2022/08/11
【書斎の照明にはこだわりたい】憧れの雰囲気を実現する名作照明8選
書斎があると、書き物をしたりゆっくり本を読んだりできるほか、集中して仕事をしたりもできますね。そんな書斎には、リビングやダイニング、キッチン、寝室とはまた異なる書斎に適した照明計画が必要になります。
今回は、書斎の照明の選び方を解説したあと、書斎に適したおすすめの照明器具をご紹介します。独立した書斎とリビングなどのコーナー書斎の両方について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
また子ども部屋の照明計画にも参考にしてもらえます!
\インテリアはプロにおまかせ/
+33,000円で、憧れのインテリアに住もう
Hello Interior の提供する「オンラインコーディネート」は、LINEだけのやりとりで、インテリアコーディネートをプロにおまかせ依頼ができる新しいサービスです。
サービス開始から1,000件以上の実績で、経験豊富なプロのコーディネーターがご予算に合わせて、あなたの憧れのインテリアをデザインします。
目次
こだわりを持って選びたい。書斎の照明の選び方とは?
独立型書斎の場合
ポイント① 全般照明+部分照明
https://www.pinterest.jp/pin/681028774881336642/
書斎の照明と言えば、デスクライトを思い浮かべるかたが多いと思います。
手元を照らすデスクライトの光の質もとても大切ですが、実はお部屋全体の明かりとのバランスが重要になります。
お部屋全体の天井からなどの明かりを「全般照明」といい、手元を照らすデスクライトの照明を「部分照明」といいます。
映画などで暗がりの中、デスクライトの明かりがポッと灯っている・・・なんてイメージを持たれているかもしれませんが、実はそれってとても目が疲れます。
お部屋の全般照明で全体の明るさを確保したうえで、手元の部分照明でしっかりと手元を照らすようにすることが大切になります。
ポイント② 光の色をそろえる
https://www.pinterest.jp/pin/603060206333494619/
極端な話ですがお部屋の天井には青白い蛍光灯が灯っていて、デスクライトはオレンジ色の電球色というパターンをさけていただきたいのです。
光源には必ず色があります。
脳を覚醒させる青白い光を「昼光色」、太陽の光の色に近い色の光を「昼白色」、オレンジ色のあたたかい光を「電球色」といい、電球には必ずその光の色が表記されています。
住宅の書斎に向く色はどれなのかというと「昼白色」です。
青白い光は脳を活性化させるため事務所などでよくつかわれますが、リラックスできないので住宅にはあまり向きません。また、青白い光は文字がはっきり見える色ではありますが、目が疲れやすい色でもあります。
そのため、文字の視認性もよく家庭の光の色としておすすめな色は「昼白色」ということになります。
「昼光色」「昼白色」「電球色」が混ざると落ち着かない空間になってしまいます。そのため、天井やデスクライトなどの明かりの色を「昼白色」でそろえることをおすすめします。
ただし、書斎をリラックス空間としてとらえる場合は「電球色」で統一されることもあります。電球色は文字の視認性はよくありませんが、落ち着いた大人の空間をつくる効果があります。書斎をどのような目的でつかい、どんな作業をするかで光の色を選択するとよいですね。
ポイント③ 間接照明を取り入れる
https://www.pinterest.jp/pin/516717757244607290/
書斎の全般照明に間接照明を取り入れる方法がおすすめです。
書斎ではパソコンやタブレットなどの画面を見ることが多くなりますから、ディスプレイに天井の光源が映りこまない方がストレスがありません。
そのため天井は優しく拡散する間接照明として、フロアライトやテーブルランプを置いて全体的な光の量を調節するとよいでしょう。このときフロアランプやテーブルランプも、ディスプレイに反射しないような場所に設置するのがポイントです。
リビングの一角などのコーナー書斎の場合
ポイント④ 手元灯が重要
https://www.pinterest.jp/pin/603060206332292531/
リビングの一角に家事スペースや子どものスタディスペースをつくる場合は、手元を照らすデスクライトが重要になります。
リビングなどの明かりで、壁面に設けられた書斎スペースに座ると自身の影で手元が暗くなってしまいますし、明るさも足りません。
そのため、棚の下に照明を取り付ける方法や、デスクライトで明るさを確保する必要があります。
このときも、光源が直接目に入ると目が疲れますので、棚の下の照明器具などは間接照明が望ましいです。
デスクライトも光源が見えないタイプがおすすめです。
雰囲気を格上げする!書斎に取り入れてほしい名作照明8選
おすすめシーリング照明2選
