2020/09/16
【プロが伝授】アジアンテイストのリビング☆最新ミックスコーディネート17選！作り方のポイントを解説
アジアンテイストの中でもバリ島などの東南アジアのリゾートホテルをイメージしたインテリアは、自然のエネルギーが感じられて癒されると人気です。特に日々長い時間を過ごすリビングは、癒されるアジアンテイストでまとめたいとの希望を持った方も多くいらっしゃいます。
最近はインテリアテイストをミックスするのがトレンドです。アジアンテイストもこてこてにまとめるのではなく、ほかの要素を持ってくることであか抜けたおしゃれなコーディネートにすることができます。
そのため、今回はアジアンテイストの作り方を確認しながら、ほかのテイストとミックスしたおしゃれなリビングを中心に解説します。プチトリップ気分が味わえるコーディネート例を見ながら、アジアンミックステイストをおさらいしましょう！
目次
素敵なアジアンテイストのリビングを目指す方法
ポイント① ナチュラルな素材でまとめる
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時に厳しく優しい大自然とともに生きる東南アジアの人々。
高温多湿の環境でできるだけ快適に暮らすための工夫が、風通しのよい家だったり自然素材だったりします。
自然素材は肌に優しく、吸湿効果も期待できます。
また、アジアンテイストに欠かせないウォーターヒヤシンスなどの自然素材を編んでつくられた家具は軽く通気性にも優れています。
バリのリゾートホテルに使われる家具は自然素材が基本です。つまり、リビングルームを自然素材でまとめることがアジアンテイストのお部屋にする最初の一歩になります。
具体的には、木材はもちろん、籐（ラタン）、竹（バンブー）、ウォーターヒヤシンスなどの自然素材の家具をそろえる。ファブリックは、コットンや麻、シルクなどのクッションやカーテンなどをコーディネートすることで、アジアンテイストをつくることができます。
ポイント② 自然界に存在するカラーと柄でまとめる
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使う色や柄についても自然界に存在するものを選びましょう。
木々の色はブラウンやグリーン、南国らしい花の色は赤や黄色・白、石のグレーや水のブルーなどが考えられますね。
アジアンテイストには、ビビッドな色よりも彩度の低い落ち着いたカラーを選んだほうがテイストにあいます。
また柄についても植物や鳥、動物が描かれたものや、インドネシアの伝統的な織物の柄がコーディネートのアクセントになるでしょう。
ポイント③ ロースタイルのインテリアを意識
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アジアの中に日本も含まれるように、どこか和のインテリアとも共通点があるバリリゾートのインテリア。
自然素材を使うというほかに、背の低い家具を使うという点でも似ています。
そのため、日本の住宅にもあわせやすく馴染みやすいことも人気の秘密です。
アジアンテイストにするなら、ソファやダイニングセット、キャビネットなどの家具はロータイプを選びましょう。
和室のように、床座を組み合すこともあります。その場合は、アジアンテイストのクッションをたくさん用意するのがおすすめです。
低い位置の家具は落ち着いた雰囲気をつくることができて、空間に広がりが感じられてリラックスできるでしょう。
素敵なアジアンテイストのリビングにするためのアイテムの選び方
カーテン
自然素材のホワイト系カーテン
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バリリゾートのイメージに一番近いのは、綿・麻・シルクなどの自然素材が入った白系のカーテンです。
ヒダあり・なしどちらでもフィットします。
一般的なレースとドレープのカーテンをかけたい場合も、自然素材でそろえます。
ドレープは濃い色でも落ち着いた感じにまとまりますが、カーテンは面積が大きいためダークな色は圧迫感を感じることもありますので、壁の色などとトータルで検討してください。
アジアンシェードもおしゃれ
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ロールスクリーンやシェードの素材をナチュラルなものにして、すっきりとコーディネートするのもおすすめです。
布だけでなく、竹素材なども相性がよいでしょう。
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ほかに、写真のようにロールスクリーンやシェードの上にレースやドレープのカーテンを吊る方法や、木製のブラインドもアジアンテイストにフィットするでしょう。
ソファ
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ウォーターヒヤシンスや籐などの植物を手作業で編んだ本体にクッションがついたタイプが人気です。
ほかに、チークやマホガニーのどっしりしたウッドのソファもよくコーディネートされます。写真のような印象的なカーブ加工がされたチェアもアジアンテイストを演出しますね。
