2022/08/14
【プロが解説】和室にラグはありなのか?敷く場合の注意点や実例もご紹介
近年のマンションでは和室がないことも増えてきましたが、やはり日本人にとって畳はリラックスできるスペースです。昔ながらの和室とまではいかなくて、和モダンな畳スペースとして和室を残したいという方も多いのではないでしょうか。
最近は、リビングから見える畳スペースや古民家カフェのようなレトロな和モダンが人気ですね。そういった和室にラグを敷いたらもっとおしゃれにできそうと考えることもあるのではないでしょうか。
ですが自然素材の畳にラグを敷くのはよくないと聞いたことがある方も多いと思います。
今回は、和室に畳はありなのかそんな疑問にお答えするとともに、和室に畳を敷く場合の注意点やコーディネート例をご紹介します。
和室にラグを敷いてみようかな?と考えられているなら、この記事をぜひ参考にしてくださいね。
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和室にラグを敷く場合の注意点
① 小さめサイズを選んで掃除のたびに動かそう
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写真は板間に変更していますが、もとは畳の和室だったであろう空間です。このミニマムなスペースに小さめのラグがぴったり。
畳の上のラグといえば、通気性が悪くなりダニやカビの原因になるというのが一番言われることです。
ですが、天然素材のフローリングなどでも実は条件は同じです。呼吸を妨げないラグを選び、敷きっぱなしにしないことさえ守れば敷いてはいけないということはありません。
敷きっぱなしにしないためにも、ラグのサイズは小さめがおすすめです。
掃除のたびに、動かしてラグの下もしっかりと掃除しましょう。さらに掃除している間はもちろん、たまにはどこかにかけて干しておけば畳にもラグにもGOOD。気軽に動かせるサイズにしましょう。
② 天然素材を選ぶ
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畳は現在はさまざまな素材で作られていますが、ラグを上に敷く場合に心配されるのは通気性です。
その点、通気を妨げない自然素材のラグをつかえば安心です。
麻やウールやシルク、和室らしいイグサのラグなどを選びましょう。
自然素材のラグは、吸湿性と通気性があります。
また、ラグの裏に糊やゴムがべったりとついていると通気を妨げてしまいます。
裏に滑り止めがついているタイプも通気が悪くなる可能性がありますので、裏は必ずチェックしてください。
ただし、小さなサイズで滑り止めがついていないと足をのせたときに滑って危ない可能性もあります。その場合は、滑り止めを優先して使っていないときには畳が空気にふれるようにするとよいでしょう。
和室にラグをおしゃれに敷くポイント
ポイント① アースカラーと日本古来のカラーから選ぶ
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自然素材をつかってつくられる和室には、アースカラーといわれる自然界にある色があいます。
アースカラーは、ブラウンやベージュ、カーキやブルーなどです。
そのほか日本古来のカラーもおすすめ。写真のような藍色や、抹茶や鶯色、小豆カラーなど。
アクセントカラーのラグを選ぶなら、日本画の絵具にあるような色を選んでみましょう。
ポイント② 目的を持って敷くのもGOOD
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和室にテーブルやいすを置くと、畳に脚のあとがくっきり残ってしまうことがあります。
天然素材の畳はある程度の復元力はあるのですが、ずっと同じ場所に置いていると戻らなくなってしまうなど傷んでしまいます。
そんなときに、脚の下にラグを敷いておくというつかい方がおすすめです。
特に椅子は人の体重もプラスされますので、チェアを置くなら足元にラグを敷いておくとよいでしょう。
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目的をもってラグを敷く方法としてほかにも、和室が一段高くなっているような場合に入り口部分に敷いておくという方法があります。
リビングの横の和室が段差をつけて設計されている場合が多いですね。そこにラグが敷いておけば腰かけたときにやわらかいですし、頻繁に出入りがある部分の畳が傷むのを減らすことができます。
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和室にラグを敷くなら参考にしたいおしゃれな和室ラグインテリア実例19選
1人暮らしの和室ラグインテリア実例 4選
くつろぎのスペースをラグでゾーニング
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1人暮らしのくつろぎの場所にラグを敷いて、座り心地も気持ち的にもリラックスできる場所をつくるとよいですね。
特に写真のような円形のラグは、和室の小さめのスペースにぴったり。
座布団ほど和風なイメージにならず、適度なクッション性がのぞめます。
カラーも辛子色に近いイエローで和室にフィットしていますね。
円形は長方形のように曲がっても気にならないのもポイントです。
ベッドの横は1人暮らしに必須
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ベッドから足をおろした時にふわふわのラグがあると気持ちのよい朝を迎えられそうです。
また、1人暮らしでは、ベッドにもたれて本を読んだりテレビを見たりということも多くなりますので、ベッドの横のラグは必須ですね。
ラグがあると見た目にもお部屋全体のリラックス度をアップさせることができます。
こちらは木カラー以外はラグもホワイトでコーディネートして、明るくナチュラルな空間をつくっている例です。
デスクを置くなら椅子の下にラグを敷いて
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仕事をしたり読み書きをするデスクを置くなら、椅子の下にラグを敷いて。
特に写真のようなキャスター付きのチェアは畳を傷つけます。
キャスターが触れる所だけでもラグがあると、けば立ちにくくきれいなイメージが保てます。
写真のような畳の色に近いカラーでも落ち着いた雰囲気になりますし、明るいアクセントカラーにしても頭がさえそうですね!
