nuリノベーションの評判は？メリット・デメリットも解説

著者：浦辺愛美 （インテリアコーディネーター）

大手インテリア販売店で10年勤務。顧客へのコーディネート提案と従業員の家具知識教育に携わる。インテリアコーディネーター・色彩検定１級だけでなく、宅地建物取引主任者を独学で取得。趣味は旅行で、旅先でのインテリアチェックは欠かせません。現在、夫と3歳の娘との3人暮らし。子供がいても散らかりにくい、シンプルで機能的なインテリアを実践。見た目だけでなく、住む人の使いやすさを考えたインテリアを提案します。

フルオーダー型で自分好みのお部屋を一からデザインできるnuリノベーションは、デザイン性の高さと格安な設計料で人気を集めています。お部屋丸ごとや既存設備を活かしたリノベーション・ワンポイントリノベーションなど、施工範囲もさまざまで要望に合ったプランを選べます。

この記事ではnuリノベーションのメリット・デメリットやリノベーション実例をご紹介します。記事を読めばご自身にnuリノベーションが合っているかどうかが分かりますので、リノベーションに興味がある方はぜひ参考にしてみて下さい。

nuリノベーションのリノベーションとは？

https://n-u.jp/

nuリノベーションは、物件探しから設計・施工・インテリアコーディネートまで、リノベーションの全工程を手掛けるリノベーション会社です。間取りだけではなく素材の一つ一つもオーダー可能なフルオーダー型サービスなので、理想の空間を一から作り上げることができます。

生活スタイルや長く過ごす場所・家族全員の利き手やよく食べるご飯まで、細かなヒアリングを通して、使いやすさや価値観に合ったリノベーションを実現するデザイン力が魅力です。

フルリノベーションだけではなく、既存設備を活かしたエコリノベーションも得意としているため、築浅物件のコストをおさえたリノベーションも可能です。また、ワンポイントリノベーションとして「ドアだけ」「床だけ」などピンポイントのリノベーションも提供しているため、より自分らしい空間づくりに役立ちます。

nuリノベーション のメリット

① 物件探しから施工まですべてワンストップでできる

リノベーションするための物件を自身で探すのはかなり骨が折れます。せっかく良い物件を見つけても構造上の問題で理想の間取りやデザインが実現できない可能性もあります。しかし、nuリノベーションであれば物件探しから一緒におこなってくれるため、理想のプランを実現できる物件を安心して探せます。

物件探し・デザイン・施工をすべて別の業者とおこなう場合、それぞれと打ち合わせをするためかなりの手間がかかります。しかし、nuリノベーションであればすべて同じ窓口になるため打ち合わせの手間も減少します。

② フルオーダー型なので融通が利く

大手リフォーム会社では、壁紙や各種素材があらかじめ決められているケースが多く、こだわって選びたい方は満足できないかもしれません。しかし、nuリノベーションは素材や設備機器などを一から選べるフルオーダー型リノベーションなので、自分の希望に合った空間づくりが可能です。

例えば、収納であれば自分の身長や収納するものに合ったサイズやポール・棚の位置など、細かな指定ができるので、より使いやすい空間づくりが可能です。打ち合わせ回数の制限もないため、納得がいくまでプランを詰めていくことができます。

③ デザイン力が高い

nuリノベーションでは、専属デザイナーが綿密なヒアリングをもとに、要望や生活スタイルにあったデザインを一から作り上げます。幅木やコンセントカバーなど細かな部分も好みに合わせてアレンジできるため、細部まで「好き」で埋め尽くした空間を実現できます。

④ 設計料が格安！部分リノベーションなどでさらなるコストカットも可能

nuリノベーションは設計料が3～5％に設定されています(MARUGOTOプランで条件に該当する場合)。通常は総工事費の10～20％ということが多いので、nuリノベーションは破格の設定といえます。

また、nuリノベーションでは既存設備を活かしたエコリノベーションや、施工箇所を絞ったワンポイントリノベーションも提供しています。そのため、低コストで必要なところだけをリノベーションすることができます。今あるものを活かすことで必要な箇所にコストをかけることができるため、経済的な理由で理想の実現を諦める必要はありません。

⑤ 最長10年のアフターサービスで安心

nuリノベーションでは施工箇所に応じて最長10年のアフターサービスを提供しています。万が一、不具合が起こった場合は専門スタッフが調査・修理をおこないます。これまでに600以上のリノベーション実績がある大手ならではの安心できるサービスです。

nuリノベーション のデメリット

① 施工対象は一都三県

nuリノベーションでは施工対象地域が決まっています。施工対象エリアは一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県※一部地域を除く)で、このエリア内であれば物件探しから施工までのワンストップサービスを提供しています。

対象外のエリアでも設計デザインのみであれば対応可能です。打ち合わせはスカイプなどのビデオ通話でも可能なので、気になる方は問い合わせてみて下さい。

② 打ち合わせ期間が長く決めることが多い

フルオーダー型リノベーションなので、細かな部分まで打ち合わせをして決めていく必要があります。そのため、nuリノベーションでは2～3か月程度の時間をかけて、設計・デザインを詰めていきます。

このようにプランニングは長丁場になるので、リノベーション業者との相性が肝心です。迷ったときや集中力が途切れた時に適切なアドバイスをくれる業者であれば、時間のかかるプランニングも心理的な負担が減少します。

nuリノベーションでは無料個別セミナーを実施していますので、まずは体験してみてご自身に合うかどうかを確かめてみましょう。

③ デザインなしのリフォーム工事は対応していない

nuリノベーションではデザインを伴わないリフォームは請け負っていません。リフォームとは古くなった部分を修繕して、原状回復をおこなうことです。これに対して、リノベーションは住む人に合わせて家に新たな機能や価値を生み出すことをいいます。

nuリノベーションは住む人の要望をもとにデザインを組み立てて実現するため、原状回復のみを希望する方は別の業者を選びましょう。判断が難しい場合はnuリノベーションに問い合わせてみましょう。