本体の自然素材のカラーは、木目の出るナチュラルなものやダークブラウン、グレイなどが一般的に用意されています。本体とクッションの組み合わせで印象が変わりますので、コーディネートを楽しみましょう。
写真はパープルのクッションを組み合わせて、エキゾチックなコーディネートになっています。
クッションがダークブラウンなど濃いブラウンならシックに、ベージュやホワイト系ならナチュラルなイメージにすることができます。
照明
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リゾートホテルをイメージして、照明は複数灯を配置します。
天井1灯でお部屋全体を明るくするよりも、テーブルライトやフロアライト、ペンダントライトなどを点在させることでリラックスした空間をつくりましょう。
また、器具の素材は麻や竹などの自然素材のシェードにする、電球の色はオレンジのあたたかい光にするなどがアジアンテイスト照明のポイントです。
スタイル別アジアンテイストのリビングサンプル15選
アジアンモダンスタイル4選
アジアンデザインでまとめながらもカラーはモノトーンにする
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バンブーの長いすに、籐を編んだような大きめのランプシェードをあわせてアジアンのイメージながら、カラーはモノトーンでモダンなイメージのコーディネートです。
コーディネートのポイントはファブリックの柄です。モノトーンでもさまざまな柄があることでアジアンテイストにまとまっています。
白くてシャープな家具をメインにする
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ソファの脚の部分やペンダントライトはアジアンテイストにして全体をまとめ、モダンな白いスクエアの家具をプラスしたコーディネートです。
ソファ本体やテレビボードはシャープなデザインが選ばれていますね。
また、大ぶりのアレカヤシが南国イメージと爽やかなグリーンをプラスする重要なポイントになっています。
スチールやアイアン素材を取り入れる
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ブラウン系でまとまめながら、ブラックのアイアンやスチールがモダンな印象のコーディネートです。
ミックステイストは素材や要素が増えるので、写真のようにカラーはしぼった方がまとめやすいでしょう。
奥に見えているブラックのハンキングチェアもコーディネートの特徴になっています。
1人掛けのチェアがあちこちにあることでリズムをつくっていますし、いろいろな場所でくつろげそうですね。
ギャラリーのような雰囲気にする
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アート作品やアンティークをみせるギャラリーのように真っ白な空間にアジアンの家具や小物を置くインテリアです。
白い空間に置くと、造形美を際立たせる効果がありスタイリッシュにまとまります。
また、同じようなデザインのものを2つならべるというのもおしゃれにまとめるポイントです。
アジアンレトロスタイル3選
アンティーク家具を主役にする
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アジアンレトロというと中国風だったり和風だったりすることも多くなり、ミックスされたコーディネートもよく見かけます。
こちらもアジアンテイストですがシノワズリの家具が中心です。
アンティーク家具を配置して、優美で少しロマンチックなコーディネートはインパクトがありますね。
ダークな落ち着いた色でまとめる
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アジアンレトロのポイントは、落ち着いた色でまとめることです。
ホワイトは極力減らして、さまざまな濃さのブラウンを組み合わせて全体をコーディネートします。
ウッドに透かし模様の入ったパネルを使うとグッとアジアンテイストになりますので、アジアンインテリアがあまり表現できないと感じたらインテリアパネルなどを取り入れてもいいですね。
ゴールド＆イエローをアクセントにする
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優美で幻想的なアジアンレトロには、ゴールドやイエローをプラスします。
東洋の美しさを夢見たような非日常空間をつくることができます。
写真のような光沢のある仕上げの床は、イエローの光が映って現実を忘れてしまうような癒しの効果がありますね。
アジアンカジュアルスタイル4選
自由な発想でアジアンを表現する
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仏像などの宗教を感じる置物はアジアンテイストのデコレーションアイテムですが、家具のテイストにこだわらずに自由に飾ってみては。
こちらのコーナーは、家具や小物はさまざまなテイストですが仏像があるだけでアジアンテイストに。ミラーのゴールド枠も仏像の演出としてきいていますね。
