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【プロが伝授】自宅をアジアンインテリアに!アジアンミックスコーデ実例16選でコツを徹底解説

おおたひろこ
著者:おおたひろこ (インテリアコーディネーター)

大学で建築を学び、建築・インテリア業界で10年以上勤務したのちライターに転身。インテリアコーディネーター資格保有。自宅はモダン+グリーン多め、子どもとペット共存のインテリアです。専門的な視点と生活者の目線で、皆さまのインテリアづくりをお手伝いします。

アジアンテイストのインテリアは、リゾートのような非日常空間をつくることができてリラックスできることから、お部屋に取り入れたいと思われる方が多い人気のスタイルです。

ですが、アジアンテイストの家具を置いてはみたものの海外リゾートの雰囲気が漂うステキな空間にならないと感じられている方も多いかもしれません。

今回はアジアンテイストでお部屋をまとめるときにはどんなことに気をつければよいのかや、効果のある追加アイテムのご提案、スタイルごとのアイデアを実例をまじえてふんだんにご紹介します。

アジアンインテリアをつくるときのポイント

カラーコーディネート

バリ カラーパレット

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アジアンスタイルのお部屋は、アジアンスタイルに合うカラーを使った家具とファブリックをコーディネートしましょう。

具体的には、アジアンスタイルにはアースカラーといわれるブラウンやベージュ、グレーをベースに、植物の色であるグリーンやパープル、オレンジ、イエローをアクセントにするカラーリングが似合います。
すべての色は、ビビッドになりすぎないように彩度をおさえた色合いにするのもポイントです。

また、ブラックやホワイトをいれるとモダン+アジアンミックスぽい、スタイリッシュなコーディネートになりますし、木のブラウンがナチュラルカラーであれば北欧+アジアンミックスにすることができます。
さらに、パープルやイエローを入れるとエキゾチックなアジアンというように選ぶカラーで同じアジアンスタイルでもタイプが異なってきますので、目指すお部屋のイメージにあう色を組合わすことを意識をするとよいでしょう。

家具の選び方

自然素材の家具を選ぶ

アジアンスタイル 家具イメージ

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アジアンスタイルは自然素材の家具のコーディネートが基本です。

木部分はチークやマホガニーのどっしりとした無垢が多く、カーブを取り入れたものや彫刻が施されたデザインも似合います。
ほかに、写真のような籐(ラタン)や竹(バンブー)、ウォーターヒヤシンスなどの植物を編んだものもアジアンテイストをつくる家具にはかかせません。

ロータイプの家具を選ぶ

アジアンテイスト 家具イメージ

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アジアンテイストでは、家具はできるだけロータイプでまとめましょう。

ソファだけでなく、チェストやキャビネットなども高さをおさえてコーディネートします。

ロータイプの家具はリラックスした雰囲気をつくることができ、天井を高く感じることができます。

お部屋の床材の特徴に合わせて

床色が濃い場合

床が濃い場合 アジアンインテリア

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床がダークなカラーの場合は、家具もすべてダークにまとめると暗くて重い印象になります。

写真のように、木部分もダークブラウンを選ぶのなら、ファブリックはオレンジやベージュなどの明るいカラーがおすすめです。
または、家具の木部分は明るい色を選んでシートクッションや置きクッションでブラウンのグラデーションをつくってもシックにまとまります。

床色がナチュラルな場合

ナチュラルカラーの床の場合 アジアンコーディネート例 

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ナチュラルカラーの床材は、比較的どんな色でもあわせやすいでしょう。

ポイントは、家具の木の色はできるだけそろえてコーディネートするということです。
写真のようにナチュラルカラーと決めたら木の部分の色をできるだけそろえましょう。ダークブラウンと決めたらダークブラウンの家具でそろえると失敗しません。

