2023/08/11
【プロが解説】常夜灯を設置するべきか否か。常夜灯を設置する場合のおすすめ照明やコツもご紹介
常夜灯は、明るすぎない光を夜の間中つけておく照明です。
その役割は大きく分けて、暗い時間に家の中を移動するときの安全面から設置する場合と、真っ暗だと眠れないなどの心理的な面から設置する場合があります。
今回は、常夜灯を設置した方がいいのはどんな時なのか、また設置のタイプ別にどんな常夜灯が適しているのかを解説します。
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常夜灯とは?その役割を考える
常夜灯とは?
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常夜灯とはその名の通り、夜の間にずっとつけておく明かりのことです。
和室で就寝するのが当たり前だったころ、プルスイッチ(紐を引っ張ってオンオフするスイッチ)がついている照明が天井にあり、ひもを引っ張ると「明るくつく→少し暗い明かり→薄暗いオレンジの明かり→消灯」と切り替えられるものが多くありました。
この照明の「薄暗いオレンジの明かり」が常夜灯と呼ばれているもので、寝ている間真っ暗にならないように小さな「ナツメ球」をつけっぱなしにしていた照明です。
現在もこのタイプの照明を和室に限らずつかうことがあります。
ほかに、天井面ではなく写真のように足元の低い位置に夜の間に点灯する照明も常夜灯と言います。
寝室に限らず、廊下やトイレなどに設置して、夜の間にトイレに起きたときに安全に移動できるように設置されます。
また夜に目を覚ましてトイレに行く場合に、通常の照明では明るすぎて目が覚めてしまうことがあるため、明るさをおさえた常夜灯を設置します。そのほうが入眠がしやすくなることから選ばれることが多い照明です。
常夜灯を寝室につけるべき?睡眠との関係を探る!
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寝ているときの明るさについて、民間の安眠講座では、
寝る前には、街灯下程度の明るさにするのが睡眠にとって理想なのですね。就寝中は10ルクス(豆電球程度)がよく眠れるそうです。
寝る直前には、小玉電球にしましょう。真っ暗が好きという方もいますが、寝ている時に真っ暗であると人は不安に感じるようです。どうしてもの方は、少し月明かりが入るくらいがいいと思います。また、トイレなどで一度起きてしまった時に蛍光灯で強い光を浴びてしまうと脳が冴えてしまいますので、暖色の電球や誘導灯が廊下にあると便利です。
としています。
今までの習慣などもあり人によって眠りやすい環境というのは異なりますが、一般的には暖かい色の薄暗い明かりが眠りを妨げにくいと考えられます。
常夜灯を設置する場合のポイント
常夜灯の明るさはどのくらい必要?まぶしくならないために気をつけたいこと
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常夜灯がまぶしく感じるか感じないかは、電球そのものの明るさのほか光の色、そして設置場所が関係してきます。
たとえば常夜灯用の小さな豆電球タイプでも、いわゆる昔からつかわれてきた「ナツメ球」と言われるものとLEDでは明るさが異なりますし、LEDは同じ消費電力でもメーカーによって明るさが異なります。
また、電球の色が白っぽい場合とオレンジ色の場合でも明るさの印象が異なります。(白っぽい方が明るく感じます)
ほかに電球のガラス部分が乳白色なのか、クリア(透明)なのかでもまぶしさの感じ方が変わります。(さらに照明器具自体にカバーがあるかないかも影響します)
とにかくまぶしくしたくないという場合は、LEDなら消費電力0.5Wで電球色、電球部分は乳白色を選ぶとよいでしょう。(ただし、同じ条件でもメーカーによって違いがあります)
電気代はどれくらいかかるの?旧来のナツメ球とLEDを比較する
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電気代は消費電力から考えます。
旧来のナツメ球は5Wのものが一般的で、LEDは0.5Wのものが多くなります。
つまり単純に電気代はLEDにすると4.5Wの節約になります。これは年間で約200~350円ほどの節約になります。
場所別常夜灯を設置する場合のポイント
寝室に常夜灯を設置する場合
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寝室に常夜灯を設置する場合、就寝時に光源が視界に入らないほうが、まぶしく感じることが少ないのでおすすめです。
そのため天井の真ん中のシーリングライトなどにつけるのではなく、視界に入らないテーブルの上や床に近い低い位置に設置するとよいでしょう。
階段や廊下に常夜灯を設置する場合
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常夜灯の大切な役割のひとつが、廊下や階段などの通路を安全に照らすというものです。
夜間にトイレに起きたときに、暗闇の中でスイッチを探したり、普段使う照明をつけて明るすぎて目が覚めてしまったりすることを防ぐことができます。
廊下や階段についても、視線の先に常夜灯を設置しない方がまぶしさを感じません。
床に近い(床から30センチ程度)の位置に設置すれば、足元もしっかり照らすことができます。
また、階段については階下では1段目に設置して、階上では上りきった場所に設置しましょう。そうすれば階段をおりるときに、段差に近づくと照明がついて安全です。
もしもフットライトの間隔が広くなりすぎる場合は、(目安2メートル以上)間にもう1灯設置します。
プロが選ぶ絶対はずさない定番常夜灯3選
新築の場合におすすめの保安灯:「AE42045E+AE42043L」コイズミ
こちらの常夜灯は、暗くなると自動で点灯し、明るくなると消灯します。
また、専用コンセントにぴったりと取り付けられるライト部分はコンセント仕様になっていて、いざというときにははずして携帯電灯として持ち運びが可能です。
さらに停電時には、自動で点灯するので安心です。
保安灯を取り外せば、プレートは通常の2口コンセントとして使用が可能です。
商品データ
価格:AE42045E→1,980円、AE42043L→6,800円(税抜き)
コンセントタイプ(プレートは要電気工事)
キャンドルのような優しい光を寝室に:「Bellhop」GENERATE
https://www.gnr8.jp/products/bellhop
充電式のテーブルライトは調光が可能ですので、ごく小さな光にして寝室に置いておく上質な常夜灯としておすすめします。
夜間に目覚めてキッチンなどに移動したいときには携帯することも可能です。
商品データ
価格:38,280円
USB充電タイプ
無段階調光で希望の明るさに:「ダイヤル式LEDライト 型番:MJDLL‐1」MUJI
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548076749998?searchno=18§ionCode=S00712
コロンとしたかわいらしいシンプルなフォルムのライトです。
決まった段階での調光ではなく、自由に無段階で光の量が調節できるので、欲しい光が選択できます。
USB充電式で、非常時にも助かるライトです。
商品データ
価格:3,890円
USB充電タイプ
まとめ
入眠もしやすくいざというときには安全面でも必要になる常夜灯ですが、探すとなるとどんなものがあるのかみつけにくいですよね。今回は常夜灯の役割とポイント、インテリアを壊すことのないデザインの常夜灯をご紹介しました。
この記事を参考に、好みの照明器具を探してみてくださいね!
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