光源が見えにくく快適:「SWIRL CEILING (スワール)M」LE KLINT
プラスチックシートをつかったエレガントな名作照明器具を多くつくるデンマークのレ・クリントのシーリングライトです。
こちらの照明は横から見ると巻貝のようで、下から見上げると花のようなデザインが特徴のライトです。
この渦が光源を見えにくくし、やわらかい光だけを拡散します。
商品データ
価格:104,500円(税込み)
サイズ:φ600×H200
光源:LED14-15W×2
LED(◯)、調光(✕)、リモコン(✕)
取付方法:簡易取付型
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/539024649122522668/
写真はレ・クリントのデザイン違いの照明ですが、書斎に設置したときをイメージしていただけると思います。(紹介のシーリングライトはカッパー色ですがホワイト色もあります)
この照明のように、光源が目に入りにくいデザインのシーリングライトを書斎に選ぶようにしてくださいね。
間接照明で目に優しい:「DCL-40641Y」DAIKO
https://www2.lighting-daiko.co.jp/products/file/jpg/40641y_3.jpg
天井を照らすように作られたシーリングライトです。このような間接照明タイプは目に優しく書斎にぴったりです。
また、作業内容によって明るさを変更できる調光も便利です。
商品データ
価格:138,000円(税抜き)
サイズ:φ500×H150
光源:LED(交換不可)
LED(◯)、調光(〇)、リモコン(✕)
取付方法:要電気工事
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/674906694137130959/
こちらはリビングで器具はブラックです。
写真でわかるように光源が全く見えず、天井に光がきれいに広がっています。
おすすめのペンダント照明2選
雑音を吸音:「Under The Bell Pendant Lamp」MUUTO
https://www.gnr8.jp/products/under-the-bell-pendant-lamp
デンマークで2006年に設立された新しいブランドMUUTOのこちらのペンダントライトは、リサイクルされたプラスチックフェルトのシェードに吸音機能があり、静かな書斎空間をつくるのに一役買ってくれる照明です。
商品データ
価格:125,400円
サイズ:φ550×H310
光源:ホワイトボールランプ60W(ランプ別売)
LED(✕)、調光(✕)、リモコン(✕)
取付方法:引掛けシーリング
参考コーディネート
https://www.gnr8.jp/products/under-the-bell-pendant-lamp
写真のようにデスクの上に吊るすコーディネートがおすすめです。
電球は必ず光源がギラギラしにくい乳白色タイプを選びましょう。
書斎のポイントに:「FLOWERPOT PENDANTVP1」&tradition
1968年にヴァーナー・パントンがデザインしたかわいらしいペンダントライトです。
まぶしさも感じにくいデザインですので、デスクの上にポイントとして設置するのがおすすめです。
商品データ
価格:51,700円(税込み)
サイズ:φ230×H160
光源:普通電球40W
LED(✕)、調光(✕)、リモコン(✕)
取付方法:引掛けシーリング
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/413416440795803266/
写真のようにデスクの中央ではなく少しずらした場所の設置がおしゃれですし、チェアに座ったり建ったりするときにも邪魔にならずにおすすめです。
リビングの一角などの書斎コーナーに、ペンダントライトを吊ることでゾーン分けする効果も期待できます。
おすすめフロアライト2選
模様替えにフロアライトで対応:「TOLOMEO MEGA TERRA」Artemide
ミケーレ・デ・ルッキデザインの「トロメオ」シリーズは、アームが自由に動かせるのがポイントです。(シェードの向きは変えられません)
デスクの位置をときどき変更したいと考えられる場合には、ライトも一緒に移動できるのでおすすめです。
商品データ
価格:187,000円(税込み)
サイズ:φ420×H3325(max)×D2160(max)
光源:普通電球150W
LED(✕)、調光(✕)、リモコン(✕)
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/708754060087651988/
アームの2か所で角度を変えられるようになっているこちらのフロアライトは、シェードの位置を思った場所に持っていくことができ、デスクからはなして置いても近くに置いてもつかえるのでとても便利です。
シックな大人の書斎に:「TALIESIN 2」ヤマギワ