ゆっくりできる場所をラグでつくる
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1人暮らしでは、さまざまなものが部屋に混在していることが多いので、リラックスして過ごす場所をつくる目的でラグを敷くのもおすすめです。
写真のように1枚のラグをソファとベッドの両方で使えるように配置するのもグッドアイデアです。
和室ラグインテリア実例 客間として使う場合 4選
座布団がわりのラグ
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写真のように、座布団の代わりに上質なラグを用意してもいいですね。
目のつまった厚みのある大きめのラグを選べば、座布団に座り慣れない人も座りやすいでしょう。
細かな作法にもこだわらなくてもよくなり、カジュアルな客間にすることができます。
昭和レトロの雰囲気にシックなラグ
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日本に洋の生活様式が入ってきた頃を思い出させるような、和室に洋家具を置いたレトロインテリアにシックな無地の円形ラグがぴったり。
凛とした背筋が伸びるキリッとした和室に、どっしりとした革のソファとラグがステキなインテリアですね。
正統派和室にモダンな雰囲気と明るさをラグでプラスする
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床の間がしっかりある正統派の和室にラグを敷くと、モダンな要素と明るさをプラスすることができます。
写真のラグはストライプでカラーが入っていますが、彩度はおさえてお部屋になじむぎりぎりのデザインが選ばれています。
和室がかたい…というときに参考にしたいラグの使い方です。
クラシックな伝統柄のラグがフィット
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和室だからと言って和のイメージのラグでなくても、ペルシャやトルコ絨毯のような民族伝統柄がフィットします。カラーは落ち着いた組み合わせで選ぶとあわせやすいでしょう。
写真は壁やソファのブルーも和室を明るくしていますし、濃紺が少し入ったレッドのラグとのコーディネートがステキです。
和室ラグインテリア実例 リビング隣接の和室の場合 4選
ラグで洋室とつなげる
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明るいリビングとつながる和室に、明るめカラーのラグを選んで洋と和をつなぐつかい方です。
ソファは明るいブルー、ラグは明るいグリーンと爽やかにまとめられています。
グリーンのラグは和室にあわせやすいので、何色か迷う場合におすすめです。
観葉植物などもコーディネートするとよりリビングとのつながりが生まれます。
リビングを延長する和室に
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畳の部屋を全体的にレトロな洋風イメージでまとめてリビングを延長した例です。
こちらはイームズチェアの足元にラグを敷いてコーディネートしています。
ロッキングチェアは畳が傷みますので、畳を痛めないように敷いておくという目的もあります。
椅子を動かして座る場所ではないので、写真のように足元だけの最小限の丸形ラグがかわいらしく、チェアが小さく感じる効果もあります。
また、アームチェアやカーテンと観葉植物のカラーをそろえたコーディネートに統一感も感じられますね。
リビングに隣接した和室にはコタツがピッタリ
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コタツがつかいたい!人には、リビングに隣接した和室がありがたいですよね。
冬は、洋室には合わせにくいコタツを置くリラックススペースに和室が役立ちます。
ソファなどが置いてある同空間のリビングと違和感がないように、シンプルなデザインのコタツを選んで大きめのすっきりしたラグを敷くコーディネートがおすすめです。
写真のような毛足が短いラグの方が、モダンなインテリアにすることができます。
ナチュラルインテリアならキリムもおすすめ
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隣接のリビングがナチュラルなインテリアなら、和室にキリムもフィットします。
チェアーを置くなら、写真のように座面が低いナチュラルな塗装のタイプがリビングと和室を緩やかにつないでくれます。
和室は落ち着いた空間ほど天井は低めに設計されています。そのため、低めの家具を選ぶことで圧迫感が減らせます。リビングから和室まで目線を遮る家具をできるだけ少なくすると、広く感じるお部屋にすることができます。
和室ラグインテリア実例 寝室が和室の場合 3選
和室にあう自然素材のラグをベッドの横に
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和室にベッドを置くなら洋室にベッドを置くのと同様、足をおろす場所にサラッとした自然素材のラグを敷いておくのがおすすめです。
和室のイメージにあわせて写真のようにナチュラルカラーのベッドリネンやブラインドなどでそろえるとステキですね!
