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      2021/01/23

ウォールウォッシャーとは?プロが住宅に取り入れたおしゃれな実例とともに徹底解説

おおたひろこ
著者:おおたひろこ (インテリアコーディネーター)

大学で建築を学び、建築・インテリア業界で10年以上勤務したのちライターに転身。インテリアコーディネーター資格保有。自宅はモダン+グリーン多め、子どもとペット共存のインテリアです。専門的な視点と生活者の目線で、皆さまのインテリアづくりをお手伝いします。

ウォールウォッシャーという言葉をご存知の方は多くはないと思います。商業施設で多く使われる手法でしたが、最近は住宅にも利用されることが増えました。
その名の通り、壁を洗うように光が照らすことで、上品なお部屋の演出方法としておすすめのライティングプランです。

そうは言ってもどんなものかわかりにくいと思いますので、今回はこのウォールウォッシャーについてわかりやすく解説したあと、実際に住宅でどのように活用されると効果的なのかをふんだんなコーディネート例とともにご紹介します。この記事を参考にぜひおしゃれなウォールウォッシャーをお部屋に取り入れてくださいね!

 

ウォールウォッシャーとは?その効果とともに徹底解説

ウォールウォッシャーとは?

ウォールウォッシャー 商業施設 イメージ

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ウォールウォッシャーは、壁面を均一に流れるように照らす照明手法のことです。
天井に面した壁の上の方から、きれいに光が広がるのが特徴です。

写真のような壁を商業施設でよく見かけると思います。ウォールウォッシャーは印象的な天井の高いエントランスでつかわれることが多い手法です。空間がより広く見える効果や、高い天井でも上部に暗がりができず明るく開放的に感じる効果があります。

ほとんどの場合、照らしたい壁面から1メートルほど離れた場所にウォールウォッシャータイプのダウンライトや直管LEDなどを設置して壁面を照らします。

以前は広い壁のある商業施設で主につかわれる手法でしたが、最近は住宅でも印象的な壁面を照らす方法としてつかわれるようになりました。

ウォールウォッシャータイプのダウンライトには、壁面方向だけを照らすものと、壁面と床の両方を照らすタイプのものがあり、どのように照らしたいかで器具を選択します。

ウォールウォッシャーの効果とは?壁面照明のおしゃれなインテリアを楽しもう

ウォールウォッシャー ライト 設置例 住宅

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近年は住宅の壁の一部に素材感のあるタイルがつかわれることが増えました。こういった凹凸のある壁は天井面から光をあてるとより表情が出て立体的に感じられます。

全般照明でお部屋全体を均一に照らしてしまうとせっかくの立体的な壁がのっぺりとした凹凸のない壁に見えてしまいます。そんなときにウォールウォッシャータイプのダウンライトで照らすと壁全体を美しく際立たせることができます。壁面にタイルなどをはるのなら、せっかくですからおしゃれに演出しましょう。

また、壁面を照らすとお部屋が明るく感じる効果があることも見逃せません。

お部屋が暗いのはいやなかたは、たいてい壁が暗くなっていたり天井の隅が暗くなっていたりすると気になってすべてに光が回るようにしたくなってしまいます。ですが、リラックスできる住宅の照明計画には、全体をまんべんなく照らすよりもメリハリのある多灯照明がおすすめです。
ウォールウォッシャーで天井から優しく光が広がっていると、お部屋全体の明かりをおさえても暗く感じにくくリラックスできるお部屋にすることができます。

さらに、お部屋の奥の壁を照らせば奥行きが感じられて広く感じる効果も期待できます。また、吹き抜けの天井近くの壁などに利用するとさらに天井がさらに高く開放的に感じられます。

つまり、ウォールウォッシャータイプのライトをうまく使えば、お部屋をよりおしゃれに空間を贅沢に演出することが可能になるのです。

ウォールウォッシャー照明とユニバーサル照明の違い

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ウォールウォッシャー照明は、壁を照らすことを目的に一方方向に向かって照射されるライトで、見た目や形状はさまざまあります。写真のタイプは半分ほどカバーがついたダウンライトタイプですが、カバーはなく見た目は普通のダウンライトというものもあります。

一方ユニバーサル照明は、光の向きが変えられるタイプです。(ただし壁の上部は照らすことができません)
壁全体ではなく絵画など壁の一部に光をあてたい場合などに使用されます。

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ウォールウォッシャーのおしゃれな使い方!インテリア実例12選

ここからウォールウォッシャーのコーディネート例をご紹介しますが、住宅にウォールウォッシャーを使用している例が少ないため、通常のダウンライトやユニバーサル照明を使用した写真をご紹介しているものもあります。
ウォールウォッシャーを利用すると、下の写真のような光のイメージなります。(光のラインがでずに優しく均一に照らされます。壁からの距離と器具の間隔によって光のイメージが変わりますので、メーカーのショールームなどで相談されるとよいでしょう)

ウォールウォッシャー 光 イメージ

https://www2.panasonic.biz/ls/lighting/smartarchi/products/indoor/down_light/led_glareless_ww.html

ウォールウォッシャー×テレビボード上のインテリア実例

テレビ鑑賞の邪魔にならない印象的な壁をつくる

ウォールウォッシャー テレビ 壁 例

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視線が向くことの多いテレビを設置する壁に、ポイントになるタイルなどをはった場合はウォールウォッシャーの光をあてると、凹凸の影が出てより立体的になり目立たせることができるのでおすすめです。

またテレビのまわりに、はっきりした光のラインがあると画面が見えずらくなりますので、スポットライトや通常のダウンライトで壁を照らすよりも優しく全体を照らすウォールウォッシャータイプが向いているでしょう。