プラス、ファブリックのベースカラーとアクセントカラーを決めて割合を守って配置すれば海外リゾートの雰囲気をつくることができます。

床色が白い場合

床色が白い場合 アジアンコーディネート例

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床色が白い場合は、家具の木の色はナチュラルかホワイトにします。
ダークブラウンを置くとコントラストがきつくなりすぎて、アジアンテイストにあいにくくなります。

ただし、全ての床色に言えることですが、どうしても置きたい家具があり床色とあわないというときには、大きめのラグを敷くことで解決することができます。

床が畳の場合

畳の場合 アジアンコーディネート例

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畳の部屋の場合、カラーはナチュラルカラーの床と同じように比較的自由に置くことができます。
カラー以外に、畳なら床座を意識したコーディネートがフィットするでしょう。
リゾートのアジアンテイストを意識するなら、クッションはインドネシアの伝統的な柄やカラーを入れるとGOOD。

また、写真はどちらかというと和のアジアンですが、テーブルはつやを出さないナチュラルな仕上げのものを選んだ方が東南アジアのリゾートの雰囲気にすることができます。

インテリアのプロがアジアンインテリアを考えるときにまず検討するショップ

インドネシア 家具制作風景

https://www.kaja.co.jp/about_us/

KAJA

KAJAは大型家具からインテリア雑貨まで、トータルでアジアンテイストでそろえることができる点が魅力のショップです。
商品は、インドネシアから輸入したものが中心で、自社工場という形ではなく現地をまわりオリジナル商品の制作を頼んだり、よいものを仕入れるという方法を選択しています。

アジアン家具のショップとしてよく知られており、アジアンスタイルには欠かせない存在です。

ソファは植物を編んだタイプなどナチュラル系のカラーが多くそろっています。
そのため、明るいカラーでまとめたい方に特におすすめです。

KAJA公式サイト

Loop

Loopも大型家具から雑貨まで多彩にそろう商品が魅力のアジアン家具専門店です。
さまざまなカラーやデザインがそろうので希望のものが見つかりやすいでしょう。

横浜にショップがあり、創業18年とアジアン家具でよく知られた存在です。

商品はバリ現地から直輸入する商品と、自社工場で作る商品があります。
自社工場は日本人スタッフが常駐して管理しているという点で安心感があります。

マホガニーやチークのどっしりとした無垢材を使った商品を探している方にもおすすめです。

Loop公式サイト

アジアンインテリアの分類

アジアンリゾートスタイル

アジアンリゾート インテリア サンプル

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バリのリゾートホテルなどをイメージするお部屋をつくる場合、ロースタイルとファブリック使い、それにグリーンがポイントになります。

写真のように清潔感のある麻やコットンの布を贅沢に使い、ホテルのスパをイメージにコーディネートするのもおすすめです。
南国のイメージの大きめの葉の植物は必ず置いてくださいね。

アジアンモダンスタイル

アジアンモダンスタイル コーディネート例

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アジアンモダンスタイルには、カラーはホワイト、ダークブラウン、グレー(アッシュ)を入れて、金属やガラスという素材を入れることを意識するとスタイリッシュにまとまります。
デザインはどっしりよりも軽さが感じられるものがよいでしょう。

アジアンオリエンタルスタイル

アジアンオリエンタルスタイル コーディネート例

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アジアンオリエンタルスタイルは、ヨーロッパから見たアジアンスタイルのイメージで、シノワズリの(中国をイメージした)家具やモロッコスタイルなど異国情緒あふれるエキゾチックなインテリアが分類されます。

このスタイルではダークブラウンの中国民芸調の家具を取り入れたり、パープルなどのエキゾチックなイメージになるカラフルなファブリックを取り入れたりするのがポイントです。
ファブリックはクッション1つでもいいですし、ラグなど大き目のものでも。オリエンタルな雰囲気をどの程度強くしたいかでファブリックの量を調節しましょう。

アジアンナチュラルスタイル

アジアンナチュラルスタイル コーディネート例

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アジアンナチュラルスタイルでは、自然素材にこだわったシンプルで上質な家具をコーディネートします。
また、ナチュラルなブラウンやベージュのカラーでまとめるのもポイントです。