レトロインテリアにはペルシャを
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落ち着いたアンティークの家具が置かれた和室のベッドには、ペルシャじゅうたんがよくあいます。
ペルシャは、大正・昭和レトロのインテリアにピッタリですね。
シルクの滑らかな肌触りは、就寝前後に触れる素材としてもおすすめです。
お掃除がしやすいように2枚敷きにする
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ラグにベッドの脚をのせてしまうと、掃除のときに動かしにくくなってしまうと思われる場合には、写真のような2枚敷きにしてみては。
ベッドに入ったり出たりするときに足をおろす場所と、ベッドに腰かけて靴下をはいたりする足元にそれぞれそろいの小さめのラグを敷いておくとよいでしょう。
また、写真のように畳の縁のようなデザインのナチュラルなラグは和室にコーディネートしやすくおすすめです。
和室ラグインテリア実例 リビングが和室の場合 2選
ソファを置いてもラグで床座スペースをつくる
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和室がリビングの場合、ソファなどを置くことが多いですが、せっかくなら小さめのラグを敷いて床座の場所をつくりましょう。
前述のようにリビングが和室の場合は、家具は背の低いものを選んだ方がおしゃれにまとまります。低い家具のコーディネートに、畳の肌触りも楽しめる床座を組み合わせて和室のよさを活かしましょう。
和洋折衷でまとめるレトロインテリア
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和室に金属脚のソファという一見斬新なコーディネートですが、ほかの家具は天然木のカーブや円形のデザインでまとめられてバランスがとられています。
これらの家具をまとめる重要な役割を担っているのが全体をつなぐラグです。
ラグの柄も和室につかわれるような文様が選ばれていてとてもステキですね。
和室ラグインテリア実例 ダイニングが和室の場合 2選
古民家カフェのイメージで
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古民家カフェの懐かしくて落ち着いた雰囲気をつくる食事スペースが人気ですね。
写真のように自宅でも和室にラグを敷いてダイニングセットをコーディネートしては。
和室に光沢のあるブラックのラグがフィットするという新鮮なコーディネートです。
カラフルな大柄ラグはレトロなイメージに
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こちらも古民家カフェの雰囲気がおしゃれなダイニングです。
カラフルなラグはお部屋をパッと明るくすることができ、和のイメージの大柄がレトロな印象をつくっています。
写真の屏風はなかなか一般家庭では取り入れにくい柄とカラーかもしれませんが、ラグだけなら挑戦しやすいですね。
まとめ
和室にも洋室と同じようにラグを敷くことで、インテリアをワンランクアップさせることが可能です。
色を入れてお部屋の印象を変えたり、ラグで新しいスペースをつくったりと素足で生活する和室だからこそラグが活躍するといえるでしょう。
和室特有のナチュラルさやかわいらしさ、レトロな印象などをいかすようなラグを選んで、ぜひ和室のコーディネートを楽しんでくださいね!
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2.プレーベル:高級ペルシャ絨毯等輸入絨毯を得意とする
3.アスワン:機能性ファブリックの開発を進める老舗
実際に商品を探す際にはぜひ一度目を通してみてくださいね!それでは、記事を引き続きお楽しみください。
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