近代建築の三大巨匠のひとりフランク・ロイド・ライトがデザインした照明の復刻版です。
光の出方を調整でき、デスクの横や壁際などに置くと大人シックな書斎をつくることができます。
商品データ
価格:319,000円(税込み)
サイズ:W410×D410×H2038
光源:ミニクリプトン25W×10
LED(✕)、調光(✕)、リモコン(✕)
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/4855512080288565/
こちらは素材がチェリーですので、お部屋や家具の素材はチェリーや石材なら相性がよいでしょう。
現在はアーティストとのコラボレーションライトもあり、モダンなアクリルや紙管をつかったものや、チェストナットのナチュラルやブラック、ウォールナットなどカラーや素材を選ぶことが可能です。
おすすめのデスクライト2選
人気デザインを最新機能で使用する:「ANGLEPOISE 90 MINIMINI DESK LAMP」ANGLEPOISE
https://www.conranshop.jp/shop/conran/item/view/shop_product_id/22406/category_id/192
1970年代に人気だったモデルの改良版は、現代のデスクワークに寄り添うデスクライトです。
調光可能なLED電球が使用され、USB電源(携帯用バッテリーもつかえる)と現代的です。
商品データ
価格:19,800円(税込み)
サイズ:シェードφ90×H125、アーム最大320、ベースΦ120×H30
光源:LED
LED(〇)、調光(〇)、リモコン(✕)
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/AYfyEJONdpnhh_nsDD6BKhOn-YXyROHegK4B8eVAKpdXOxfPSUE8ZZk/
デスクライトとして一番違和感のないデザインなのではないでしょうか。
リビングの一角の書斎コーナーにもコンパクトでおすすめです。
とことん目に優しいを追求する:「BALMUDA THE LIGHT」BALMUDA
https://www.conranshop.jp/shop/conran/item/view/shop_product_id/20443/category_id/192
2003年設立の日本のブランド「バルミューダ」は、こだわりのさまざまな電化製品をつくっています。
こちらは、LEDの色にこだわって作られたデスクライト。
太陽光に近い自然な色が目に優しく、調光機能付き。スタンド部分はペン立てとしてもつかえます。
商品データ
価格:40,700円(税込み)
サイズ:W191×D264×H463
光源:LED3灯
LED(〇)、調光(〇)、リモコン(✕)
参考コーディネート
https://www.conranshop.jp/shop/conran/item/view/shop_product_id/20443/category_id/192
子どもの目を守るということを大前提につくられたデスクライトですが、もちろん大人の目にも優しくシンプルなデザインがインテリアになじむことからおすすめです。カラーはブラックもあり、ブラックはシックな書斎にもフィットします。
まとめ
光はその部屋でなにをするかにあわせて選択する必要があります。
書斎では、パソコンなどの画面や書類の文字が読みやすいことが大切です。
この記事を参考に、インテリアを邪魔することのない目に優しい光の照明器具を選んでくださいね。
Hello Interior が自信を持ってオススメする照明メーカー
デザインのパクりパクられが日常的に行われている照明業界の中でデザインポリシーを持ちながら新しい作品を生み出し続けるメーカーをこっそりご紹介します。
●コスパ&デザインなら ARTWORKSTUDIO(アートワークスタジオ)
1997年の創業からデザイナーのこだわりが強く反映された照明を作り続けるARTWORKSTUDIO。デザイン性とコスパの高さから飲食店や商業施設にも数多く導入されています。
●海外高級ブランド照明を探すなら YAMAGIWA(ヤマギワ)
FLOS(フロス)、louis poulsen(ルイスポールセン)、Frank Lloyd Wright(フランクロイドライト)等海外高級ブランド照明を数多く取り揃えている老舗照明器具企業です。
●おしゃれなお部屋に憧れるけど、自分じゃできない、、、そんな時はプロにおまかせ
Hello Interior の「オンラインコーディネート」は、LINEだけのやりとりで気軽にインテリアコーディネートをおまかせ依頼できる新しいサービスです。サービス開始から1,000件以上の実績で、経験豊富なプロのコーディネーターがご予算に合わせて、あなたの憧れのインテリアをデザインします。
▼部屋別の照明特集
▼インテリアテイスト別の照明特集
▼照明の種類別の照明特集