④ 定額制ではない

リノベーション会社によっては平米単価を設定した定額制をとっています。リノベーションをしたい面積によって金額が明確にわかるため、コスト面の心配がなく発注できて安心感があります。

しかし、nuリノベーションでは定額制を取っていません。100％オーダーでのリノベーションをおこなっているため、リノベーションにかかるコストは面積という尺度だけでは計れないのです。

その代わり、nuリノベーションのホームページでは数多くのリノベーション事例と工事費を公開しているため、事前に価格のイメージをすることは可能です。フルリノベーションやエコリノベーション・戸建て・店舗やオフィスなどのカテゴリ別に、さまざまな事例を公開していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

nuリノベーション の評判・口コミ

• nuは、専用デザイナーが在籍している点と、初回アポイントでヒアリングした内容をもとに、次のアポの際に「部屋のコンセプト」などをもとにした、プレゼン資料を提出してくれた点で、かなり心が傾きました。(https://iegatari.com/reform/hoka/nu.html)
• 壁、床、スイッチなどの細かいパーツまで、好みの物を選ぶ事ができて良かった！施主支給も沢山させていただきました。(https://herecomethe.blogspot.com/2017/02/renovationmerit.html)

nuリノベーションは、専属デザイナーが早い段階で具体的な提案を出してくれるため、リノベーション後のイメージがしやすいです。フルオーダー型リノベーションならではの細かな要望が実現できるところも人気です。

その反面、一から全てを決めていくため完成までには多くの時間がかかります。住み始めたい時期から逆算して、早めに計画を進めましょう。

nuリノベーションのおすすめ実例5選

nuリノベーションの北欧スタイルの実例

https://n-u.jp/gallery/deco/6395/

https://n-u.jp/gallery/deco/6395/

壁付けだったキッチンをアイランド型にして回遊性の高いLDKにしています。北欧らしいホワイトとブルーの組み合わせに、木の豊かな質感が感じられる床やテーブルで、ナチュラルな雰囲気でリラックスできる空間になっています。

また、こちらでは「decoる」というサービスを利用しています。「decoる」とは、専属のコーディネーターがインテリアコーディネートをおこない、都内約90店舗のインテリアショップから厳選アイテムを特別価格で購入できるサービスです。プロのコーディネートなので統一感があり、とてもおしゃれに仕上がります。

nuリノベーションのインダストリアルの実例

https://n-u.jp/gallery/marugoto/roughly/

https://n-u.jp/gallery/marugoto/roughly/

居間とキッチン・洋室の壁をなくして、開放感のあるLDKを実現しています。土間から連続しているタイル貼りのダイニングキッチンは、リビングよりも1段高くすることでゆるやかにゾーニングしています。

コンクリート打ちっ放しの壁やステンレスキッチンのクールさとは対照的に、テーブルやラックにはあたたかみのある木を用いてメリハリのある空間になっています。

nuリノベーションのブルックリンスタイルの実例

https://n-u.jp/gallery/booklyn/

https://n-u.jp/gallery/booklyn/

居間に隣接する和室とキッチンの壁を取り払って、広々としたLDKにリノベーションしています。お部屋のポイントになっているスケルトン天井は、デザイン性が高いだけではなく天井高が確保できるため開放感が生まれます。

ブルックリンらしさを感じられるレンガ調のアクセントクロスや、ブラック・木目を基調とした内装で、無骨でありながら落ち着き感が感じられます。チェアや両面時計は「decoる」でコーディネートしたもので、ブルックリンスタイルの上質感を格上げしてくれます。

nuリノベーションのモダンの実例

https://n-u.jp/gallery/simple-cool-1310/

https://n-u.jp/gallery/simple-cool-1310/

キッチンは既存のものをそのまま利用したエコリノベーションです。部屋数を減らし、シンプルな動線を確保しています。シンプルでモダンなフォルムでありながら、クラックで味が出るモルタルのキッチンカウンターや凹凸感のある下地を塗装した天井の荒い質感がアクセントになっています。

nuリノベーションのヴィンテージの実例

https://n-u.jp/gallery/vintagexzakkuri/

https://n-u.jp/gallery/vintagexzakkuri/

壁や天井の一部は既存のものを活かしたエコリノベーションです。華やかさのあるヴィンテージスタイルのポイントとなっているのは、DIYで塗装したくすみピンクの造作壁です。ウォークインクローゼット・寝室とLDKを隔てる壁ですが、開口部を作ることで仕切りすぎず適度な解放感を残しています。

nuリノベーション のリノベーションが向いている人

nuリノベーションはフルオーダー型ならではの対応力と顧客の理想を形にするデザイン力が魅力です。そのため、家にこだわりを詰め込みたい方やどんな空間にしたいのか明確な希望を持った方に向いています。

一からプランを作り上げていくため、その分打ち合わせに時間を要したり、決めることが多くて大変だったりしますが、理想のおうちができあがった時の感動は言葉にできないものがあります。

理想のおうちを実現したい！と強く思っている方は、ぜひnuリノベーションを検討してみて下さい。

まとめ

nuリノベーションはフルオーダー型リノベーションで、細部までこだわった空間づくりが可能です。大幅なリノベーションから細かな要望の実現やちょっとした使いやすさの向上など、なんとなく気になっていた部分を解消して住みよいおうちづくりをしたい方にもぴったりです。

この記事でnuリノベーションに興味を持った方は、ぜひ無料個別セミナーに参加してみて下さい。どうやってリノベーション計画を進めたらよいのかや個別の資金計画など、気になることはなんでも聞けますので、まずは一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。