2021/06/24
【秋冬インテリアを完成させるおしゃれラグ10選】プロがコーディネート事例とともにご紹介
冬が近づいてくるとフローリングの冷たさを感じたり、足元の冷えが気になってきますよね。
そんなときに見た目だけでなく、実際に暖かさをキープしてくれるラグを敷きたくなりませんか?
保温性が高く、足触りがふわふわ優しいラグが秋冬にはおすすめです。
今回は秋冬にあたたかくてうれしいラグはどんなラグなのかを詳しく解説したあと、具体的におすすめのラグを具体的にご紹介します。秋冬にまねしたいラグのコーディネート例もたっぷり用意していますので、今年の冬支度にぜひ参考にしてくださいね!
目次
- 1 秋冬インテリアを格上げするおしゃれなラグの選び方
- 2 厳選!秋冬インテリアに取り入れたいおしゃれラグ10選
- 2.1 ウールのシャギーラグは1年を通してつかいやすい:「Stratus Ivory Shag Rug」CB2
- 2.2 シープスキンラグでリッチに:「AUSTRIAN SHEEPSKIN IVORY」THE CONRAN SHOP
- 2.3 最高の保温性をカシミアで:「カシミア」FIBER ART STUDIO
- 2.4 真っ赤なフェルトラグであたたかく:「Roses」GENERATE
- 2.5 毛足が短くても密であたたか:「Zenit Coloured Fringes」kvadrat
- 2.6 ヴィンテージモロッコラグで手織りのぬくもり:「ヴィンテージ・モロッコラグ」オルネ ド フォイユ
- 2.7 サンゴのような不思議ラグでほんわり:「JAPAN」GENERATE
- 2.8 ベニワレンデザインのラグをお部屋サイズに:「RAY」KASTHALL
- 3 こんなコーディネートにも挑戦したい!秋冬ラグコーディネート事例
- 4 まとめ
秋冬インテリアを格上げするおしゃれなラグの選び方
保温効果の高い素材のラグを選ぶ
https://www.pinterest.jp/pin/647744358884637779/
保温性が高い素材と言えば、簡単に想像できるのはウールですね。
冬は暖かいセーターを着たくなるのと同じです。
ただしラグに関していえば、ウールは冬だけでなく夏も快適に使える素材で1年を通して使うことができます。
海外ではウールのラグが最も一般的です。染色もしやすくきれいな色が出るのも特徴です。
もうひとつおすすめの素材はシルクです。シルクも保温性がとても高く、さわった直後は冷たく感じても一度あたたかくなればそのあたたかさを保つことができます。
そのため、シルクのパジャマやシーツなどがヨーロッパでは秋冬につかわれています。
毛足が長いフワフワのラグを選ぶ
https://www.pinterest.jp/pin/572309065143064171/
毛足の短い薄いラグより、厚みがあって毛足の長いふわふわのラグのほうが見た目もあたたかいですよね。
写真のようなファータイプのラグや、カットタイプの毛足が長いシャギーラグがあたたかいラグの代表です。
また、毛足が長いだけでなく目が詰まっていることも重要。
ループタイプでも目がしっかり詰まっていれば、床の冷たさを感じずにつかうことができます。
あたたかいということだけで選ぶなら、重量のあるラグがおすすめです。
暖色系のラグを選ぶ
https://www.pinterest.jp/pin/729372102130767473/
真っ青なラグより、赤やオレンジなどの暖色系の色のラグを選ぶこともインテリアにあたたかさをプラスする方法です。
ラグは面積が大きくなるのでお部屋に与える影響が大きく、あたたかい色のラグが目にはいるとお部屋にぬくもりが感じられる効果があります。
厳選!秋冬インテリアに取り入れたいおしゃれラグ10選
ウールのシャギーラグは1年を通してつかいやすい:「Stratus Ivory Shag Rug」CB2
https://www.cb2.com/stratus-ivory-shag-rug/f20214
ニュージーランドウールが贅沢に使われたシャギーラグは、優しい肌触りで見た目もあたたか。
ウールは吸湿性があり、夏はサラッとするので1年中使える点でもおすすめです。
モダンや北欧などにあわせやすいきれいなホワイトはコーディネートもしやすいでしょう。
商品情報
価格:160,253円
サイズ:約2400×3000mm
素材:ニュージーランドウール100%
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/292874782016532345/
すっきりとしたモダンスタイルを邪魔することなく、あたたかさをプラスしてくれるラグです。
写真は明るいブルーをアクセントカラーにしていますが、何色に変更しても対応できますね。
シルクラグでラグジュアリーなあたたかさ:「SAGA 80740」日本フィスバ
https://www.fischbacher.com/en/saga-80810-013/
シルク100%の贅沢なラグです。シルク特有のなめらかさと光沢が楽しめ、カラーは全36種類から選ぶことができて、サイズもオーダーできます。
こちらは落ち着いたぬくもりが感じられるイエロー系のカラーです。六角形の形もリズムのあるおもしろいコーディネートにすることができます。
商品情報
価格:158,000円/平方メートル
サイズ:-
素材:シルク100%
参考コーディネート
https://www.fischbacher.com/en/saga-80810-013
シルクの肌触りは寝起きにとてもやさしいので、写真のように寝室で利用してもいいですね。
ラグのカラーによって、ブルーのベッドリネンが寒い印象になることを防いでいます。
選べるカラーは上品な色がそろっているので、ラグジュアリーな寝室のアクセントカラーをラグで選んでもステキ。
ぜひベッドリネンとのコーディネートを楽しみましょう。
トレンド感のある極太ウール:「KNIT RUG ORR-17-1」RAM
http://www.ram-onlineshop.jp/SHOP/ORR-17-1.html#!
