントラストをつけることで、効果的に視線を集めてお部屋のフォーカルポイントにすることができます。

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反対に、ベースの色と柄の色の対比が少ないものを選ぶとお部屋に馴染ませやすくなります。他の場所にフォーカルポイントを設定したい場合は、空間になじむ色合いを選びましょう。

カーテンと壁の色を合わせる場合も、ダマスク柄であれば空間に溶け込みながらも上質な雰囲気を与えることができます。無地のカーテンでは単調な印象になりがちですが、柄が入ることでお部屋の印象をワンランク上げてくれます。

ダマスク柄のカーテンを取り入れるポイント②レースに取り入れて個性的に

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人とは違うコーディネートを楽しみたい方は、ダマスク柄をレースカーテンに取り入れるのがおすすめです。ダマスク柄は重厚感があるので取り入れづらいという方でも、軽やかな印象のレースカーテンであれば採用しやすくなります。外からの視線が気にならない場所であればレース単体で使用するのも良いでしょう。すっきりと美しく仕上がります。

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ドレープカーテンと合わせて使用するのであれば、レースを室内側にしてドレープを窓側にするフロントレースもおすすめです。レース特有の軽やかな印象はそのままに、室内側からも常に柄を楽しめます。

上の写真は、ブルーのオーバルプリントのレースカーテンを手前に配置したフロントレースのスタイルです。光が当たるところは白っぽく、影になる部分は青が強く感じるのでその変化も楽しめます。おしゃれで飽きがこないコーディネートになるでしょう。

アイディア満載!色別ダマスク柄カーテンを使ったおしゃれなコーディネート事例10選

白・ベージュのダマスク柄カーテンコーディネート事例 3選

繊細なレースと合わせてエレガントに

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ダマスク柄のエレガントさが存分に活かされたコーディネートです。アイボリーのサテンに織られたゴールドのダマスク柄は、アンティークな空間によく合うかすれを感じさせます。組み合わせたレースもクラシックなデザインで、繊細な刺繍のスカラップがさらに上品さを足しています。

スワッグバランスで格式高い空間に

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共柄のカーテンとバランスで高級感のある窓周りになっています。これはスワッグバランスという上飾りで、布をたっぷりととることでドレープの美しさを強調し、窓周りをとても華やかに演出してくれます。クラシックやエレガントなインテリアによく合います。縁にあしらったフリンジが、さらにゴージャスな印象を強めているので、インテリアにも高級感のある欧風デザインを合わせて格調高くまとめたいですね。

オーバルプリントに色を入れて変化を楽しむ

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白地に映えるブルーのオーバルプリントが爽やかで、軽やかな風を運んでくれそうなカーテンです。レースカーテンの柄が主張しすぎないので、ラフな印象のナチュラルスタイルにも違和感なく合わせられます。

ベースは白ですが光に透ける部分がブルーなので、陰影によって見え方が変わります。太陽がよく当たる部分は白っぽく、裾など光が当たりにくい部分は青っぽく見えるので、角度や時間帯によって刻々と変わる表情の変化を楽しめます。

グレーのダマスク柄カーテンコーディネート事例 2選

密度が低いデザインでモダンに見せる

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柄の密度が高いものほど重厚感が出やすくなりますが、このカーテンは柄の密度が低くとてもスッキリとしています。デコラティブ過ぎないのでモダンクラシックな空間によく合います。

上の写真ではシンプルなグレーのタッセルを使用していますが、アイボリーのロープタッセルを合わせるとさらに上品に仕上がります。窓周り小物にも気を配ってみると、よりインテリア選びが楽しくなりますよ。

柄×柄の上級コーディネートをカーテン1枚で

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ダマスク柄に幾何学模様のボーダーを合わせたシャワーカーテンが、優雅なバスタイムを演出しています。一般的に柄物同士を合わせるのは難しいですが、このカーテンのようにすでにデザインに組み込まれていれば、難なく柄×柄の上級コーディネートをすることができます。個性的なデザインとは対照的にカラーはやさしいトーンで統一されているので、ホワイトコーディネートとの相性もばっちりです。

黒色のダマスク柄カーテンコーディネート事例 2選

単色ダマスクで単調なコーディネートを回避

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モノトーンのシックな空間に、ブラックのダマスク柄カーテンがしっくりと馴染みます。黒一色のカーテンですが、無地ではなく柄が入ることで変化が感じられます。単調になりがちなモノトーンコーディネートにぜひ使いたいテクニックです。

柄の面積を絞って圧迫感を減らす

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ブラックとホワイトのダマスク柄は色のコントラストはっきりしていて存在感があります。しかし、その反面狭い空間では圧迫感を感じやすくなってしまいます。カーテンの下部にブラックの無地を入れたボトムボーダーのデザインにすることでデザインのアクセントになるだけではなく、柄の面積を減って圧迫感を感じにくくなります。

こんな色もあり!ダマスク柄カーテンコーディネート事例 2選

珍しいカラーリングでフォーカルポイントに

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鮮やかなオレンジ×ホワイトのカーテンが、視線を集めるフォーカルポイントとなっています。爽やかさが感じられるカラーリングですが、落ち着いた色合いの床やフレームのように入ったグリーンのラインが高級感をアップさせているのでカジュアルな雰囲気にはなりません。リゾートのようなワクワク感が感じられるコーディネートです。

やさしいピンクでエレガントに

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ピンクのダマスクカーテンがナチュラル×クラシックのミックススタイルバスルームを作り上げています。柄が大き目なので存在感がありますが、トーンがそろっているため悪目立ちしません。清潔感を大事にしながら、フェミニンでエレガントなニュアンスを足しています。

まとめ

今回はダマスク柄カーテンの特徴やお部屋に与える印象、おすすめのコーディネート例についてご紹介しました。

柄の大きさや色のコントラスト、ドレープに取り入れるかレースに取り入れるかによって大きく印象が変わるのを感じていただけたのではないでしょうか。

クラシックはもちろん、モダンやナチュラルにも合わせられるダマスク柄のカーテンはヨーロッパをはじめ、世界でも愛されています。上手にお部屋に取り入れて、お部屋をエレガントにランクアップしましょう。