このように自由な発想でカジュアルに表現するのもありです。
プラスチック素材も柔軟に取り入れる
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アジアンテイストでは使われない透明プラスチックの家具を組み合わせてカジュアルな雰囲気に。
透明ならアンティークのアジアン家具にも不思議となじみます。
アジアン家具の割合が少ないとよりカジュアルな印象になりますので、量はつくりたいイメージにあわせて調整しましょう。
ピンクなどアジアンカラーにないものを入れてみる
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くすんだ落ち着いたピンクはアジアンテイストであまり使われませんが、絶妙なバランス感覚のコーディネートになっています。
ピンクにあわせたエレガントな雰囲気のキャンドルホルダーやフロアスタンドをあわせているのもポイントです。
パーテーションの透かし模様もエレガントな印象で、女性らしいアジアンテイストになっています。
アジアンビーチをイメージする
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バリリゾートのイメージでも海辺のコテージのようなカジュアルなコーディネートもおしゃれですね。
ブルーをきかせて全体的に潮風で色あせたようなカラーリングもリゾート気分を盛り上げます。
三角窓の細いバンブーの格子も真似したいアイデアです。
アジアンミックススタイル6選
ナチュラルカラーの木の家具でまとめる北欧ミックス
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アジアン北欧ミックスは爽やかで過ごしやすいリビングが人気です。
こちらは北欧テイストの明るい木のソファセットに、自然素材を編んだラグや麦わら帽子、雑貨でアジアンテイストをプラスして洗練された印象に。
自然素材に囲まれたゆったりとくつろげそうなリビングになっていますね。
ナチュラルカラーとホワイトでつくる北欧ミックス
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ホワイトとナチュラルカラーの組み合わせはより爽やかな北欧ミックスになります。
写真のようなアジアン北欧ミックスは、お部屋を明るい印象にして清潔感が感じられるおしゃれなコーディネートです。
実は使うカラーが限定されるので、作りやすいインテリアといえるでしょう。IKEAの商品でも気軽にそろえることができます。
ボタニカル壁紙でアジアンを演出
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バリの植物をデザインした壁紙を利用してコーディネートをアジアンテイストにする方法もあります。
壁紙は、植物の種類やカラーでイメージを大きく変えることが可能です。
はっきりした大柄かぼんやりした抽象的な柄かでも印象が異なります。
大きな柄の壁紙は、お部屋の壁1面までにとどめるとよいでしょう。
南国らしい観葉植物をたくさん飾って
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南国らしい観葉植物をたくさん配してボタニカルミックスにすれば、アジアンテイストをグレードアップできます。
アジアンテイストにあう植物は、グリーンがきれいな葉のタイプです。たとえば、アレカヤシ、モンステラ、オーガスタ、シュロチクなどがあります。
写真のようにサイズバリエーションを豊富に、小型のものはある程度の数をまとめておくとおしゃれです。
鉢や鉢カバーもアジアンテイストでそろえることをお忘れなく。
ブルックリンスタイルにアジアン家具をミックス
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こちらはブルックリンスタイルにアジアン家具をミックスした男性的なコーディネート。
ブルックリンスタイルのヴィンテージ感に、アンティークのチェストがフィットしています。
木の色はすべてダークブラウンにそろえている点も、全体をまとめるポイントです。
モダンアートとミックスするアーティスティックなインテリア
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最後にご紹介するのは、ミックステイストとして上級者なイメージのコーディネートです。
壁面いっぱいのペイントが主役の大空間に、アジアン家具や置物が不思議としっくりおさまっています。
床もモルタルを磨いた仕上げでキッチンは石材のようなミニマムな空間ですが、置いてあるものはすべてナチュラル。芸術性の高いインテリアです。
まとめ
今回の記事では、アジアンミックスのコーディネート例をたっぷりとご紹介しましたがいかがでしたか？
テイストをミックスする場合は、最初は色数は少なめからスタートしてみてください。様子を見ながら色をプラスしていくと失敗が少ないでしょう。
リゾートのようなステキなリビングで、リラックスした時間をぜひおすごしくださいね。
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