テレビ画面への映り込みに注意

テレビ 壁 ウォールウォッシャー 例

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ウォールウォッシャーは壁面から90センチほどはなれた場所に設置するため、テレビの位置が高い場合は特にテレビ画面に光源が映りこんでしまうおそれがあります。テレビを見るときに座る位置とテレビの位置、ウォールウォッシャーの位置を確認して光源が映らないような場所に器具を設置しましょう。

ほかにも、こちらの写真のように光沢のある壁面に照射すると、光が映ってしまいダウンライトがたくさんあるように見えてしまことがあるので注意が必要です。光沢のない壁面に向けて設置するか、枠が光って見えないグレアレスタイプを選択するとよいでしょう。(グレアレスは住宅用では用意がない可能性がありますので、設計者に相談してください)

ウォールウォッシャー×リビングのインテリア例

シックなリビングを演出する灯り

ウォールウォッシャー リビング 例

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たとえばリビングの明かりを落としてシックなインテリア空間を演出したい場合に、ウォールウォッシャーで壁を照らしておくと暗くなりすぎず高級感のある大人の空間にすることができます。
その場合はウォールウォッシャーを調光できるようにしておくと、お部屋のイメージに明るさをあわせられるのでおすすめです。

ウォールウォッシャー×吹き抜けのインテリア実例

ホテルのような高級感を演出

ウォールウォッシャー 吹き抜け 例

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吹き抜けは壁面が大きく天井が高くなるので、ウォールウォッシャーが効果的に使える場所です。
天井付近の壁を灯すと、ホテルのような高級感を演出することができます。

吹き抜け空間に広がりを得る

吹き抜け ウォールウォッシャー 例

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吹き抜けにウォールウォッシャー照明をとりつけると、天井近くが明るくなり目線が向くので吹き抜けがさらに高く広く感じられます。また、写真のようなホワイトの壁に照射すると、濃い色の壁を照らすよりも空間が明るくなり効果が高まります。

ウォールウォッシャー×寝室のインテリア実例

眠る前の落ち着いた空間演出にぴったり

ウォールウォッシャー 寝室 設置例

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ウォールウォッシャータイプの照明は寝室の天井にも適した照明です。
壁を照らすので通常のダウンライトのようにまぶしさが感じにくく、ベッドサイドの明かりと組み合わせて眠る前の落ち着いた空間をつくることができます。
寝室も調光機能をつけておき、ごく弱い光にしておけば常夜灯としても使用できるでしょう。(その場合はベッドの足元側の設置がおすすめです)

ヘッドボードやアートをやさしく照らす

寝室 ウォールウォッシャー 設置例

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デザインに特徴のあるベッドのヘッドボードや写真のようにアートを照らすなら、寝室にはスポットライトなどでは光がきつすぎるので、やさしく照らすウォールウォッシャーがぴったり。高級ホテルの客室のようなラグジュアリーな演出が可能になります。

ウォールウォッシャー×トイレのインテリア実例

狭い空間だからこそ奥の壁を照らす

ウォールウォッシャー トイレ 設置例

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トイレのようなコンパクトな空間の奥行きと広がりが感じられるように、一番奥の壁をウォールウォッシャーで優しく照らす方法もおすすめです。さらに、写真のように印象的な内装材を使用しておしゃれに演出するのも最近のトレンドですね。
こちらの場合も、鏡にライトが映りこまないように注意して設置ください。

ウォールウォッシャー×バスルームのインテリア実例

毎日の入浴を上質な時間に

ウォールウォッシャー バスルーム 設置例

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日々の疲れを取るリラックス空間としてお風呂にこだわるかたもふえています。ですがよくある防水の乳白色のブラケットなどで照らしてしまうとせっかくの空間が台無しになってしまいます。
そこで、写真のように黒の石材などをウォールウォッシャーで優しく照らし上質なバスルームにしましょう。(バスルームで使用できるウォールウォッシャー照明は専門家に確認してください)

この場合も奥の壁を照らすと、広がりが感じられる効果がプラスできます。

ウォールウォッシャー×屋外のインテリア実例

光害を減らして明るいアプローチへ

屋外 ウォールウォッシャー 設置例

https://www.pinterest.jp/pin/458874649532771903/

軒下用のウォールウォッシャーライトをつかい、玄関までのアプローチをドラマチックに演出しましょう。
壁面をやさしく照らすだけなので、まぶしさも感じず、近隣への光害の心配もなくおすすめです。
写真のようなアプローチなら、正面のダウンライトは玄関側を照らすようにしておくと誘導効果もありますよ。家に帰ってきたとホッとできるアプローチを目指しましょう。

ウォールウォッシャーで演出しながら防犯を意識

ウォールウォッシャー 屋外 設置例

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外壁の素材を際立たせる演出をしながら、植込みに暗がりをつくらない照明計画もおすすめです。
スポットライトでは明るすぎたり、地面からの光では建物に植物の影が映ってしまうような場合に、軒下用ウォールウォッシャーがきれいです。

ウォールウォッシャー×テラスのインテリア実例

テラスとリビングを一体空間として演出する

屋外 ウォールウォッシャー 設置例

https://www.pinterest.jp/pin/733453489298665108/

リビングとテラスを一体空間としてつかいたいとき、床材や壁をそろえることが多くなりますね。
このときに、照明もそろえるとより一体感がうまれます。
室内からテラスの軒まで連続してウォールウォッシャー照明を設置するとより連続性のある空間にすることができます。

まとめ

ウォールウォッシャーは壁を照らすシンプルな器具ですが、その分つかい方を工夫すればさまざまな演出が可能になるライトです。照明器具自体の存在感は小さく、どちらかというと光をデザインする感覚です。
光のデザインが成功すると上品で飽きがこないライティングが実現します。ぜひ専門家にも相談しながらウォールウォッシャーでお家の照明をワンランクアップしてくださいね!

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