極太のウールを編んだ人気のチャンキーウールブランケットのような印象のラグです。
ふんわりした弾力が気持ちがよく、グレーカラーはモダンや北欧スタイルにぴったりあいます。
商品情報
価格:213,840円
サイズ:1600×2300mm
素材:ウール100%
参考コーディネート
https://www.ram-onlineshop.jp/SHOP/ORR-17-1.html
極太のウールがざっくり編まれたラグは、厚みもあり優しい雰囲気です。表面はフラットなのでモダンにもコーディネートできます。
写真のような北欧スタイルにフィットするほか、石のような印象のグレーカラーなのでインダストリアルにもあわせることができるでしょう。
シープスキンラグでリッチに:「AUSTRIAN SHEEPSKIN IVORY」THE CONRAN SHOP
https://www.conranshop.jp/shop/conran/item/view/shop_product_id/16484/category_id/33
シープスキンラグはふわふわの毛のやわらかさとあたたかさが楽しめ、リッチな印象もプラスできるアイテムです。
ラグとして使う以外に、チェアやソファにかけて使用することもできます。
商品情報
価格:45,360円
サイズ:850×1140mm
素材:オーストラリアシープスキン(天然皮革)
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/695806211159735963/
シープスキンラグは天然の皮革なので、色の出方は一つずつ異なりますのでイメージあうカラーを探しましょう。
写真はホワイトでまとめて素材感で魅せるコーディネート。ざっくりしたニットのクッションカバーやブランケットなどで暖かみをさらにプラス。シープスキンをサイズ違いで複数枚使用するコーディネートもおすすめです。
最高の保温性をカシミアで:「カシミア」FIBER ART STUDIO
https://www.fa-s.com/rug/cashmere02.html
寒さの厳しい山岳地帯に住むカシミヤ山羊の毛は最高の保温性が期待できます。
こちらはカラーも天然色なので、ナチュラルなカシミヤのやわらかい上質な肌触りが楽しめます。
上品でラグジュアリーな空間におすすめしたいラグです。
商品情報
価格:220,000円/平方メートル
サイズ:-
素材:カシミヤ100%
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/46513808638093674/
カシミヤのラグは、素材にこだわったナチュラルなインテリアにあわせたいですね。
写真のようなモダンなレザーのソファがピッタリでしょう。あとは暖炉があればうれしいですね!
真っ赤なフェルトラグであたたかく:「Roses」GENERATE
https://www.gnr8.jp/products/roses
真っ赤な花弁が敷き詰められたかのようなフェルトラグは、見た目も肌触りもとてもあたたか。
デザインもカラーもインパクトがあるので、思いきりカラフルなコーディネートにするか、ラグ以外の色は極力控えるコーディネートにするとよいでしょう。
商品情報
価格:340,200円
サイズ:1700×2400mm
素材:ウールダイドフェルト
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/500110733599143564/
紹介のラグとは異なりますが、インパクトのある赤いラグのコーディネート例としてとてもステキ。
ブルーグレーのカラーに、レッドのラグがとてもあたたかそう。ホワイトの入ったレッドクッションでラグだけが浮くことなくまとまっています。
真っ赤なラグを考えているならぜひ参考にしたいコーディネートです。
毛足が短くても密であたたか:「Zenit Coloured Fringes」kvadrat
密度の高いショートパイルで、独特な光沢がある老舗メーカーのラグジュアリーなラグです。
チベットノットという製造方法で結び目が多く、最高の肌触りで冬も素足で楽しみたくなりますよ。
カラーは21色から選べますが、今回はブラックをおすすめします。
商品情報
価格:153,000円/平方メートル
サイズ:-
素材:ニュージーランドウール100%
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/456833955951621553/
春夏はホワイトのラグを敷くような場所に、秋冬はブラックのラグを選んでみてはいかがでしょうか。
ホワイトよりも寒々しくない印象にすることができます。また、空間を引き締める効果もありギュッと親密で暖かな印象になります。
写真のようにグレーやホワイトのインテリアに特にフィット。シープスキンのコーディネートもポイントです。
ヴィンテージモロッコラグで手織りのぬくもり:「ヴィンテージ・モロッコラグ」オルネ ド フォイユ
https://shop.ornedefeuilles.com/shopdetail/000000007911
モロッコの民族ごとに柄やデザインに特徴のあるモロッコラグ。手織りで一つずつ仕上げられた味のあるゆがみがあたたかい印象です。