アジアンナチュラルスタイルは、飽きがこないアジアンスタイルを演出できます。
アジアン北欧スタイルも近いイメージで人気があります。

【スタイル別】おしゃれなアジアンインテリアサンプル16選

アジアンリゾートスタイル4選

パラソルでリゾート感を出す

アジアンリゾートスタイル コーディネート例

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室内でもパラソルを置けば一気に南国リゾートのイメージになりますね。
ポイントは小ぶりで、ナチュラルな素材にこだわることです。

お部屋のカラーで写真のようにまとめても、パラソルをポイントカラーにしてもいいですね。

ハンキングチェアもアジアンリゾートのキーワード

アジアンリゾートスタイル コーディネート例

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自然素材を編んだハンキングチェアもリゾートスタイルに取り入れたいアイテムです。

見た目のリゾート感だけでなく、腰かけてゆらゆらすればリラックス効果抜群ですよ。

リゾートホテルから眺める森林をイメージ

アジアンリゾートスタイル コーディネート例

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バリのリゾートホテルのロビーは、たいてい外壁がほとんどなく開放的で屋外の深くつややかなグリーンが見えます。まるで森林に包まれているようで、心が解き放たれて癒しを感じます。
日本の住宅で開放的な住居を実現するのは難しいですが、観葉植物で演出しませんか?

写真のように森林コーナーをつくって個性的な葉の植物をまとめてかざればリゾートの雰囲気がつくれます。
ポイントは植物の高さにバリエーションがあることと、鉢カバーもアジアンなイメージにすることです。
バリらしい置物もステキな演出ですね。

シーリングファンもリゾートの演出にはかかせません

アジアンリゾートテイスト コーディネート例

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天井ファンは、リゾートの気分が出せる絶好のアイテムです。インテリアとしてだけでなく、夏は涼しく冬は暖かい空気を循環させてくれて優秀です。

写真のようなナチュラル素材のファンなら、アジアンテイストにもフィットしますね。

さらに、カーテン使いにも注目。できるだけ天井近くからひだの量は少ないホワイトの布を吊り下げる方法はアジアンリゾートスタイルにおすすめの方法です。

アジアンモダンスタイル4選

ブラック&グレーで構成する

アジアンモダンスタイル コーディネート例

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籐やウォーターヒヤシンスを編んだリゾート感の高い家具のカラーを黒に近いダークブラウンやグレーをチョイスするとモダンなアジアンが完成します。
色数はおさえて、アイボリーやグレーでまとめるのがポイントです。
ソファも密に編まれたタイプではなく、透け感があり軽やかな雰囲気というのもフィットしています。

ガラスをプラスしてスタイリッシュに

アジアンモダンテイスト コーディネート例

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家具のデザインはスクエアなものでそろえて、ガラスを取り入れるとモダンテイストにすることができます。
ソファの前のセンターテーブルだけでなく、ダイニングテーブルの上のペンダントライトもガラスにすることで全体がバランスよくコーディネートされています。
カーテンも含めて、やはり色数はおさえてまとめましょう。

モダンアイテムに印象的なアジアン家具をプラスする

アジアンモダンスタイル コーディネート例

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カラーもコーディネートも完璧なモダンスタイルに、1つだけ印象的なアジアンテイストの家具をプラスする方法も新鮮。

少し冷たい感じもするモノトーンインテリアに、曲線とリラックスした雰囲気がプラスされることで優しい印象になっています。

アイアン素材を入れるとモダンに

アジアンモダンテイスト コーディネート例

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金属のスタイリッシュな細い脚の家具がプラスされると、グッとモダンな雰囲気のインテリアになります。
ナチュラルカラーを効果的に入れながら、柄はすべてモノトーンで統一することでつくることができるインテリアです。