素材もウールで明るいカラーリングが秋冬にもぴったり。フリンジもあたたかさをプラスしてくれますね。
商品情報
価格:126,360円
サイズ:2040×1180mm
素材:ウール
参考コーディネート
https://shop.ornedefeuilles.com/shopdetail/000000007911
ヴィンテージのラグは使い込まれてやわらかくなっています。そのため足触りも気持ちがよく秋冬にホッとできます。
また、写真のようにモダンスタイルに手織りの民族柄を取り入れるインテリアは人気があり取り入れやすいです。
モロッコラグのフリンジは片側につくので、フリンジ側が空間に向くような敷き方がおすすめです。
サンゴのような不思議ラグでほんわり:「JAPAN」GENERATE
https://www.gnr8.jp/products/japan-coral
ジャパンという名前のついたラグはスペイン出身のデザイナーが日本をイメージしてデザイン。
サンゴカラーは特に今年注目です。ランダムに配置されているので、遠目に見るとアンティークペルシャのような雰囲気にも見えてコーディネートしやすいラグです。
商品情報
価格:253,800円
サイズ:1700×2400mm
素材:ウール100%
参考コーディネート
https://www.gnr8.jp/products/japan-coral
ミニマムな空間にも暖かみをプラスしてくれるラグです。
ベースのカラーがあわせやすい色なので、どんなスタイルにもフィットするでしょう。
毛足も短いので、写真のようにダイニングに敷くのもおすすめ。ダイニングにはもう一つ大きなサイズ2m×3mも検討してください(ダイニングチェアーがラグから出ないサイズがおすすめです)
ベニワレンデザインのラグをお部屋サイズに:「RAY」KASTHALL
https://www.kasthall.jp/collections/ray
ベニワレンラグが人気ですが、手作りのためサイズもまちまちで、大きなものは少なかったりします。
そんなときに、お部屋にあうサイズがオーダーできるベニワレン風のデザインのラグがおすすめ。
こちらはスウェーデンの老舗ラグメーカーのラグで品質も折紙つきです。
また、カラーも6色から選ぶことができ、ホワイトベース以外で探されている方にもおすすめです。
商品情報
価格:593,000円~
サイズ:-
素材:毛50%、麻50%
参考コーディネート
https://www.pinterest.jp/pin/597852919266660364/?nic=1
グレーやモノトーンインテリアにコーディネートされることの多いベニワレンラグですが、写真のようなシックなインテリアに敷くと新鮮でおしゃれ!
毛足も長めなのでふんわりした踏み心地。シックなカラーの起毛クッションなどとあわせて冬コーディネートを完成させましょう。
こんなコーディネートにも挑戦したい!秋冬ラグコーディネート事例
冬は重ね敷きであたたかさを演出する
https://www.pinterest.jp/pin/581034789407841485/
四季のある日本では1年を通して同じラグで過ごすのは難しいですね。
住居でも障子や簾など季節によってかえてきたこともあり、ラグもあたたそうなラグと麻のサラッとしたラグを敷き替えたくなったりします。
もちろん、ラグの寿命を延ばす意味でも季節を楽しむうえでも、敷き替えて楽しむのも一つの方法です。
ですが、ラグはクルクルと巻いて保存するのが基本なので保存時のサイズが大きくなりますし、敷き替えずに1年中使えればいいなと考えますよね。
そんなときにおすすめなのは、重ね敷きです。
たとえばジュートラグを敷いておき、冬はウールや写真のようなファーを重ねます。そうすればあっという間に秋冬仕様に。さらにクッションカバーもチェンジすれば完璧です。
できるだけ大きく敷き込む
https://www.pinterest.jp/pin/452541462554183972/
写真は部屋全体にカーペットを敷き込んでいる例ですが、できるだけ大きなサイズのラグを敷くのも秋冬に意識したいポイントです。
フローリングやタイルなどひんやりする場所を少なくして、暖めた空気をできるだけ逃がさないように。
ソファゾーンにラグを敷く場合も、ソファの前だけでなくソファコーナー全体をカバーするサイズを意識して。ふわふわの面積が多ければ見た目も暖かです。
お部屋の中で一番暖かな場所にラグでコーナーをつくる
https://www.pinterest.jp/pin/646759196466165939/
たとえば写真のように暖炉の前やヒーターの前など、普段はすっきりさせている場所にラグを敷いてあたたかくくつろげるスペースをつくっては?
パーソナルチェアを置いても、写真のようなふかふかカバーのビーズクッションを置いてもいいですね。
まとめ
そろそろ秋の気配が感じられるようになってきましたね。
お部屋も少しずつ秋冬仕様にして、模様替えを楽しみましょう。
まずはこの記事を参考に、あたたかい雰囲気と見た目に効果のあるラグを選んでお部屋に取り入れてみてくださいね!
▼色別のラグ特集(定番カラー)
▼色別のラグ特集(ぜひチャレンジしたいカラー)
▼柄別のラグ特集
▼形状別のラグ特集
▼敷く場所別のラグ特集
▼インテリアテイスト別のラグ特集