アジアンオリエンタルスタイル4選

シンメトリーでまとめてクラシックなコーディネートを意識する

アジアンオリエンタルスタイル コーディネート例

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シノワズリの家具を入れてアンティークな雰囲気をつくるとオリエンタルな印象になります。
このとき、シンメトリーを意識するとGOOD。効果的なのはソファ両側に置かれたランプです。
シンメトリーなランプの配置は、落ち着いたシックなインテリアをつくりたいときに取り入れたい手法です。

オリエンタルカラーで演出する

アジアンオリエンタルスタイル コーディネート例

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オリエンタルカラーといわれるカラーをプラスする方法がアジアンオリエンタルテイストへの近道です。

落ち着いた色合いのオレンジ、パープル、イエロー、グリーン、ブルー、レッドなどを選んでアクセントカラーとしてインテリアに取り入れましょう。
写真のように1色にしたほうがコーディネートは簡単ですが、組み合わせてもOKです。

エキゾチックなモロッコ風インテリアをミックス

アジアンオリエンタルスタイル コーディネート例

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かわいらしくカラフルなバブーシュをイメージしたモロッコ風インテリアをミックスすると、アジアンオリエンタルテイストになります。
モロッコのプフ(丸いスツールのようなもの)も、アジアンテイストにピッタリです。もう少しナチュラルな雰囲気の太い糸を編んだようなタイプもあります。プフをアクセントカラーにしてポイントにしてもいいですね。

また、モロッコランプも旅先の雰囲気が出てますのでプラスしてみてもいいでしょう。

イスラム文様でオリエンタルを演出

アジアンオリエンタルスタイル コーディネート例

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反復する幾何学模様や書道のようなカリグラフィーによる絵画などのイスラム文様を、クッションやラグにつかうとオリエンタルを演出できます。

写真のコーディネートはシックなカラーでまとめていますが、オリエンタルカラーでつくればさらに強いイメージになります。アジアンを意識した民芸調の花器もコーディネートの要です。

アジアンナチュラルスタイル(北欧ミックス含む)4選

北欧スタイルにアジアン家具と小物をプラスする優しいスタイル

アジアン北欧スタイル コーディネート例

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ナチュラルな木や北欧らしいブルーなどのインテリアに、写真のような籐のチェアやかごをプラスするコーディネートです。
北欧インテリアにさりげなくアジアンのアイテムを追加できるとおしゃれですね。

自然素材の仕上げはナチュラルで統一する

アジアンナチュラルスタイル コーディネート例

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木や籐などの自然素材は木目や質感を生かしたナチュラルな仕上げで統一します。
木目が見えないほどの濃い色や、ウレタン塗装のようなピカピカした仕上げにしないことがナチュラルスタイルでは大切です。

大きなアジアンテイストの照明をコーディネートして

アジアンナチュラルスタイル コーディネート例

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人気のアジアン+北欧ミックスも、ナチュラルミックスをつくるときも、大きめの自然素材を編んだ照明カバーがあれば簡単に雰囲気をつくることができます。
このタイプの照明カバーはここ数年のトレンドです。ぜひ取り入れてみましょう。

木のぬくもりとホワイトがポイントです

アジアンナチュラルスタイル コーディネート例

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ナチュラルテイストのインテリアは、ぬくもり感のある木の表情と壁やファブリックをホワイトでまとめるのがポイントです。
ナチュラルインテリアをベースに、かごや籐のチェアなどをプラスしてロースタイルでまとめるとアジアン+ナチュラルスタイルになります。
ラグも自然素材のナチュラルなものを敷くのがおすすめです。

まとめ

アジアンスタイルのポイントと、さまざまなスタイルとのミックスをできるだけ具体的にコーディネート例をまじえてご紹介しました。
アジアンスタイルの基本を守れば、ミックスインテリアもさほど難しくはありません。
今回はご紹介できなかったインテリアパネルやタペストリーもプラスして、海外リゾートインテリアをぜひ実現してくださいね。